古都探索日記

奈良や京都の散策日記

講義内容の実例

2013-08-03 14:03:34 | 音楽
 バッハ作品は年代順に ①コラールパルティータ(1702)bwv767 ②会衆コラール(1705)bwv722,732 ③コラールフーガbwv733 ④オルガン小本(1717)bwv599~ ⑤単独で伝わる大コラール ⑥18のコラール(1715~1750)bwv653 ⑦シュープラーコラール(1728-1738)bwv645 ⑧第3クラヴィーア練習曲集(1739) に分類される。各グループの実例(bwv)を音符を追いながら試聴。

 ここではアルンシュタット時代の会衆コラールbwv722と732を紹介。画面をクリックしてください。左がbwv722、右が732。両作品とも二十歳前後の若きバッハが慣習を打ち破り新しい表現に挑む姿が見られる。722では定旋律のあと32音符の超速いバッハの即興部分が続く。732では定旋律が途中で中音域に隠れてしまう。コラールが歌い難いと信徒の間に苦情が沸き起こったそうである。

 下の各々をクリックしてください。講義のように音符を追いながら試聴できます。

 BWV722を聴く。

 BWV732を聴く。
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