桜が咲いても喜ぶ歳でもないけど
周りが喜んでいるのでどさくさに紛れて喜んだり。
子供のころは入学式に桜の下を通ったけど
今は卒業式の頃に桜が咲くんですね。
農業公園の桜、
この桜はソメイヨシノではなくアメリカ桜と呼ばれます。
アメリカへ贈った桜が今度はアメリカから里帰りしました、
足立区のこの辺りに咲いていた桜を贈ったので
里帰りしてきた桜も足立区にたくさん植えられました。
去年は緊急事態宣言のため農業公園は閉鎖、
お花見は出来なかったけど
今年は十分な対策を取った上でお花見オッケ。
コロナ前と比べると少ないけどそれでもたくさんの人たちが
やってきて園内は混んでいました。
10年前、この辺りはお花見の宴会で歩くことさえ困難でした、
みんなシートを広げてどんちゃん騒ぎ、いい時代だったんだね。
仕方なく駐車場を抜けて仕事へ向かったものでしたが。
この日は平日だったけどそんなことは関係なしに
たくさんの人たちが訪れていました。
気温は21℃、これは行かなきゃ損々ということでしょうか。
区内の豪農の家から移築された長屋門。
ソメイヨシノがここぞとばかり満開に、
一昔もふた昔も前の平和な時代にへ戻ったような感じです。
願わくば 花の下にて春死なん その如月の 望月のころ 西行
死支度 致せ々と 桜哉 一茶
桜とは不思議な花ですね、
みんな喜んで大騒ぎをしているかと思えば
いろいろな人が死と結び付けている。
日本人の人生観、無常観の表われでしょうか、
生と死は表裏一体なものとして見られているのでしょうかねぇ。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 3月26日 足立区・都市農業公園