2023年1月9日(月・祝)
FUJIYAMAツインテラスより富士山、河口湖を望む
年末から高尾山、御岳山が続き、そろそろもう少し高い山、長い距離を歩きたいと思った。 奥多摩の鷹ノ巣山に登ろうかとも思ったのだが、いきなり 累計上り約 1,600mは自信がない。 そう言えば河口湖畔のツインテラスが出来上がってからまだ見に行っていなかった。 釈迦ヶ岳~黒岳を廻って新道峠に至れば距離も標高も結構行くかな、と思い訪ねてきた。 結果 1/2 の大岳山ほど距離も標高もなかったのだが、体感的には疲れた~。w
(8:54)
FUJIYAMAツインテラスへはスズラン群生地の駐車場から有料バスで上がるか、歩いて登るかの方法になる。 この祝日で人が多いかと思っていたが、2022/11/29~2023/4月下旬までは林道冬季閉鎖に伴いバスの運行も運休中だった。 到着時間が8:30頃になってしまったが、おかげで駐車場はとても空いていた。 さらにトイレも使えないので他の場所で済ませておく必要がある。(川口湖畔から車で向かう場合、最終トイレはおそらく大石公園。)
テラスへは林道閉鎖なので自家用車で上がることもできない。 また、徒歩で上がるのも、現在ほとんどの路面が積雪&路面凍結となっているので、行く場合はスノーブーツ、もしくは滑り止め持参、でないと難しい。 ちなみに釈迦ヶ岳~黒岳~ツインテラスの登山道もほぼ積雪&凍結路となっていた。
駐車場より林道少し先の登山口から登り始め20分ほどで釈迦ヶ岳(左)と日向坂峠(右)の分岐尾根。(9:15)
まずは釈迦ヶ岳に向かう。 この先登山道にはすぐに積雪と雪の凍結路面が見られる。
府駒山に到着。 ここまでの登りでチェインスパイク装着。
釈迦ヶ岳山頂直下は岩登り。
釈迦ヶ岳山頂到着。(10:11)
お地蔵様、こんにちは~。
背後に富士山。 富士山手前の尾根、正面やや左の低い辺りが新道峠、のはず。
こちらの山頂標識の背後(北側)は奥秩父方面。
こちらの山頂標識背後(西側)には南アルプス。
南アルプスオールスターズ。
この日は気温が高く、水蒸気が上がってもやっとしている。
前聖岳~赤石岳~悪沢岳~小河内岳
農鳥岳~間ノ岳~北岳~仙丈ケ岳~手前に鳳凰三山
間ノ岳~北岳~仙丈ケ岳~手前に鳳凰三山~甲斐駒ヶ岳~鋸岳
左奥に八ヶ岳連峰、右奥に金峰山~北奥仙丈ケ岳
金峰山~北奥仙丈ケ岳~甲武信岳~破風山
大菩薩嶺~小金沢山稜
富士山
景色を楽しみ、山頂に山頂にいた方と話が弾み長居してしまった。(10:46)
来た道を戻り、駐車場から登ってきた分岐を過ぎ、
その先の日向坂峠に向かい、少しのアップダウンを経てドンドン下る。
日向坂峠(どんべい坂)到着。(11:31)
日向坂峠から黒岳山頂までは急登が続く。
お昼までには山頂に到着できないので、途中でおやつ休憩をしながらゆっくり登る。
景色は御坂山方面。
北側斜面なので雪が続く。
こう見えても結構急坂。 なまった身体に堪える。
空が近くなってきたが、確かもう少し登りだよなぁ~。
で、ようやく山頂が見えた。(12:49)
黒岳山頂は木に囲まれているが、この先へ少し歩くと展望所がある。
展望所まで来ると正面に富士山と河口湖。
霞は湖上空の方が強く、また逆光気味なのでモヤッとした画像だが仕方がない。
左尾根は十二ヶ岳、節刀ヶ岳方面。 右奥に南アルプス。
展望所端の方の岩に座りお昼ご飯休憩。
黒岳上りで汗をかいてしまったのでダウンなどを着こんだ。
幸い陽射しは暖かく、風もなかったのでここでもゆっくり休憩。
休憩後は黒岳からの尾根を、富士山を左手に眺めながら新道峠に向かって歩いてゆく。
尾根はほぼ木に囲まれなかなか景色が開けないが、このような場所があった。
カメラスタンドにカメラを置いて自撮りすると。。。
こんな感じ。
新道峠に新設された FUJIYAMAツインテラス(ファーストテラス)に到着。(14:31)
確かに良い眺め!
テラス全貌はこのような感じ。
山中湖方面。
セカンドテラス。(14:40)
15:30前には終了したいので、そろそろ下山する。
テラス直下の階段はこの通りツルツル。
林道もゲートまではほぼこのような状態なので、滑り止めが必要。
画像左奥には先に登った釈迦ヶ岳が見える。
この日も累計標高上りは 1,000mを越さなかったのだが、黒岳への上りは随分と大変だった。 行動制限もなくなり、今年こそ地方の山に足を延ばしたいと思っている。 寒い所に行くのも億劫な気持ちが出てきているが、できれば霧氷の山にも行きたい。ちゃんと登れるように鍛えてゆかなくてはなぁ、と感じた。
が、この日の釈迦ヶ岳からの周回は、青空の中清々しく歩くことができ、ぼんやりながらも絶景を拝むことができて大変楽しい一日となった。
昨年に全く同じコースを歩きましたが、この時期
ならではの絶景に恵まれ、最高でしたね。
釈迦ヶ岳からは360度の展望が得られ、秀麗富士、
南アルプスなどの眺めはまさに絶景です。
日向坂峠からの黒岳、なかなか上り応えがあった
ことと思います。
思い出しながらレポを楽しませていただきました。
のんびりさんたちが行かれたのを拝見して、
「行きたいなぁ~!」と思っていました。
富士山周辺、特に御坂山塊から天子山塊は急坂が多いですね。
けれどこの辺り、登った後の絶景は期待を裏切らないですね!
何度も行きたくなります!