out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

見たかった景色を見に行く ~氷見から白米千枚田~

2019-05-12 22:44:13 | travel
2019年5月4日(祝・土)
輪島市 白米千枚田
 
 本年のゴールデンウィークは皇室代替わりに伴い異例の10連休。 山小屋に泊まっても、どこに行っても混んでいるだろうから近くの山に行ってあとは自宅の整理整頓でもしよう、と思っていたのですが。 そんなことなら、母と2泊くらい旅行に行こうと考えました。 あまり長く徒歩移動できない、車は渋滞、と考えると電車はどうか。 電車ならまだ乗ったことのない北陸新幹線に乗ってみたい! というか、私は能登に行ったことが無いのです。 以前から見たかった輪島の白米千枚田、金沢の街並み、そして登山を始めてから絶対に見てみたいと思っていた日本海越しに望む立山連峰。 それらを見に上の娘も誘って行ってきました。
 
 2泊3日の行程は。
 5/4  東京 ~ 新高岡(新幹線)~ レンタカー観光 ~ 羽咋郡志賀町泊
 5/5  羽咋郡付近観光 ~ 雨晴 ~ 金沢泊(レンタカー返却、JRレンタカーで割引あり、乗り捨て無料)
 5/6  金沢観光 ~ 東京(新幹線)
 
 まずは東京駅から新幹線に乗車。 我が家からだと東京駅に着くまですらひと苦労ですが母もしっかり歩け、バス、電車では席に座ることもでき一安心。 東京駅には余裕の時間に到着し、娘と合流。 あとは指定席が確保できているはくたか553号に乗り、コーヒーを飲みながらゆったり座って窓の外を眺めれば。。。
 
 
 こんな景色! 富山湾からの立山連峰に期待が膨らみます!! 3時間弱の新幹線の旅はあっという間。 10:47 新高岡駅で下車後レンタカーを借りて、まずはお昼ご飯を頂きに氷見に向かいます。
 
 着いたのは「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」  幸い道路の混雑はなく到着しましたが、やはりここは人が多いです。 それでも海岸沿いには大きな駐車場があり無難に駐車。 その後建物の中に入ると大きな回転ずし屋さん、お食事処などあるものの、どうやらだいぶ待ちそう。 施設内にはお土産屋さんや鮮魚屋さんなどと共に、美味しそうなパック寿司や焼き物、揚げ物、汁物なども売られており、多くの人がそれらを買って外のベンチで食べているので私たちもそうしました。 
 
     
テントの下のテーブル付きベンチは時折風が吹くものの、心地よい暖かさ。
新鮮なブリ、白エビ、ノドグロ、カキなど、色々選べて楽しく、美味しくいただきました~! 
 
施設は道路を挟んで富山湾の海沿いです。 なのでもちろんここからも海に浮かぶ立山連峰が望めます。
 
  しかし~、この時間お山はたくさんの雲の中(食事前)。 それでもピークだけ見えているこの状態でも私は結構満足♪ 残念なのはこの堤防。 この向こうには行けないのです。 そして、高い所から見晴らせる展望台もあったのですが、食事後に行った時には既にお山はすっぽり雲の中。 本当はこの後もっと見晴らしの良い海岸に行こうかと思っていたのですが、それもヤメにしてしまいました。
 
 そこで時間は十分にあったので、 少し遠いのですが2時間くらいかけて輪島の白米千枚田にに向かいました。 旅行計画段階ではもちろん白米千枚田に行く予定でしたが、それは輪島で宿が取れればということにしていました。 旅行予約は2ヶ月前ごろにびゅうプラザで行ったのですが、既に輪島の宿はとれず羽咋郡の宿のみ予約できたので止めようと思っていましたが、思い切って行ってしまいました。
 
 能登半島の根元から、先端の方まで行くわけですから遠いことは遠いのですが、途中こんな良い景色を眺めたりしながら、女三人おしゃべりをしたり、あれがあった、これがあったと言っているうちに輪島到着。
 白米千枚田隣にはポケットパークがありますが、こちらも一大観光地となっておりますので、人と車がたくさん。 2キロほど先の漁港の駐車場まで行くとシャトルバスがあるというのでそれを利用しましたが、長蛇の列というわけでもなくすぐに駐車、バスに乗れました。
 
こちらは良く晴れて、見たかった美しい景色!!  「白米千枚田」
いやぁ~、良かった!!
 
 現在、田んぼの多くは機械で手入れがしやすいよう、四角に整地されている所が多いのです。
このように昔ながらの小さく、曲線を描く棚田は今やとても貴重な日本の原風景です。
この風景を守るため、田んぼはオーナー制度になっていたりします。
所有者を現す札には小泉純一郎氏ほか政治家の皆さん、芸能人の皆さんの名前があったりもします。
 
 曲線を描く田んぼは美しいだけでなく、こちらはこの圧倒的な枚数。
そしてそれが海に向かって降りてゆく。
 
さらには西の方角に海を見ることができる為、夕刻には棚田越しの海に沈む夕日が眺められます。
素晴らしくフォトジェニックな場所なのです。
 
 この時間からも既にカメラをセットしている方たちがいました。
うらやましぃ~。
 
 けれど、この風景を見られただけで満足です。 母や娘も感激していました。
遠いからと心配したけど、来て良かったなぁ~。
 
 残念なのはまだ田植えが始まっていなかったこと。 けれど、機会があればまた来たいな。
 
 駐車場になっていた漁港には「御陣乗太鼓之地」の碑がありました。
 
 宿までは一時間半弱かかりましたが、夕日には間に合いました。
 
 宿も屋上から見る「海に沈む夕日」を名物に掲げておりましたので、楽しみにしていました。 白米千枚田の皆さんはいい写真が撮れたことだろうなぁ。 私もここからですが、母、娘と三人でこの夕日を見て満足し、美味しい食事を頂き、温泉に浸かってゆっくりと休みました。
 

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