相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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2冊めをget!

2010-04-27 20:12:24 | 日記
 出版社が“我国最高の相撲文献”と標榜していた
酒井忠正もと伯爵・農相の大著『日本相撲史』上巻
「神代から江戸時代」を…奮発して¥30,000
にて再度購入いたしました。
 HP「歴代相撲協会役員一覧」〔手前味噌みたい
だが小生も協力したのに…〕を7年も更新せずに、
もう相撲(史)なんか興味をなくしたというN君から
譲渡─彼はK氏から¥50,000で購入したそうな。
 なんで2冊めを慾しくなったのか。理由はひとつ。
発刊から7年後の昭和三十八年に¥2,500の定価で
買ったやつは、頻繁にページを開いて〔必ずしも毎日
ではないが…〕いるうちに、痛みが激しくなって
きました。本文の紙が破れそうになっている箇所も
あるくらい…。
 書き込みも沢山あります〔と、いっても99%鉛筆〕
節会相撲のあたりはあまり捲らないが江戸勧進相撲
は肝腎なので汚れている部分もあります。

 47年前入手のは「限定刊行1500部の内第1302番」と
あるが、今回のは“欠番”になっているのはなぜだろう

 個人で上巻を現在所有している方はどれくらいの数
なのか見当つかぬが2冊所蔵者はすくないでしょうね
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頭でっかち

2010-04-27 12:50:26 | 日記
 大正七年五月場所の番附が前代未聞の“頭でっかち”
でありましたなぁ…。超剛横綱太刀山引退に替って、
小兵の大力士栃木山が新横綱へ…4人横綱は変らず…
しかし、東方が正位に大錦(卯一郎)、張出に栃木山・
西ノ海(←錦洋)のふたりで計3人に対して、西方には
正位の鳳だけという不均衡…。
 大関陣は、前場所が東に栃木山、西に朝潮(←朝汐←
朝嵐)・伊勢ノ濱という陣容だったので、栃木山が抜け
東方ゼロ、西方2名なので、東へ九州山(十郎)、西へ
千葉ヶのアベック昇進…という次第で大関も4力士
━東1・西3。
 結局、4横綱・4大関になってしまい、東西を合計
して…やっと4対4のバランスだけ整えた恰好である。
 横綱・大関の粗製・濫造と批判・非難されても…誰
だって反駁できまい──という見解を象徴するような
大正期の大相撲番附でありました。

 ちょっとばかりの短文を終ります。
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