2023年3月30日(木)
菰野富士山頂
鈴鹿遠征最終日。 車もあるし、登りたかった山2座にも登ったし、どうしようかと考えた。 御在所岳から見られなかった琵琶湖を見に行ってみるか、琵琶湖に行くならひこにゃんに会いに彦根城でも行ってみる? いやいやどうせなら伊吹山に登るか! など色々考えたが、せっかく三重県に来たのだから今回は滋賀県まで行くのは控え、三重県内で観光? いや、やっぱり山に登ろう! と調べていたら良さそうな山にヒットした。
菰野町、鈴鹿山脈の前衛、標高 369mの菰野富士なら駐車場も広い、今まで何度も通った道でサッと行ける、何より低いながら展望が良いらしい。 菰野富士だけでは物足りないので、東海自然歩道を歩いてネコと呼ばれるピーク(614m)まで足を延ばせそう。
広い菰野富士駐車場に到着。(6:57)
ここにはトイレがないので、先に300mほど湯の山温泉方面に進んだ場所にある鳥居道駐車場に寄ってからここに入った。
奥に見えるのが菰野富士。 ここから20分程で登頂できる。
見える車は今回の私のパートナー。
登り始めるとすぐにショウジョウバカマや
たくさんのタチツボスミレ
20分程で登頂できる小さな山だが急登。
この先ベンチがあるピークが山頂。(7:19)
山頂からは隣の山の斜面に桜がたくさん見えた。
朝の光で伊勢湾が輝いている。
登ってきた方角(北)奥に見えるのは釈迦ヶ岳かな。
西には鎌ヶ岳、御在所岳、国見岳。
写真中央にはかもしか大橋。
景色を眺めたら、朝トイレに寄った鳥居道駐車場の方に下りてゆく。
あちこちにトウゴクミツバツツジが咲いていた。
菰野富士駐車場からは直ぐに山頂に到着したが、
鳥居道駐車場へのトレイルはグルッと回って割と長かった。
やはりこちらも花崗岩のザレた路面。
まだツバキがたくさん咲いていた。
鳥居道駐車場近くに来ると分岐の道標に「←鳥居道」「→希望荘」とありどちらに行くか迷ったが、
方向を考えると「湯の山温泉 希望荘」の方なのでそちらに行ったら当たりだった。
(8:08)
駐車場下に東屋と桜があったので誘われてゆくと、
その奥に鈴鹿スカイラインの下をくぐるトンネルがあったので、
「あら。ここを行けばいいんだ。」とくぐることができた。
トンネルの先、希望荘の方に行くと山神様が祀られていたので参拝。
山神様を出てくるときれいな桜。
この先希望荘に向けて少し舗装路を歩くが、ずっと桜並木。
舗装路の先、「コメダの森」の入り口に着いた。
コメダってあのコーヒーのコメダ?
コメダ珈琲(株式会社コメダ)は名古屋に本社があるそうだが、
こちらの「コメダの森」で社員さんが月に一回森林保全活動を行っているそう。
何だかよい取り組みだなぁ。
沢沿いをどんどん登り渡渉。
沢の流れなども見るが。。。
結構、急登や階段が多い。
東海自然歩道ではあるが、ずっと樹林帯を歩き展望はない。
そして多分私一人しか歩いていない。
ネコ、笠岳の道標があった。
ここからはさらに踏み跡が薄くなる感じ。
ただ、道標やテープなどはある。
途中少し展望。 釈迦ヶ岳かな。
木が良くわからないのだが、ツバキ、アセビ、シキミが多い。
途中大きな岩があったので登ってみる。
鎌ヶ岳、御在所岳、国見だけが見えた。
ネコ最高点到着!(9:24)
樹林に囲まれ、特に何もないのだが、この山頂名板?が見たかった。w
周囲にはシキミの花が満開。
アセビもまだまだ咲いている。
この先まだ少し歩くと。。。
ネコ山てっぺん、と~ちゃく!(9:31)
ここも同じくみられるのは可愛らしい山頂名板。
グルッと見回し「到着できた~。」と満足して下山する。
ツバキがたくさん咲いている。
誰も来ないので階段に座りおやつ休憩をしてから下山した。
ミヤマカタバミはたくさんあるがパッと咲いている物はひとつも無し。
希望荘近くまで下山してきた。
菰野富士駐車場に到着。(10:59)
菰野富士も桜がきれいだった。
この後希望荘でお昼ご飯を頂き、四日市まで戻る。 途中四日市市内の日帰り入浴で汗を流した。 そして近鉄四日市駅近くのレンタカー屋さんに車を戻し、近鉄線で名古屋駅に向かった。 車での移動、四日市から名古屋駅までの電車も1時間に数本なので時間に余裕をとっていたら、渋滞もなく、電車もすぐにきたので名古屋駅では十分すぎるほど時間ができてしまった。 が、お土産を見たり、夕食にきしめんを頂いたりして、焦ることなく新幹線に乗れたのはやはり良かった。
今年は花が早かったため桜も楽しみながら、長年行きたかった鈴鹿の山に登れ、ミノコバイモも見ることができて本当に良かった。