
2025年2月23日(日)
青梅丘陵集落に咲くオウメソウ
まだまだ寒気が居座っていたこの週末、予定していた花は咲いていないようだし、雪国に行くには相変わらず怖いし、なので昨年行けずじまいに終わった青梅丘陵を訪ねてきた。
青梅丘陵のメインルートはこちらの通り。→「山と渓谷オンライン」
この日私が歩いたルートは青梅駅側の日向和田駅近くからトレイルに入り、雷電山まで歩き、軍畑駅へ下山。(上記ルートとは逆方向) 軍畑駅から電車に乗り日向和田駅に戻り、「吉野梅郷梅まつり」を訪ねてきた。 青梅丘陵の途中ではオウメソウが咲くと聞いた集落も訪ねてきた。
この日の花状況は吉野梅郷中心の「梅の公園」では紅梅、ロウバイが終盤、白梅はほぼつぼみ。 2009年、梅の木のウイルスにより全木伐採した後、現在は再生復活の最中なので以前のような圧巻の風景はまだないが、木々も大分大きくなってきたようだった。
オウメソウは自生、植栽、フクジュソウとの区別が良くわからなかったが、それら全てたくさん見られた。 レポで読んだ集落は有名になりつつあると思うが、小さな静かな集落であり、オウメソウの植生維持を積極的に行われている様子が見られることから、以下の点は充分に注意し避けるべき、と思った。
①複数名でしゃべりながらの撮影
②斜面へ足をかけての撮影
③植生域への踏み込み
また、地域の方がいらっしゃる場合、挨拶、撮影の声がけ、は必ずすべきだろう。

この日の駐車場。 トイレあり。
梅まつり実施期間中は臨時駐車場が公園の近くにもあったが、登山なのでこちらを利用。
この日は雪山でないし、東京都内なので甘く見ていたら大間違いだった。
寒くて寒くて、歩き始めはダウンを着こんだ。

神代橋から多摩川下流方面

とても小さなJR青梅線踏切を渡る
この先で民家の間から山に入る。(道標あり)

カンアオイの葉

コウヤボウキの綿毛と何かの種の殻?

短いけれど急登を登り上げると林道のようなトレイル。
歩きやすくてズンズン歩いていたら矢倉台へのトレイルを見逃す。
ここから登って行く。

ヤママユガのまゆ?

矢倉台には東屋もあり、展望が良い。
都内方面のビルがくっきり見えた。

富士山がチラリ。
こういう日に富士山を見に行くべきなんだよなぁ。。。
ただ、この日も午後から曇るようだったので(特に高い山)こちらにしておいた。

トレイルは林道のようになったり、山道のようになったり。
全体的には山に差し掛かる部分は急登になる部分もあるが、他は小さなアップダウンの歩きやすいトレイルだった。

キジョランの綿毛?

そしてオウメソウの集落。
日影部分の花は閉じていたが、あちこち咲いている花、つぼみがたくさん見られた。

オウメソウ(青梅草)の特徴は花が緑色っぽい、花と葉が一緒に出て来る、などあるよう。
青梅近辺に自生する原種、もしくは園芸種の1種、などあまりよくわからない様子。

つぼみ

トレイルに復帰すると奥多摩方面の良い眺め。
左奥が大岳山、その右にちょこんと鋭角なのが御岳山(奥ノ院)、中央辺りは六ツ石山、鷹ノ巣山、右奥に川苔山

丹沢かと思って撮ったが違ったかな?
トレイルをズンズン歩いているとどうやらマスガタ山は過ぎてしまい、物見山にも山頂名板はなかった?

辛垣山(からかいやま)は巻道があるが辛垣城跡があるので行ってみる。
「急な登り」という道標があったが、確かに。 つづく。
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