ソメイヨシノと一緒に咲くハナカイドウ、
見逃すはずがないと思うけど去年は見逃してしまった。
都電と桜に気を取られついうっかりしたのかな、
今年はちゃんと見てきましたよ。
ハナカイドウ(花海棠)はバラ科リンゴ属の植物、
花がたくさん咲くのでリンゴの受粉にも利用されるようです。
とにかくたくさんの花をつけます、
つぼみと花で溢れかえっていますね。
原産は中国、牡丹と共に中国では最も愛されている花とか。
つぼみもかわいい、まるで造花みたいだけど本物ですよ。
薄紅色の花の美しさは楊貴妃が眠る姿になぞらえ、
原産地の中国では昔からカイドウを美人の例えに使っているとか。
花言葉は「艶麗(えんれい)」など。
江戸時代初期に日本に渡来しました。
それより前の15世紀に渡来した
実の大きな「実海棠(みかいどう)」に対して
花が美しいので「花海棠」と命名されたそうです。
ハナカイドウはこの公園にはたくさんあります、
こんなにたくさんある公園は他には知らない。
何かわけでもあるのかな、
ただ単にきれいだからではなさそう。
もちろん桜もいっぱい。
ここ遊具広場の大きな大島桜、
家族連れがたくさん訪れるので一番愛されているのかもしれません。
桜とともに有名なのがバラですね、
桜が終わるとすぐにバラの季節。
都電沿線のバラとこの公園のバラ、
また足繁く通うようになりそうです。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 3月24日 荒川区・荒川自然公園