相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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調査発表

2010-04-28 20:21:39 | 日記
去る昭和五十九年四月発表から始った「明治本場所の
幕内記録アラカルト」の題目は次のとおりです。

(1)全勝力士が消えた星(2)初対戦あれこれ
(3)カード別記録総まくり(4)新入幕物語
(5)新三役物語(6)十両との対戦総ざらい
(7)番附醜名に使われた文字
(8・9)力士の出場率(10)東西制回顧
(11)改名物語(12)大関力士の勤務評定
(13)全休力士物語(14)最終出場の成績
(15・16)勝越し&負越し(17)同名異人対同名異人
(18)削られた好取組(19)三役陣、星の潰しあい
(20)勝利数物語(21)東方力士と西方力士と
(22)年度別の優秀力士(23~25)仮想番附
(26)連勝と連敗(27)架空・是より三役
(28・29)金星と銀星(30)引分け物語
(31)力士の名前(32)対戦範囲を探る
(33)同名異人との対戦(34・35)架空殊勲賞
(36・37)関脇の成績(38)不可解な取組編成
(39)対戦人数を探る(40)勝利数三傑物語
(41・42)出場回数物語(43)連続出場を探る
(44)横綱推薦基準を探る(45)大関降下制度の検討
(46)三役を維持した力士(47)取組数の移り変り
(48)十両陥落物語(49)一場所限りの栄光
(50~52)誰が明治最強力士か
(53・54)勝負預り物語(55・56)昔の横綱は強かったか
(57)□□山の成績(58・59)山と山の対決
(60)力士の本姓(61~63)力士の星座
(64・65)筆頭力士の成績(66~68)山と川の対決
(69~72)同位対戦物語(73・74)二枚目対三枚目
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最下位

2010-04-28 12:50:37 | 日記
 『日本相撲史』江戸篇をあらためて検証してみた…。
閏月に本場所開催が6度ばかりあったのに、すべて無
視してしまっております。

 昭和三十一年五月の著者による「あとがき」には…
この書の眼目は二百年来の番附、勝負星取を明らかに
することにあるのだ…と断じていますが果してどうか。

 中巻の明治・大正篇の星取表は、十両最下位(←幕下
10枚目)まで揃っている〔但し、番附外出場で一部洩れ
ている。〕けれども、上巻はその点、随分いい加減です。

 『相撲起顕』収載の享和以降は、二段目10枚目まで
不備はないものと思っていたら、残念でした。
 天保五年春まで11場所が、東西もしくは、東方・西方
の片方の最下位(現十両)の星取り表不掲載なのである。
大抵その場所の平幕が8枚と多いときであります。

 具体的には…天保年間は前記1場所だけですが、文政
期は意外に多く、8場所も不備であることが判りました。
あとは、文化元年冬と享和二年冬が幕下10枚目は載って
おりません。

 その他、文政十二年冬の二段目10枚目あたりが…鳥渡
おかしい…不自然な状態なんです。
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