
2022年7月30日(土)
巻機山山頂 キンコウカに彩られた三ツ池

避難小屋を過ぎCTは30分の登り。 登り切った所が御機屋でまだ山頂とは言えない。

避難小屋から先の雪田草原はお花畑で美しいと読み、
確かにその通りなのだがここに来て登ることが非常に辛くなってきた。

お花を撮りながらゆっくり進む。
御機屋直下を登っていると下りてきた人が「ここが一番辛いですよね。あと少しですよ!」
と励ましてくれて、「そうか、そうか。みんなここが一番辛かったんだ。」と思うとあとひと頑張りできた。

ようやく御機屋(巻機山山標柱)にと~ちゃく!(9:48)
YAMAPで見ると避難小屋から23分で到着したことになっているが、本当かな?
すごく辛くて、すごく長い時間歩いていたように感じた。
なので、ここに到着したとたんに空いている木のベンチに座り込み、冷たい飲み物を飲んでおやつを食べた。
次の本当の山頂までまだあと30分くらい歩くのだ、という気持ちでいた。
ところが、おやつを食べて地図を確認すると山頂まであと10分? え?
そうか~!!
「ではさっさと行ってくるか」とも思ったが、あと10分ならせっかくベンチに座れたので先にゆっくりお昼ご飯にした。

山標柱の前で記念撮影をしている人たちがいたので、私も撮ってもらった。
ここは御機屋(おはたや)という場所で、南魚沼では古くから織物が盛んだったため、
巻機山は機織りや養蚕の神として祀られていたそう。
御機屋には機織りの姫が住むという伝説があるのだとか。
なぜここに山標柱があるかというのは、この伝説と山頂保護のため、ということらしい。

お昼ご飯休憩の後、山頂に向かって歩き始める。

イワショウブやシラネニンジン?などの小さくて白い花があちこちに見られた。

巻機山山頂と~ちゃく!(10:40)
ここから牛ヶ岳へはCT20分。 往復すると40分以上だな。
とても疲れてしまったし、雲に巻かれ始めているし、下山も長いので、もうここまでとした。

山頂周辺から前巻機方面を見る。
中央のこんもりしたのが前巻機とニセ巻機山。 右に下って行ったところに避難小屋。
帰りはあそこだけ登り返し。

イワショウブ、シラネニンジン?、ノギランなどが咲く草原の中を歩いてゆく。
残念ながら越後三山は雲で見られなかった。

ニッコウキスゲはあまり見られなかったが、キンコウカが一杯でこれもきれいだった。

ノギランもあちこちに。

イワショウブは咲き始め。

よくよく見るとモウセンゴケも花盛り。

あら、こんなお花もいた。 ひとつ見つかるとあちこちに見えてくる。

さて、上りで大変だったこの斜面を下って帰ろう。(11:06)

雲で周囲の景色を眺められなかったのは少し残念だったが、この稜線歩きができて満足。

振り返りながら下る。

ニッコウキスゲも少しは見られた。

美しい雪田草原と、一面のキンコウカを目に焼き付けて下山して行った。
予想以上に暑くなったが、準備を整え、早立ちしたことで焦らずゆっくり歩くことができたので、体調も悪くならず終始良い状態で歩けたのが本当に良かった。 天気も崩れることなく、雷や大雨にならなかったことも幸いだった。
ようやく巻機山に登ることができ、八海山や周辺の町なども見て回ることができ、大変楽しい山行だった。
私は7合目で既にきつかったのですが、
7合目の景色が素晴らしく、またそこから森林限界を超え、
歩いている周囲の雰囲気が変わったことで、
なんとか頑張れました。
とにかく避難小屋から先がきつくて、
ここまで来てたどり着かないかも、と思ったほどです。w
牛ヶ岳まではとても行く気になれませんでした。
巻機山は群馬県、新潟県の県境ですね。
今回私は牛ヶ岳まで行かなかったので、
地図をみると群馬県には入れなかったようなんです。
また、登山口が新潟県だったので、失礼しました。
新潟の山は低山のお花いっぱいのお山にはやられちゃってますが、
あとは多分平標山しか多分登っていません。(こちらも県境ですね)
でも高いお山もお花いっぱいですね~。
今度は苗場山に登れるかな~。
巻機山、7合目からはとってもきつくて
ニセ巻機から下って、また登る
牛が岳までははルンルン歩きでしたが
下りも長くて、滑りやすい粘土質の道ということもありますが
ひどい筋肉痛だったと記憶しています
新潟の山(巻機は群馬でもありますが)は
どの山も大変だと思いますが
魅力ある山が多いですね
巻機山、草紅葉の季節も人気があるそうですね。
秋なら晴れの日も多く、展望も良さそうですね。
キスゲは終わってしまいましたが、
キンコウカがきれいで本当に良かったです。
暑い中登った甲斐がありました!
前日は足慣らしに八海山、翌日はメーンイベントの
巻機山と越後遠征、お疲れ様でした。
私達は巻機山を秋に歩きましたが、この時期は花が
多く、キンコウカ一面の斜面は見応えありましたね。
ここの稜線歩き、池塘もあり展望も良しと堪えられ
ません。
思い出しながら、レポを楽しませていただきました。