じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭女子 大阪桐蔭男子 比叡山 三田松聖 東山 京都精華女子 和歌山信愛 阪南大高

2023-02-19 11:44:14 | 高校バスケット

※大阪桐蔭女子

薫英以上に力のある相手を向こうに回すとまだまだシュートの精度やリバウンドの強さで差が出て見えましたが大阪の新人戦の時と違い近畿では力が落ちる相手と戦ったときのシュートの精度は上がって見え、それが準々決勝までは危なげなく勝てた要因に見えました  北條主将は復帰への歩みを着実に進めて見える 試合前のアップの動きなど観てると北條さんと小池さんの身体能力が高そうに見える 北條さんは上半身の動きのキレが、小池さんは足の動きのキレが印象に残りました 一方片山さんは体の強さそのもので勝負に見え、京都精華のジェシカ選手や八木選手を相手にしてもしっかり勝負できてみえました 優勝を狙えるチームに対抗するには瞬時の判断力決断力、シュート等瞬時に決断したプレーの精度を上げていく必要があるように感じられました 後は相手のウイークポイントを素早く見つけ徹底的に突く事も必要かと思われます 例えば京都精華のジェシカ選手や八木選手にドリブルをさせるべくコートの中央におびき寄せる ガードの堀内選手には徹底したプレス ジェシカ選手のような全国クラスの強さに対抗すべく山崎選手をあてる とかが面白いかもと感じました 全国クラスの強敵相手に最後まで戦い抜くスタミナという点でも課題は残りましたが、大阪の新人戦から短期間でもチーム力が上がって見えた姿が観れて良かったです 


※大阪桐蔭男子
比叡山戦でチームとしてのバスケがしっかりして見えた相手にチームとしてのバスケで渡り合う事が出来ての勝利は収穫と言えるかと思われます 個々の強さで勝ってたことが勝因で、危なげなくかと思いきや終盤猛追をうける どの試合も数多くの選手が試合に出てきますがそれを選手層の厚さと言えるには至っていないということかと思われます 準々決勝の東山戦ではオンケン選手の強さを軸に攻めてくる相手に歯が立たず チームとしての強さや雰囲気をいかに身につけていくかという課題が、やはり残ったかと思われます


※比叡山
チームとしてのバスケはパスワーク等しっかりして見えましたので、個々の力を上げることが出来れば、全国きっぷゲットもあるかと思われます


※三田松聖
準々決勝で大阪桐蔭に完敗でしたが個々の強さは決して見劣りしませんでした シュート等ボールさばきを相手にプレスうけた中でも含めて磨いていけば、今後さらなる飛躍も十分可能かと思われます


※東山
オンケン選手の抜群の強さを軸にまずは新人戦で近畿を制す 全国制覇出来るか否かはオンケン選手以外の力がどこまで上がってくるかに見えました 優勝候補ではない相手ならオンケン選手抜きでもスコアメイク出来るくらいになってくれば、上記への期待も現実味を帯びてくるかと思われます


※京都精華女子
強かったです 準決勝では試合前のアップからして違いました ジェシカ選手 八木選手あたりはアップからしてひとつひとつの動きにキレ、抑揚がありました タップでの四角パスは薫英の試合前でも目にしません(普段の練習でされてるのかどうかは?)終始どっしりと構えて当然の如く近畿の新人戦をまずは制しましたし全国制覇する力も当然あります ですが本当にインターハイもウインターカップも2連覇するかと問われれば、ハイ、間違いなくします! とまでは言い切れない要素も垣間見えたかと思われます 大阪桐蔭のところで触れたウイークポイントが実際にそうなのかは分からずも、個々の強さうまさが目立つチームなだけに、それが全く隙きのないチームにも見えない要因にもなって見えました 例えば桜花学園のような総合力で戦える学校が京都精華とがっぷり四つに組んで戦える力を今季も有しているとすれば、ウイークポイントを見つけ徹底的にそこを突く戦いも可能になってくるかと思われます 加えてこの日の準決勝ではリザーブメンバーの戦いにも不安を残して見えました 選手層の厚みという点もまだまだこれからに見えましたので、今後いい意味で個々が目立たずリザーブメンバーも含めて総合力で戦えるようになれば、2年連続での全国大会完全制覇も、より一層現実味を帯びてくるかと思われます


※和歌山信愛
浪速の絶対王者薫英と最後までゴカクニ渡り合う 厚みのある体格をした選手が多く実際の背丈以上に大きく見え、フィジカル強くなかなか雰囲気もありました 選手層の厚みが増してくれば、全国制覇を狙える学校に進化を遂げる可能性も秘めているかと思われます


※阪南大高
核になる強さを誇るゴッツウイル先取を軸に準決勝では全国制覇も視野に入れる学校相手に真っ向から渡り合う 最後は突き放されましたが今後の可能性は感じさせた戦いぶりだったかと思われます