日を改めて墨田区側の隅田公園を歩いてみました、
墨田区と隅田公園、字が違うのが面白いね。
今回の目的は河津桜の開花状況を見ること、
ここを歩くと行く先々に河津桜があるはずだけどね。
江戸の頃ここには水戸藩の下屋敷がありました、
まあこんなに広い屋敷を貰ってどうするつもりだったんだろう。
全体的にどこの下屋敷も広さは広いけど使いみちがない、
片隅で野菜などを作って自家消費などを行っていたようです。
この池も大きいけど当時にからあった池なんだろうか。
見えているこの小さな島にカワセミがよく来ます、
私も一度撮ったんだけどね。
例のごとく大砲レンズは並ぶけどご本尊は気まぐれだから・・・。
池のほとりにある牛嶋神社、河津桜が2本あります。
いつも出遅れて泣くんだけど今年は百花園に入れないので
早々と見に来ました、咲きだしていたのでまた来てみなくちゃ。
2本とも小さい木なんだけどやっぱりメジロが来ます、
でもヒヨが来て追っ払ってしまう。
「ヒヨ、来るな」と看板でも出さなくちゃね。
言問橋をくぐって向島土手へ来ました、向いているのは下流方向。
今いるところが向島土手、上流の向島まで桜の並木が続きます。
八代将軍吉宗がこの土手に桜を植えました、
みんなが来てくれれば土手は踏み固められて丈夫になるだろうと。
おかげでお花見のころは自転車なんかは通れないほどの人出です、
吉宗の置き土産は東京のいたるところで見られますね。
向島土手の終点はX型の人道橋、桜橋です。
上空から見るとX型だけど地上からは見られません、高いところがない。
大昔、パソコンを始めたころ"勇者"がいてなんとかX型を見たい、
近くのビル、夜間は無人のビルに忍び込み屋上までたどり着いて
撮った写真をHPに載せた人がいました。
褒められたことじゃないけど気持ちは分かるような気がします。
桜橋から降りると"言問団子"とか"桜もちの長命寺"あたり、
十月桜や冬桜を撮ったところに河津桜もあります。
ここも咲き始めたところで淡いピンクの花が見られました。
ここにもこの時期は必ず行くのでメジロくんにも会います、
あれって普段はどこにいるんだろう、
梅が咲き桜が咲くとどこからともなくたくさん集まってくる。
まあどこから来るのかはともかく
メジロがいないことには春は始まりませんね。
この時点で「河津桜が五分咲きになったよ~」と汐入公園のTwitter、
行く、行く、飛んでいく。
さらにその数日後には「大寒桜が咲いてきたよ~」と
わぁ忙しい、行くまでまっててくれ~。
data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 2月14日 隅田公園から向島土手を歩く