
2021年10月29日(金)
高尾山山頂から富士山を望む
いつものように月曜日に山に行こうと思っていたら、次の月曜日(11/1)は天気が悪い予報だった。 土曜日はもともと仕事が入っており、日曜日にも入ってしまった。 まぁ、日曜日は雨らしいので仕事をしても良いのだが、土曜日は快晴らしい。 しかもこの快晴は木、金、土曜日と続くらしく、何とも口惜しい。 そこで木曜日中に仕事他の準備を済ませ、近くで良いから金曜日の仕事前に歩いてくるか、と高尾山に出かけてきた。 緊急事態宣言中に何度も登っていると思っていたが、実に5月以来。

ノコンギク
6:30くらいに高尾山口駅近くのコインPに到着。 良く晴れて、放射冷却のせいかとても寒かった。 午前中には切り上げるつもりだができるだけ歩きたいと思い駐車場~小仏峠~小仏城山~高尾山からケーブルカーで下山予定。

シロヨメナ

セイタカタウコギ?

ミゾソバ
川沿いのトレイルにはまだ随分と花が見られる。

山の色は少し黄色っぽいが、まだ緑が強い。

朝冷えたせいか雫がついている。


日影沢近くにはまだキツリフネがたくさん咲いていた。

これはミゾソバの白花?
(タニソバ? 葉っぱの根元をよく見る必要があったらしい)
花を撮り遅くなったかと思い、小仏峠への登りを必死で登る。
小仏峠の先の展望箇所からは

すっきりとした富士山!

こちら側から登ると城山山頂手前ではこの階段を上る。

まだ人気のない小仏城山山頂。 (9:27)
紅葉が進んでいる。

倒れてしまった旧天狗様に代わり、New天狗様。
場所が木の下になり、土台もあるので、朽ちにくくなったでしょうか。
やっぱり城山にはこれが無くては。

まだ緑の葉も見えるが、良い色合い。

都内の方は少し雲が張っているだろうか。

けれど私の目でもスカイツリーは確認できた。

城山から高尾山に向かう。
桜などは色づいているがモミジはまだまだ。

ヤクシソウ

ススキがたくさん。


一丁平からの富士山。

南アルプスも望める。

駿河湾には船が浮き、江の島、三浦半島、房総半島も確認。

そして楽しみだったセンブリ。


少し時期が遅かった?
つぼみはたくさん見られるが、開花している物が少ない。
センブリは花が閉じてつぼみ状で終わるらしい。
この後高尾山山頂に向かい、その先のキッコウハグマ群生地を通って下山する予定だった。 が、山頂に近づくにつれ人の数が尋常でないほど多くなってきた。 (金)平日なのになぜ? 11月からのもみじ祭りを前に、この天気の良い日に登山者、観光客が押し寄せたらしい。 その上、幼稚園生、小学生、中学生、高校生の姿も加わっている。 そう言えば私の自宅地域の中学生も泊りの校外学習が無くなった代わりに、日帰りで高尾山に行くと言っていた。 そういう学校が多いのかもしれない。 とにかくもみじ平~山頂は人がごった返していた。
時間は11時ごろ。 この人々は山頂付近でお昼ご飯を食べ、12時ごろにはケーブルカーで下山するだろう。 その波にのまれケーブルカー待ちなどしていたら私は仕事に間に合わない。 と考え、キッコウハグマを諦めスタコラサッサとケーブルカー駅に向かった。 既に下山で歩いている人も多く、まさかケーブルカー駅で長蛇の列?と心配したが、11:30前に駅に着くとまだ人は少なく、ケーブルカー車内も空いていた。 きっと1時間遅ければ状況は違っていただろう。
ケーブルカーで下ると、上りのために清滝駅で並んでいる列が見られた。 今後11月のもみじ祭り時期の高尾山は非常に混雑するので注意が必要。 ちなみに6号路は上り線用の一方通行になる。
帰ってきて他人様のレポを拝見すると、今年はキッコウハグマが良く咲いているらしい。 大変残念だったが仕方ない。 何より快晴の中山を歩け、美しい富士山などの景色を拝み、センブリなどのお花も撮影出来たので良かった。