実はここ2、3日米粉でパンを作ることに挑戦している。例の福島君(百姓:福島園)も米粉でパンを作ることに挑戦しているというので、私も黙っておれなくなったからである( http://blog.100sho.net/2010/01/11-6.html )。
インターネットでいろいろレシピーを捜して、そのうちで最も簡単だと思われるものを選び出し、全くその通りにしたが、どうも水の量に間違いがあるらしく巧くいかない。仕方なしに、初挑戦は失敗と諦め、小麦粉を米粉の3分の2ほど足して、何とか形を取り、食パンようのケースに入れて焼いてみたが、パンにならない。やってみた感覚としては米粉と小麦粉とでは性質が極端に異なり、米粉はほとんど水分を吸収しないようである。
それで今度は米粉の性格を理解するために、米粉に同量の水と塩を少々混ぜて練り合わせ、フライパンで焼いてみた。焼き上がったものは、要するに、うるち米の持ち状のものであったが、だんだん米粉の性格だけは分かってきた。そこで第3の試作として、中華料理のライスペーパーを作ってみようと思い、水の量を米粉の倍にして、フライパンに錦糸卵を作るように薄く焼こうと思ったが、今度はベタベタしてしまって巧くいかない。
そこで考え込んでしまった。わたしは一体何をしようとしているのか。なぜ米粉でパンを作らなければならないのか。パンはやはり小麦粉で作るのが最も美味しいし、お米の最高の食べ方はご飯にして食べることだ。この美味しい食べ方を知ってしまった日本人が、わざわざパンにしたり、ビーフンにしたり、ライスペーパにする必要がどこにあるのか。おそらく、お米を美味しく食べるノウハウを知らない人々、あるいは米自体が美味しくない地方で、いろいろな米料理(バエリアやリゾット)、米粉料理が発達したのではなかろうか。
それはそうとして、米という穀物の性格はなかなか面白い。しばらくは米粉パンあるいは米粉料理に凝りそう。
インターネットでいろいろレシピーを捜して、そのうちで最も簡単だと思われるものを選び出し、全くその通りにしたが、どうも水の量に間違いがあるらしく巧くいかない。仕方なしに、初挑戦は失敗と諦め、小麦粉を米粉の3分の2ほど足して、何とか形を取り、食パンようのケースに入れて焼いてみたが、パンにならない。やってみた感覚としては米粉と小麦粉とでは性質が極端に異なり、米粉はほとんど水分を吸収しないようである。
それで今度は米粉の性格を理解するために、米粉に同量の水と塩を少々混ぜて練り合わせ、フライパンで焼いてみた。焼き上がったものは、要するに、うるち米の持ち状のものであったが、だんだん米粉の性格だけは分かってきた。そこで第3の試作として、中華料理のライスペーパーを作ってみようと思い、水の量を米粉の倍にして、フライパンに錦糸卵を作るように薄く焼こうと思ったが、今度はベタベタしてしまって巧くいかない。
そこで考え込んでしまった。わたしは一体何をしようとしているのか。なぜ米粉でパンを作らなければならないのか。パンはやはり小麦粉で作るのが最も美味しいし、お米の最高の食べ方はご飯にして食べることだ。この美味しい食べ方を知ってしまった日本人が、わざわざパンにしたり、ビーフンにしたり、ライスペーパにする必要がどこにあるのか。おそらく、お米を美味しく食べるノウハウを知らない人々、あるいは米自体が美味しくない地方で、いろいろな米料理(バエリアやリゾット)、米粉料理が発達したのではなかろうか。
それはそうとして、米という穀物の性格はなかなか面白い。しばらくは米粉パンあるいは米粉料理に凝りそう。