東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

千住神社にある千住宮元富士

2021-02-03 | 散歩

  この富士塚は町の名をとって千住宮元富士と
  広い町らしく日光街道の信号にも宮元町の名が見られます。
  ちょっと奥まったところで探すのに苦労したけど
  昔の農道がそのまま道路になったのでしょうね。

 

   千住神社は、足立区千住宮元町にある神社で 
   旧称は西森神社および千崎稲荷神社といいました。
   富士塚は昭和11年の築造で足立区登録有形民俗文化財に、
   登山道は、北口、須走口、御殿場口、大宮口の4本が走ります。

 

 

   登山道はそれぞれに玉石を敷き詰めて歩きやすいようになっているけど、
   ただそれが仇になって滑りやすいと今は登山禁止に。
   以前転倒事故が発生、神社で初めて救急車を呼ぶ騒ぎになったそうです。

 

 

   足立区は、東京都内でもかなり多くの富士塚が残されている地域、
   どこへ向かっても富士塚があるような気も。
   しかし通勤路の隣にあるとは知らなかった。

 

 

   こちらの登山道の入口には猿田彦大神の碑。

   猿田彦大神は天孫降臨(てんそんこうりん)の神話に出てくる神様。
   天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天から降りてきて
   地上を治められたという神話です。
   猿田彦大神は天から降りて来られた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を待ち迎えて、
   国土を御案内し高千穂峰に導きました。 
   そのことから猿田彦大神は、物事のはじめに災いを祓い万事良い方向へ
   お導き下さる「導きの神」として崇敬されています。

 

 

   この登山道の岩には吹き付けた雪が凍りついています。?
   なかなか手が込んでいますね。

 

 

   浅間神社の奥宮は下からは見え隠れしてなかなかいいところがない、
   ぐるっとひと回りしてみたらこっちの登山道からは見えそう。
   入り口にほら穴があったけどなんだろう?。

 

 

   上を見たら奥宮が望めたけど銀杏がちょっと邪魔、
   でも結構険しそうな登山道です。
   登ってくれと言われても私は遠慮したい。

 

 

   あとは正面の鳥居の隙間からも見ることができました、
   見え隠れするところは神秘的でいいのかな。

 

 

   鳥居の脇には十月桜が残っていました、
   春の登山みたいな気になって気分は最高。

   この富士塚は、大正12年(1923)6月に丸参講社により築造されますが、
   直後の9月に発生した関東大地震により崩壊。
   昭和11年(1936)に、前位置より境内奥へ十数間移動して再築したものの、
   戦時中の爆風を受けて石がゆるみ、登山禁止となっていました。
   現在も、足元が悪く滑りやすいことから、
   登拝は7月1日の山開きの日のみとなっているようです。

 

          data: PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 1月26日  千住宮元富士

          

コメント (2)
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