11月3日、「名古屋オルガンの秋2015」は今回ベルリン大聖堂のオルガニストのフローリアン・ヴィルケスさんとソプラノ歌手の安保恵美さんをゲストに迎える。吉田文先生は司会。
画像をクリックしてください。プログラムが拡大されます。ヴィルケスさん作のPeaceがメンデルスゾーンのアヴェ・マリアに変更された。このアヴェマリアはよく耳にするシューベルトやグノーの作品とは異なりコロラトゥーラを伴うとても華やかなものだった。他にはヴィルケスさん自作の交響曲イ長調が変化に富み印象に残った。
特筆するのはアンコールで歌われた「里の秋」。深まり行く秋の情景に満ちた旋律とは裏腹に、南方前線に送られた兵士の妻・娘が夫・父の無事を祈る心情を歌う悲しい詩は今年のテーマ「Peace」に沿うもので目頭が熱くなるほどの演奏だった。
素晴らしい演奏をありがとうございました。
「里の秋」を聴く。左をクリックしてください。3番まで聴くとはじめて悲しさがわかります。
画像をクリックしてください。プログラムが拡大されます。ヴィルケスさん作のPeaceがメンデルスゾーンのアヴェ・マリアに変更された。このアヴェマリアはよく耳にするシューベルトやグノーの作品とは異なりコロラトゥーラを伴うとても華やかなものだった。他にはヴィルケスさん自作の交響曲イ長調が変化に富み印象に残った。
特筆するのはアンコールで歌われた「里の秋」。深まり行く秋の情景に満ちた旋律とは裏腹に、南方前線に送られた兵士の妻・娘が夫・父の無事を祈る心情を歌う悲しい詩は今年のテーマ「Peace」に沿うもので目頭が熱くなるほどの演奏だった。
素晴らしい演奏をありがとうございました。
「里の秋」を聴く。左をクリックしてください。3番まで聴くとはじめて悲しさがわかります。