東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

涼しそうな花

2018-08-17 | 風景
  長く続いた酷暑も息切れしてきたみたいで
  猛暑とワンランク下がってきた。
  35℃以上が続いた後に30℃というと涼しく感じる、
  花もちょっと涼しそうな花が見られるようになってきた。


  

     いっぱい咲いてきたタカサゴユリ(高砂百合)、台湾原産。
     テッポウユリより花が長いうえ紫の筋が入っています、
     一番遅いユリかな、花が大きくてどっきりしますけどね。




  

     ノコギリソウ、葉がのこぎりみたい。
     ヨーロッパではノコギリソウの葉は悪霊を追い払う力があるとして、
     お守りや魔除けや占いに使われているそうです。
     ヨーロッパ原産、日本へは明治時代に入ってきた。




  

     ツユクサも目立ってきた。
     オシベは6本、クルリンと曲がっているメシベ以外はみんなオシベ、
     長いオシベはメシベと共にクルリンするので自家受粉も出来る。




  

     これから涼しくなればハギも本格的に咲いてくる、
     一気に秋がやってくるね。




  

     サネカズラ(実葛)。
     秋が進むとこの実が真っ赤に熟し夕日に輝く姿は得も言われぬ美しさとなる。
     万葉集には枕詞としてたくさん読まれている。

     「核葛(さねかずら) のちも逢ふやと夢のみに
        祈誓(うけひ)わたりて年は経(へ)につつ」  柿本人麻呂




  

     ガマ(蒲)。
     水辺にあって初冬になると穂綿がふわふわと飛び散り物悲しい光景を見せます。

     蒲団(ふとん)の「蒲」の字は、
     昔、ガマの綿毛を寝具に入れたことから。

     蒲鉾(かまぼこ)は、
     最初のころは竹輪のような形をしており、
     ガマの花穂に似ていたことから。

     蒲焼(かばやき)は、
     昔はうなぎを開かないで筒状に切って焼いていた、
     その形がガマの花穂に似ていたことから。

     いろいろな言葉の語源にもなっていますね。

     因幡の白兎。
     サメを騙したウサギ、サメに皮をはがれて泣いているところへ大黒様、
     「きれいな水で身を洗い蒲の穂綿にくるまれと」・・・
     鳥取県というより日本の民話・神話かな。

          data: 撮影 8月11日 向島百花園
          


     今朝の最低気温は24.7℃、熱帯夜から解放、、、
     長かったな今年の熱帯夜。
     ただ昨日に続き風が強く歩行困難、
     昨日は湿った南風だったけど今日は爽やかな北風が吹いている。
     長い間苦しめられた暑く長い夏もやっと終わりが見えてきた、
     すんなりと秋というわけにはいかないだろうけど
     もう少しの辛抱だね、がんばれ自分!!。

     17日東京の気象データ 15時現在
     最高気温30.0℃ 最低気温24.7℃ 瞬間最大風速 18.3m 最小湿度 29%
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする