2015年を迎えて、早くも1月中旬に入りました。今年の元旦は、朝起きてカーテンを開くと積雪し一面の銀世界となる寒さでした。その後も晴れる日は少なく、比較的天候不順の2015年の始まりとなりました。そうした中でフランスのパリでは、憎しみに基づく恐ろしいテロが発生しました。人間世界は政治・経済で多くのリスクを抱えています。世界中で誠実な努力が重ねられるも、予測を超えて早いピッチで激震が発生します。そうした人間社会とは逆に、花々は季節ごとに美しい花弁を開き、私たちに愛や公正(義)や知恵や力の調和した用い方を教え、かつ喜びや慰めを与えてくれます。2015年も、私のブログを訪ねて下さる方々の永続する喜び、平安と義が豊かでありますようにお祈り申し上げます。
今日は1月上旬に詠んだ俳句を紹介致します。
カーテンを 開けば外は 銀世界
ツワブキや 一輪咲かせ 輝きぬ
初日の出 一直線に 光差す
ー写真家の初日の出の写真を見てー
雪の舞う 柿畑上空 カラス舞う
元旦の ポスト溢るる 新聞紙
場所定め 朝焼け見入る 初仕事
ー写真家の初仕事の紹介記事を読んでー
手を広げ 焚火姿は 消えし今
老農婦 いつもの通り 初仕事
暴風雪 伝えるニュース 寒の入り
松山市 梅の開花の ニュースあり
風邪心地 伝える姉妹 声低し
寒の入り ヤクルト婦人 快活や
拘置所の 静まりしこと 寒の入り
冬のパリ 銃声響く 悲劇あり
ラクビーの 巨躯の独走 トライかな
丹頂の 比翼美し 湖面かな
ー写真家の二羽の丹頂の飛ぶ姿の写真からー
冬の日も 変わらぬバラの 美しさ
一茎の 水仙香る 午後のお茶
鉢植えの「1月8日のバラ」
寒い日も爽やかな「水仙」
秋の日の「思い出の菊」
次々と庭に咲く「山茶花」
冬の裏庭の「花トラノオ」