「名古屋オルガンの秋2013」の三回目は全曲珍しいパイプオルガン連弾によるもの。冒頭、連弾は16世紀の記録が残っており主に足鍵盤のないオルガンで3声以上の作品を演奏するのが目的だった。その後初めから連弾を目的とした作品や他の楽器の作品を編曲したものなどが現れた。などの説明が吉田文さんからあった。
画像をクリックしたください。プログラムが拡大されます。1番目のSウェスリーと三番目のGメルケルの作品が連弾を目的としたものでバッハ作品のような厳粛な趣がありベートーベンとシューマンの小品は優しく愛らしい印象を受けた。最後のレーガーの作品は編曲ながらオリジナル作品のような厳しさがあった。年代順に緊張と緩和が交互に組み込まれた念の入った選曲であり、私では想像しえない豊富な知識と経験&卓越した技量が基礎になっていると思った。演奏は3番までが吉田文さんと徳子さん、残りは吉田文さんとマイヤー=フィービッヒさんの連弾。
五反城教会のステンドグラスから西陽が差し込む厳かな雰囲気でのパイプオルガンの音色と音響効果はコンサートホールではありえない格別な味わいがあり、またバッハ以外にもパイプオルガン曲の傑作はあるのだということを再認識させられる内容だった。素晴らしい演奏ありがとうございました。
画像をクリックしたください。プログラムが拡大されます。1番目のSウェスリーと三番目のGメルケルの作品が連弾を目的としたものでバッハ作品のような厳粛な趣がありベートーベンとシューマンの小品は優しく愛らしい印象を受けた。最後のレーガーの作品は編曲ながらオリジナル作品のような厳しさがあった。年代順に緊張と緩和が交互に組み込まれた念の入った選曲であり、私では想像しえない豊富な知識と経験&卓越した技量が基礎になっていると思った。演奏は3番までが吉田文さんと徳子さん、残りは吉田文さんとマイヤー=フィービッヒさんの連弾。
五反城教会のステンドグラスから西陽が差し込む厳かな雰囲気でのパイプオルガンの音色と音響効果はコンサートホールではありえない格別な味わいがあり、またバッハ以外にもパイプオルガン曲の傑作はあるのだということを再認識させられる内容だった。素晴らしい演奏ありがとうございました。