伊岡瞬ほか著『悪夢の行方』
アンソロジー。『叫びと祈り』の梓崎優さんの作品が入っていたから。
『嘘つき鼠』
ユーゴスラビアでの紛争を舞台にしている。まさか主人公が殺されて終わりとは。
一番好きだったのは黒崎視音さんの『逢魔ヶ時』
ほとんど家に帰ってこない、大好きな刑事のお父さんを助けたい、と思った女の子。
拾った不思議な黒猫が、彼女を大人の女性にしてくれる。お父さんがかかりきりになっている
三億円事件の犯人を突き止めたけど……結局逃げられて逮捕できず。
不思議なことに、猫のおかげで大人になったときの姿は、女の子が実際に大人になったときの姿よりも
彼女の娘の方がそっくりという。
その娘が、黒猫を拾ってきた――。
という終わり。
結構主要登場人物が悪いやつで、みたいな終わりが多く(というか2作品)、
感情移入してたら、やられた。
アンソロジー。『叫びと祈り』の梓崎優さんの作品が入っていたから。
『嘘つき鼠』
ユーゴスラビアでの紛争を舞台にしている。まさか主人公が殺されて終わりとは。
一番好きだったのは黒崎視音さんの『逢魔ヶ時』
ほとんど家に帰ってこない、大好きな刑事のお父さんを助けたい、と思った女の子。
拾った不思議な黒猫が、彼女を大人の女性にしてくれる。お父さんがかかりきりになっている
三億円事件の犯人を突き止めたけど……結局逃げられて逮捕できず。
不思議なことに、猫のおかげで大人になったときの姿は、女の子が実際に大人になったときの姿よりも
彼女の娘の方がそっくりという。
その娘が、黒猫を拾ってきた――。
という終わり。
結構主要登場人物が悪いやつで、みたいな終わりが多く(というか2作品)、
感情移入してたら、やられた。