ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

今年最初のシュトーレン作り

2011-11-24 16:01:10 | グルメ・料理
今日は今年最初のシュトーレン作り。

材料:強力粉 400g、イースト 12g、砂糖 50g、塩 5g、お湯 50g、全卵 1個、牛乳 50g、無塩バター 80g、マジパン 90g、干しぶどう(ラム酒漬け) 100g、ドライフルーツ(ラム酒漬け) 100g、
 
まず、強力粉400gを準備し、塩5gを混ぜておく。次に70度程度に温めたお湯に砂糖25gとドライイースト12gを加え、第1次発酵。約15分くらいでブクブク発酵をする。
第1次発酵をさせている間に、無塩バター80gとマジパン90gを準備し、それぞれ約5ミリ位のサイの目に刻んでおく。マジパンは「マジパンローマッセ」を使う。マジパンとはアーモンドのペースト状の菓子材料である。
十分に発酵したら(発酵が遅い場合は湯煎にする)、塩入の強力粉400g、砂糖25g、発酵したイースト、牛乳50g(室温にしておく)、全卵1個を全部ポリ袋(保存用Lサイズ)に入れて、テレビを見ながらぐちゃぐちゃ揉む。ポリ袋を使うのは手が汚れないので、本を読みながら可能。(続)
シュトーレン作り(2) 袋の中がよく混ざり、黄色い顆粒状になったら、先ずそこに5ミリのサイコロ状のバター(80g)を加えて揉む。初めは固くて混ぜにくいがだんだん柔らかくなる。固い間は「揉む」というより「上から押さえる」方がよさそうです。小麦粉には吸水作用がある。
袋の中が「餅状」になったら袋から出して広い板の上で広げたり、折り曲げたりを繰り返し、丸く広げ、そこにマジパン(90g)と干しぶどうとドライフルーツミックス(2週間前から準備)をそれぞれ100gずつ、3回ぐらいに分けて加える。
ここまでは材料を混ぜるプロセスで、初めはグルテンが十分に出ていないため干しぶどうが飛び出したり、塊が崩れたりするが、約30分全体重をかけて捏ね続けると塊が一体化してくる。ここが勝負どころ、手抜きすると美味しいシュトーレンにならない。
次に、塊を大きなボウルに入れ替えて、ラップをして第2次発酵です。色々な発酵のさせ方があるが、我が家では電気絨毯の上で約2倍に膨らむまで発酵させる。約1時間かかる。状況によっては、それ以上かかる。様子を見ながら時間を調整する。
発酵が済んだら次は空気抜き。乳児を沐浴するように丁寧に扱うこと。それを包丁で二つに切り分け、それぞれを縦と横に2回ずつ3つ折り、大きさを考え平らな楕円形にしたうえ2つに折り、成形。オープン皿にキッチンペーパーを敷き、そこに乗せて第3次発酵。約1.5倍程度にふくれるまで約40分。
この後オーブン(160度)で40分焼く。この間に仕上げ用のアプリコットブランディの準備。適量のバターを溶かし、アプリコットブランディーに混ぜておく。
焼き上がったら、すぐにアプリコットブランディ(バター入り)をぶっかける(ドイツでは浸す家もあるらしい)。乾かし、冷えたら、粉砂糖を茶漉しで振りかけ、アルミフォイルに包む。1週間後ぐらいから食べられる。この材料で2本出来る。今年は10本ほど焼く予定。(了)

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