もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

声というもの①

2004-10-01 | 音楽
昨日いただいた、ほっとひといきさんのコメントをはじめとして、最近、私の声に関して、いろいろと言っていただく機会が多い。
声はほかの楽器と違い、買い換えることが出来ない。「テクニックが付いてきたから、ワンランク上の楽器を・・・」なんて出来ないのだ。ん、まあ、諦めも付く。これで行かなくちゃいけないと。これを育てなければいけないと・・・。(ホントは、もっとセクシーな艶っぽい声が良かったんだけどね・・・ちぇ!)
ただ、これを育てるのはなかなか大変だ。かなりわがままな上、金喰い虫なんだ。
反抗期も凄かった、長かったね。まぁ、今はちょっと、落ち着いたけどね。
反抗期は結局、私が悪かったの。あまり、私自身の声を受け入れてこなかった。マティスみたいな声が良いな~とか、アメリンクみたいな声が良いっ!とか、真剣に思ってたね。マティスの声はマティスのものでしかなく、アメリンクの声はアメリンクのものでしかない。それに気付くの、遅かったの(笑)。毎日彼女達の歌を聴いたら、そんな声になると思っていた訳。毎日、ナオミ・キャンベルのポスター見ても、ナオミ・キャンベルのスリーサイズには、ならないのにね・・・。
自分の声を受け入れるのにまず、時間がかかった。自分の筋肉、声帯、精神を受け入れるのに、時間がかかりました。そして、今の自分に寄り添っていく(アンサンブルしていく)こと、今出た自分の声に寄り添っていく(アンサンブルしていく)こと、今出た伴奏者の音に寄り添っていく(アンサンブルしていく)こと。そうしていくと、まず、楽になった。前にあった、霞が晴れた。私の声を探っていくしかないのかしら、とね・・・。

んん~っ、でも、もっとセクシーな声が良かったんだけどぉ~、何度も言うけど・・・。
ププッ・ピドゥ~!(往生際悪いんですっ)。