我家の8月初めの夏旅行の際、子供達へのお土産もアレコレ買い求めたが、
それをただ渡すだけではありがたみがない。
何か楽しくもらえるような策はないものか・・・
そこで、テレビでみたゲームを参考に「変則婆抜き」なるトランプゲームを考えた。
要は婆抜きなんだけども
同じ色同じ数字のカード2枚1セットでそれが揃ったら「やること」を書き、
普通に配って手持ちのカードから揃ったのをまず捨てるところまでは普通の婆抜きと同じで、
ゲームが始まっていざ数字が揃った時点からカードに書かれていることをしなければならないのだ。
そしてそのうちのいくつかに当たりのシールを貼っておき、それが揃った時はプレゼント(お土産)がもらえる
プレゼントは自分で好きなのを選べるが中身はナイショ。
でも男の子と女の子がいるので男の子にお花の髪留めが当たってもなんなので、大体のところは教えてあげたが。
家にファイルの背表紙等に貼る白いシールがいっぱいあったのでトランプに貼って仕込んで行き、内容は子供達に書かせた
内容は「コロ(犬)をなでてくる」とか「花を触ってくる」「3と3の倍数アホになる」といった他愛ないもの
でも“絶対やりたくないものは揃っても捨てずに次にまわすことが出来る(ただ負ける確率は高くなるけど)”との緩いルールも設けたにもかかわらず
「じゅっちゃんにチュ」と私が書いたものはゲームが始まる前に消されてしまった
っちちっちゃい時はあんなにしたがったくせに
小五甥っ子はただ一人「梅干一気食い」をパスしていた。
なんでも最近やっと梅干おにぎりが食べられるようになったばかりらしい(^m^)プフ
中には「じゅっちゃんの白髪を3本抜く」とか「じゅっちゃんのお尻をビンタする」とか
出資者の私が何故×ゲームを受けなければならないんだろう?というような内容もあったが、
ま、いっか~と思っていたら、白髪ばかりか黒い髪まで一緒に抜きやがり、
お尻ビンタにいたっては手加減なんてものを知らず力の限り叩くので、痛ったーーーいなんのって
2ゲーム目からは「暴力的なことはダメね」と修正。
私は「北斗の拳(漫画)○巻を3ページ読む」と言うのがやたら揃ってセリフを叫びまくり
小二姪っ子はアホにばかりなっていた。
そして当たりシールが出ると、袋の上から触ったりふってみたりしてプレゼントを選ぶのはみな真剣
それでもそれがたとえ飴一つでもがっかりしながらもウケて笑ってしまう。
当たりのプレゼントは帰省途中で買い足した分もあったので、
当たりシールは結構貼っておいたのだけど始めに捨てられる分も多々あり、
また私が当たる分もあって、2ゲーム終えた時点でまだ余っていた。
そこで3ゲーム目は何かするのは面倒くさくなったのでそれは止めて当たりマークだけ揃えることに
プレゼントが一人に偏った時はどうしようかな~と考えていたのだけど、
4~5個ずつだいたい平等に行き渡り、ほっと一安心
今頃、家に帰ってテンションが下がり落ちついたところで、
じゅっちゃんのお土産はなんてつまらないものばかりだったのだろう・・・
と、気がついているに違いない・・・