古都探索日記

奈良や京都の散策日記

ブランチコンサート

2013-09-19 14:38:27 | 音楽
 今年2回目のブランチコンサートは講義を伴う形式。①パイプオルガンの三要素(パイプ、風、鍵盤)②鍵盤が複数ある理由 ③パイプの種類(フルー管とリード管の二つに大きく分類され両者はさらに細かく分類される。リード管にはトランペット、オーボエ、シャルマイ等の管楽器の名前が、フルー管には基本となるプリンシパル、フルート、ヴィオラダガンバのような管楽器の名前がついたものが多い ④これらを国内最大の芸文センターコンサートホールのパイプオルガンで実際に音を出しながら吉田先生は講義された。

 画像をクリックしてください。実例として演奏されたリクエスト作品が並びます。

 リクエスト作品1 JSバッハ BWV645 4回現れるコラール旋律を4種類のパイプにより演奏する。使用するストップ(パイプ)の名が並ぶ(実は私のリクエスト、音の違いから印象がどう変わるか知りたかった)

 リクエスト作品2 JSバッハ BWV578 フルート管系を使用して清楚に

 リクエスト作品3 ドッビュッシー 月の光 管楽器系 中秋のこの日にちなんで
          JSバッハ BWV565 プリンシプル管を中心にフルート管、複合ストップ(一つのキーで同時に複数のパイプを鳴らす)を用いてゴージャズに

 リクエスト作品4 ディズニー作品白雪姫からメドレー 金属打音が出るクロッケンシュピールを用いて煌びやかに

 以上コンサート内容を簡単に説明。他に例を見ない吉田先生の個性が輝くユニークかつ面白い充実した内容だった。「無限の音色を持つパイプオルガンの作品は奏者の裁量に負う部分が大きく、演奏者には技術だけでなく豊富なアイデアと創造性が求められる」これが私の感想。
 次回はBWV645についての記事を投稿する予定。

 吉田先生へ 私のリクエストを採用して頂き大変ありがとうございました。期待していた以上に大きな満足と納得を得ることができました。そして感動しました。
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