2019年8月11日(日)
美瑛町白金 青い池
この夏、下の娘も帰ってくるのでどこかゆっくり温泉でもと思っていたが、珍しいことに上の娘も下の娘も2泊3日くらい出かけても大丈夫だと言う。 ただし 8/10~12 の三連休。 言われたのはひと月ほど前。 「北海道なんかいいよね~。」と自由に言ってくれるが飛行機も宿もとれるわけないだろ。 でもそう言われると調べてしまう。 コースはどうする? 到着の飛行場は? 時間は? ごちゃごちゃと考え調べているうちに、新千歳行きであればまだ良い時間に到着する飛行機の空きがある。 宿も適当な所を見つけられた。 レンタカーもOK。 飛行機もレンタカーもネットで時間、価格を比較、選んで予約できるなんて本当に便利になったものだ。
というわけで、8月10日、無事羽田空港。 今回も母が一緒。 母は戦後北海道の親せきに預けられていたり、脚を悪くする前はよくゴルフで訪れていたので、北海道にまた行きたい気持ちがあったことは知っていた。 孫と一緒ならなおさらうれしいだろう。 上の娘は高校の修学旅行で一回。 下の娘は初めて。 私は小学生の時の家族旅行以来? いずれも楽しみな北海道旅行だ。
東京が良いお天気になり始めた10日だったが、わざわざ天気の良くない北海道へ来た感じ。w
新千歳空港到着後(9:05)、予約しておいたレンタカー会社のデスクへ。 そこから送迎バスで少し離れたショップに向かう。 新千歳空港のそばには広大な敷地に何社ものレンタカーショップが集約されており、一大レンタカー基地のようになっている。 こんなにレンタカーを借りる人がいるのかとビックリ! 外国からの観光客もとても多い。
そこから道東自動車道にのって占冠IC(しむかっぷ)で下り、富良野方面へ。 2時間半ほどかかりお腹も空いてきた。 美味しい海の幸は後日頂くとして、何を食べたい? 肉? ジンギスカンだ~! と検索したのが「富良野ジンギスカン ひつじの丘」 人気店で混んでいるようだが、小雨も降ってきてあちこち行きたい雰囲気でもないので、美味しいものを頂ければOK。
来ました~! 車はたくさん来ていますが、建物の向こうはキャンプ場なので、駐車場も広々。
富良野岳の麓なので、お天気が良ければ十勝岳ほか大雪山系の山々や、
富良野の美しい丘風景を眺められるようだが、まぁ、仕方ない。
それにしても寒いくらい! 気温16度ほどだったようだ。 東京とは20度差。w
避暑という意味では大成功。
待ち時間が長くても、ウサギ小屋の可愛いウサギたちと遊んだり、
ヒツジとお話して時間を過ごすことができる。
とは言え、30分も待たずに席に案内された。
3種類のお肉があるがすべて注文してみた。 どれもとても柔らかくて美味しい!!
ラム肉の香りが好きであれば物足りないほどの味。
けれどしっかりした肉質と良い味付けで、みんな大満足! 本当に美味しかったなぁ~。
幸い雨は上がってきたので、「麓郷展望台」に来てみた。
ラベンダーの季節は終わっているので、それでも花がきれいそうな所と思って来たが。。。
もちろんこちらも天気が良ければ見晴らし抜群。
この近辺にはドラマ「北の国から」の撮影に使用された「五郎の石の家」などもある。
結局行かなかったが。
麓郷展望台は「ふらのジャム園」の敷地内にあるようだ。
ジャム工房があり美味しいジャムやお土産が買えるほか、なぜかアンパンマンショップもある。
この花壇はアンパンマンなのかな? 目の部分は水道の蓋かなにか。
もっとお花の丘を見たいので、「ファーム富田」に向かう。 遅咲きのラベンダーもあるかもしれないということで。
途中広大な畑をたくさん見るが、ここは一面のタマネギ畑。 タマネギってこうしておくの!?
それにしてもこのような畑があちこちにあるのだから、「どんだけタマネギ食べてるんだ!」ってビックリした。
水田も結構見た。 稲が小ぶりだと思った。
早く寒くなるから、小さく育てて、サッサと収穫するのかな。
「ファーム富田」とうちゃく~。
富良野でもトップクラスの人気商業施設になっているので、お花の管理もすごい。
ラベンダーは少ないながらも咲いていた。 が、既に終わったものは花部分をどんどん刈り取るらしい。
ドライフラワーや香料などにするのかな。
お花畑の隣には「とみたメロンハウス」もあり、すごく大玉の
素晴らしいメロンを発送したり、
その場で頂くこともできる。
たくさんの種類のケーキやソフトクリーム、ドリンクなどにもメロンが使われており、
見ているだけでも楽しいが、もちろんいただきました。w
ファーム富田のすぐ近くにはJR富良野線臨時駅、その名も「ラベンダー畑駅」がある。
写真は撮らなかったが可愛らしい電車が停車しているのを見た。
ラベンダー畑や大雪山系の山々をバックに撮影したらよい雰囲気だろうな。
時間も 16:30頃になったため、この日宿泊の白金温泉へ向かう。
白樺街道の先、十勝岳の麓に位置する白金温泉でも遠望を望むことができなかったのは残念だが、
深さを感じる森の中を走り抜け、宿では北海道の味覚を味わい、温泉に浸かる。 安らぎのひと時だ。
朝早かったため、早い時間からぐっすりと眠った。
が、翌朝はしっかり 5:30に起き、母ともうひとっ風呂浴びてきた。
8月11日(日)
この日も空はどんより。 雨さえ降らなければいいが、くらいの気持ち。
宿から歩いて行けるブルーリバー、美瑛川に向けて散歩。
橋から覗くと見えるのが、
滝の水は岩の間から染み出し流れ出た地下水だ。
十勝岳火山群の活動により、30万年前に流れてきた土石流の上に、
17万年前の平ヶ岳溶岩が乗っている地質になっており、その境目から水が流れ出しているのだそう。
この流れ出た水の中にアルミニウムが含まれており、川の水にコロイドを生成。
太陽光が拡散し水が青く見えるのだそう。
その水が少し下流の火山砂防工事の堰堤脇にたまったのが、
Apple社OSの壁紙にも採用された写真の地だ。
青空でなくてもこんなに青く見えた。
場所によって色は変わって見える。
9時前に見ることができたので、大混雑は避けられた。
運よく青空も見えるほどの空。
次の目的地は標高の高い所なので、期待をもって向かう。