古都探索日記

奈良や京都の散策日記

曲目紹介

2010-10-24 19:56:14 | 音楽
 演奏に先立ってフィービッヒ教授からバッハの作品以外の選定理由の説明があった。画像をクリックしてください。写真右がプログラム。左はチラシ。

 第2,3曲は教授とR.シューマンのB,A,C,Hの音を使った作品。第4曲の題「1750年7月28日」はバッハの命日であり作曲者ピウッティは聖トマス教会のオルガニスト、第7曲のエラートの曲は低音の動きがバッハの組曲3番のアリアと同じ。第9曲の理由については残念ながらフィービッヒさんの日本語を聞き取ることができなかったが、バッハがいかに後世の音楽家に影響を与えているかを推し量ることができる。

 バッハの作品については私が乏しい知識から説明すると BWV546(前奏曲はライプツィヒ、フーガはヴァイマール時代)は自由楽曲と呼ばれるもの。BWV654(ヴァイマール時代)はオルガン・コラール(賛美歌が原曲)。BWV867(ケーテン時代)は平均律クラヴィア曲集第1巻からM.レーガーが編曲したもの。各々曲想が異なる。

 大変、綿密かつ手の込んだ選曲のようにおもわれる。私にはBWV867が一番だった。それにしてもパイプ・オルガンとは不思議な楽器である。音が耳からではなく、腹の底から響いて脳に伝わるように感じられる。大変満足できる内容だった。
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ヨハン・セバスティアン・バッハ@名古屋オルガンの秋2010 

2010-10-24 19:35:56 | 音楽
 10月24日、五反城教会にこのシリーズの第2回を聴きに行く。第1回は旅行のために行けなかった。
 
 第2回のテーマは オルガン・ソロ「Bach&B・A・C・H」、日本語にすると「バッハ&変ロ・イ・ハ・ロ」となる。バッハの作品3曲と他の作曲家のバッハにちなんだ作品6曲から成る。
 
 演奏はドイツのトーマス・マイヤー=フィービッヒ教授。12日のコンサートのファンファーレを作曲された方で今日のプログラムにも彼の作品が1曲組み込まれている。

 写真は会場の五反城教会の塔。
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