ご無沙汰です。夏休み明けのじゅりりんでございます
お盆は実家でゆっくりし、盆明けに帰宅。
前回の記事では盆明けに会いましょう・・とかなんとか言っときながら
8月いっぱいのんびりこいてました~(^^;
それにしてもひと頃の猛暑がうそのような涼しさが続く今日この頃・・・
この涼しさを帰省中の我が家のリビングに届けられたらよかったのに・・。
帰省中は暑さに弱いサワガニの為に我が家は一週間エアコンつけっぱなし作戦を敢行。
ただ、カニの為に―――。
それこそ何かの小説のタイトルになりそうじゃありませんか(涙)
おかげでカニは元気でしたが
夏休みのお出掛け日記は後にまわし、8月のエンタメをやっつけてしまおうと思いマス!
『さよならタマちゃん』 武田一義
写真を撮りそこねてました。
先月、漫画レンタルスパイラルに陥っていた時の最後の一冊。
漫画家を夢見ていた作者を突然襲った癌との闘病記。
家族や同じ入院患者の方々との闘病の日々を優しい絵柄で綴っています。
無事退院されてよかった~(;▽;)
『ラプラスの魔女』 東野圭吾
旦那が職場から借りて来て読んでたので私も読んでみました。
ある手術を受け特殊な能力を身につけてしまった少年と少女のお話し。
復讐劇?のような感じです。
面白かったです。
『 分 身 』 東野圭吾
ラプラスの・・・が結構面白かったので、帰省した時に実家の本棚を探して借りてきました(^^)
こちらも医学物。
『 少 女 』 湊かなえ
こちらも実家の本棚から(^^)
湊かなえさんの作品では「告白」しか読んだことないですが、「告白」はほんと面白かったです。
こちらも8月に読んだ中では一番面白かったかも♪
物語は、人の死ぬ瞬間を見てみたいと思った女子高生二人がそれぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行くところから始まります。
お互いに疑心暗鬼だった少女たちが最後には確かな友情に気づくのですが、
それだけでは終わらないというか・・
みんな毒を持ってるなぁ・・・でも結構そんなものかも?とも思えたり・・・。
『首折り男のための協奏曲』 伊坂幸太郎
首を折るという殺人を犯す首折り男を核とした短編集。
首折り男が中心ではあるけれどそれが前面に出ることはなく、
それを取り巻く周囲の人間の物語が面白いです。
文章もとても読みやすいのがいいです。
『死ぬ気まんまん』 佐野洋子
『佐野洋子 対談集 人生のきほん & 西原理恵子 リリー・フランキー』
お盆の帰省中、地元の友達と遊んでた時に「百万回生きたねこ」の話題が出て、
そういえば佐野さんのエッセー「死ぬ気まんまん」が読みたかったんだった!と思い出し、
帰宅してから図書館に借りに行きました(^^)
ついでに佐野さんが闘病中だった同じ頃の西原さんとリリー・フランキーさんとの対談集も借りました。
対談集はお互いの家族や人生観についてなどのお話で、佐野さんの人柄がしのばれます。
人と話される時はとても楽しく何事もないように豪快な佐野さんなので、
「死ぬ気まんまん」ではどんなに「まんまん」なんだろう~~~?と思っていましたが、
闘病はさすがにとてもお辛そうで切なかったです(;;)
2010年逝去。ご冥福をお祈りいたします。
さて、佐野さんの代表作「百万回生きたねこ」。
かく言う私も実家の本棚にありますが、最初に読んだ時とくに感動とかしなかったんですよね。
その当時の私は「絶対結婚なんかしたくない。何?“旦那の世話”って!?赤ちゃんかっ=3
旦那の世話なんかするもんか=3」と心底思っていたので(今さんざん旦那の世話になってるくせに――;)
・・・結局彼女かい。みたいな?
前出の地元の友達がずっと読み聞かせのボランティアをやっていて、一番好きなのが「百万回生きたねこ」で、
ある一行にくると必ず泣きたくなってそれをぐっと我慢して読んでる(;;)と言っていて、
でもその一行が何だったか今思い出せないと言う。
それでその一行って何かなぁ?と。
今読んだら昔とはまた感想も違ってくるかなぁ~・・?と、もう一度読んでみようと思っていたのに、
一晩寝たらすっかり忘れてしまった(><)
図書館に行けばすぐ見れるけど、やっぱり自分の本で読みたいので次の帰省まで楽しみにとっておきましょう