Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

想定外

2016-08-13 17:09:37 | 日記

 予定があれば当日があるもの。いよいよキャンプ当日です。

行ってみると、残念なことにハンサムさんの内1人はお休みでした。それでもお天気は上々だし、高原ということで夏の暑さからも解放され気分は上々でした。 早速テントの準備です。

 せっせとテントを張る準備をする同じ班の女子に、

「男子がやってくれるわよ。」

と私。まさかというような表情をするその人は同じ学校の出身でしたから、

「一年生の時のキャンプで先生と男子が全部やってくれたでしょ。」と言うと、

「全然、全部女子だけでやった。」との答えです。

これには私の方が面食らいました。

「テントって男子がやってくれるものよ。

と、当時の様子を説明。騒いでいた女子の口真似をして

「女子にテントを張らせるなんて、女子にテントを張らせる気なの!」

と言っている間に同班の男子がやって来ました。

ねっ!やっぱり。と頷いて、半信半疑の彼女を横に男子に全てお任せです。

 中学当時の私のように、呆然とする彼女に、今回は慣れたものの私です。やっぱりこれが普通なんだわと思うのでした。

にこやかにテントを張って、じゃあと行ってしまう男子達に、ありがとうとにっこりお礼を言うと、去り際の男子の1人がぽそり、

「女子の人も手伝ってね。」

でした。

あー、言われてしまいましたね。

男子といっても世の中ケースバイケースなんだ。

先程の彼女の例を聞いていたのでこう思いました。

『やっぱり外でも楽できないんだ、外では楽したかったな。

と思う私でした。

 それにしても、こう言ったのが例のハンサムさんだったので、ちょっと気が沈みました。『ハンサムって気辛い』😔浮かれてばかりもいられませんね。

 さて、何が想定外だったのでしょう?


暑さと混雑を避けて

2016-08-13 13:58:54 | 日記

 今日墓参りに行ってきました。

さすがに1件の墓所にしか人影がなく、それでも早々と墓参りの家があったのには驚きました。

家も草々花と線香を手向けようという事で、ろうそく立ての扉を開いたところ、拳大の白いものが扉の裏に、茶色い蜂がうっすらこんもりと何匹か動いていました。

「きゃー、蜂よ、蜂、来ないで。動かないで!」

と騒ぎ立てて、草々退散、墓を遠巻きにどうしたものかと思案投げ首でした。

こんな事は初めてです。

とりあえず、どうしたらいいかお寺さんに相談してくるわと、住職さんの住まいへ行きました。

こちらで殺虫スプレーを貸していただけたので、ぷしゅーっとかけてみることにしました。

まだ何も手荒なことをしていなかったのか、相手が油断していたのか、一応最初の一撃には抵抗はなかったのですが、あまり効果はなく、相変わらず群れたり飛び回っている蜂に閉口してしまいました。墓参りできそうもない。

しょうがないので、線香でも焚けば逃げていくのじゃないかと、下段にあった線香立てを恐る恐る取ってきて、線香何本かとろうそくを立てて、また恐る恐る墓まで戻して、暫く静観、この後どうしたものかと相談していました。

立ち上る煙に、やはり蜂は静かになったようです。暫くこのままにして、蜂用の強力なスプレーを買ってきて撒こうという事になり、時間も早いからと出直すことにしました。

 住職さんに挨拶して、殺虫スプレーをお返しして、近くのショッピングモールで涼みながらひと休みしました。

それにしても、蜂の巣はかなりファミリーが増えて、一つのコロニーを形成しつつあったようです。子供の部屋の白い塊も数部屋見えました。

殺しては可愛そうな気がする、お盆から殺生するなんて、…そんなことを言いながら、蜂の一家を死滅させるのに気が乗りませんでした。

息子もアシナガバチの検索をしながら、秋になれば子育てを終えて巣からいなくなることや、一度子作りを終えた巣には戻ってこないことを言うので、今だけの事と、益々蜂が可愛そうになってしまいました。せっせと家を作り子育てしている我が家から追い出されるなんて、蜂に同情してしまいました。

とはいえ、このあと15日になれば、本格的に親戚も墓参りに来るし、ぶんぶん飛び回る蜂を抱えた我が家の墓をこのままにもしておけないと、迷いながら気の進まない蜂用殺虫スプレーを購入するのでした。

 2時間ほどして戻ってみると、先に見に行った息子が墓のかなり手前で立ち止まり、危ないからこれ以上近づかない方がいいというのです。

どれ、と、そっと見ると、かなりの勢いで蜂が数匹飛び交っているようです。

どうしたのかしら、などと言っていると、線香もろうそくも消えて、蜂の勢いを止めるものがなくなってしまったようでした。

それでも、頃合いを見て墓の近くへ行き様子を伺うと、開いたまま放置して置いたろうそく立ての扉の裏に、先ほどくっついていた拳大の蜂の巣が全くありません。ほんの少し痕跡のようなものが認められる程度、すっきりとした石の透かし扉の裏面が、こちらに向いて大きく開かれたままとなっていました。

 なおよく見ながら墓の側面に回り込んで行くと、どうやら蜂の巣らしい、白いスポンジ状の物がろうそく立ての側面に置かれていました。1匹の蜂がその上で動いていました。

誰か取ってくれたのね、というと、そして墓の上に置いたんだよと息子。

取ってくれたのはありがたいけれど、その後墓の上に置かないでも、と、思わずにはいられない光景でしたが、蜂はその巣を壊された勢いで殺気立っていたようです。

結構人に近づいて来て、ぷんぷんと勢いよく飛び回っていました。これでは墓に近づけません。しょうがないので、遠くからお経を読んでいただき、様子を見ながら花立にそっと花を立て、傍で羽を立てて留まる、きっとした蜂の三角目の怒りを感じながら、できるだけのことをしてきました。

母が線香を立てに行ったので、蜂は煙で少し落ち着いた感じがしました。お経も済んだので、あまり刺激しないでこのまま帰ることにしました。スプレーも使うのは控えました。

 予想外に線香を使ったので、親戚の墓参り用のものが無くなってしまいました。花も一組家の墓の側面に置いたきりで、何時もは親戚の墓に分けて置いてくるのですが、それもできずに終わりました。

こんな時もあるのだと、無理せずに済まそうと思いました。

まあ、明日か明後日に一度行って、様子を見てこようかと考えています。

 親戚の皆さん、蜂にご注意ください。アシナガバチはあまり人をさしたり襲ったりしないそうですが、人も虫も家族を思う気持ちは一緒かもしれません。刺激しない方がよいです。殺気立っていましたから。