もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

子規庵

2010-02-05 | 日常
念願だった子規庵を訪れる機会がありました。
こんなに小さな家で、こんなに小さな庭を全宇宙として、8年もの間、床に臥し創作したのかと思うと、執念を感じます。
晩年の日記には、病人のわがままや癇癪が生々しく著されていて、生きるという事の厳しさを教えてくれます。
それを支え続けた女性たちというのも、美しさがあるように思う。
というか、それが自己実現なのだろうとね。
不惜身命だな、この一家。

とにかく、凄い気を感じました。
人間って、捨てたもんじゃないの