先日、今年の日本マンガ大賞が発表されました
日本マンガ大賞は前年1年間に出版された単行本の最大巻数が8巻までの漫画作品が対象で
友達に薦めたくなるマンガをコンセプトに選出されるマンガ賞。
過去作品には、近々阿部くん主演で映画公開される「テルマエ・ロマエ」など、
受賞作は大変な話題となる為、大きな注目を集める賞となっています。
今年の受賞作は荒川弘さんの「銀の匙 Silver Spoon」でした
荒川弘さんと言えば『鋼の錬金術師』が超有名ですが、そっちが終わって間もないのに別作品でもう日本マンガ大賞とは
才能のある人は何処までも才能があるんだなぁ~とつくづく実感する・・・
さて、
「銀の匙 Silver Spoon」は農業高校を舞台とした作品で、農業高校出身の作者の実体験等が反映されたコメディマンガとなっています。
(こちらのコミックは写真を撮る前にすでに妹宅に回覧に出してしまった。)
そしてこの「銀の匙 Silver Spoon」も面白かったのですが、
私としては同作者のこっちの「百姓貴族」の方がずっとおもしろいーーーっ
荒川さんは農業高校卒業後、マンガ家になるために上京するまで7年間、北海道の実家の農場で農業に従事していたそうで、
「百姓貴族」はその時のエピソードなどがつづられたコミック・エッセイとなっています。(これもマンガです。)
言うなれば「銀の匙 」のリアル版といったところ?
とっても面白楽しく描いてあるのですが、産業動物の切なさに時々泣けてしまいます。
作中に登場する作者のお父さんのエピソードがマジでと仰天するような事ばかりでまた面白いのですよ
私らはスーパーで能天気に形の揃った綺麗な物を買うだけだけど、
大切に食べなきゃ・・・とつくづく思うのでした。
そうそう、これを読んでいて思い出したのですが、
高校の時、何かの委員会で泊りがけで発表会&交流会のようなイベント?に参加したことがありました。
発表は先輩達がするので私らはノンタッチの上、別にお手伝いをするわけでもなく、人数合わせで連れてかれたようなものだったので超お気楽。
県内のいろいろな高校から集まった生徒が入り混じって班が作られたのですが、同じ班に農業高校の子が一人いました。
寝る前にみんなで雑談をしていた時のその子の農業高校でのエピソードがすごく面白くて、一同大爆笑だったんです
あの牛がどうしたとか話もすごい上手いの
もちろん本当はすごく大変なんだけど、農業高校って毎日いろんなことがあって面白いなぁ~!ってちょっと羨ましくも思ったものでした。
その子のおかげかうちの班はチームワークがとてもよく、翌日のレクリエーション大会では総合1位になりました(笑)
ちなみに私はその時「二人羽織」(←古風)担当。食べる方の役で、速さでは惜しくも2番くらいだったんですが、
他の班の人達が包み紙にお菓子が残っていたりあちこち食い散らかしていた中、
ものすごく綺麗に食べていると審査員の先生方の大絶賛を受け、芸術点?がついて逆転優勝したのでした(爆)