百花園が閉鎖中の今、ここには
似たような花が咲いているので言わば百花園の代理。
質も量も大幅に違うけどそれはあっちに置いといて
他の公園などにはない花を見てきました。
ここは一面に平らな花壇ではなく周りには木立があります、
その木立の中にとんでもない花が隠されている。
キョロキョロしてみたらイカリソウが咲いていました。
おやま、ピンクと言うか薄紫のイカリソウだ
百花園では白いイカリソウがほとんで
ピンクの花はほとんどない、いいもの見っけ。
いろいろな人たちが集まって作っている花壇、
それぞれ好きな花を植えているので
丹念に探すと珍しい花も見つかります。
タンチョウソウ(丹頂草)。
丹頂草という名前は、花を丹頂鶴の頭、
茎を首、葉姿を羽に見立てたものと言われています。
百花園ではイワヤツデ(岩八手)という名前で咲いています、
岩場に咲き葉の形が八つ手に似ているから、私はこの名前で覚えていますが。
小さいけどミツマタの木もありました、
百花園ではきれいに咲いているだろうなと思いながら撮りましたが
どんな花も百花園が基準になっています、私の頭の中。
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)。
土手や空き地、荒れ野に群生して咲いています
花だけ見るとホトケノザにそっくり。
大昔、間違って載せたことがあって思い出すと冷や汗が、
それ以来知ってる花でもちゃんと図鑑で確認するようにしています。
ムスカリちゃん、大好きな花の一つです。
とても耐寒性の強い花で球根は植えっぱなしでも
自然分球で増え、 毎年花が咲きます。
ムスカリの花言葉は「絶望」「失望」「失意」、そして「夢にかける思い」「明るい未来」と。
ヨーロッパでは青い花は悲しみの象徴とされることが多く、
ムスカリも「絶望」「失望」「失意」というネガティブな花言葉を持っています。
でも、
その失意から立ち直るという意味をこめて
「夢にかける思い」「明るい未来」という花言葉が
つけられたと言われています。
こんなかわいい花が「絶望」「失望」「失意」ではかわいそうだもんね。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 3月27日 足立区・舎人公園