人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

やりにくい。

2020-02-05 14:36:31 | 日記
過去に納品した翻訳案件のフィードバックが返ってくることがあります。
めったにないのですが、そのクライアントさんは自分たちの好みを訳に
反映させてほしいから、フィードバックをくれるのです。

で、翻訳会社を通じて、クライアントさんが修正した訳が送られてくるのだけど、
もんのすっごい直されてて、じゃあ、なんで翻訳を依頼したんだろう、って思う。
毎回思う。

できるだけ好みに合うよう、訳語はクライアントさんが使ったものを使うし、
文章の並びも、クライアントさんの好みの並びにしようと努力する。

のに、毎回、がっつり直されている。

わからない。わからない。
いったいどういう訳文が好みなんだ?

「このクライアントさんはどなたに対しても毎回こうなんです……」と翻訳会社の担当さんは
言うのだけれど。

がっつり直された訳文を見ると、結構心折れます。

そして、これだけ直しておいて、また指名して依頼してくださる。

いや、お仕事もらえるのはありがたいんだけど。
やりにくい。やりにくいぞ。
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