演奏に先立ってフィービッヒ教授からバッハの作品以外の選定理由の説明があった。画像をクリックしてください。写真右がプログラム。左はチラシ。
第2,3曲は教授とR.シューマンのB,A,C,Hの音を使った作品。第4曲の題「1750年7月28日」はバッハの命日であり作曲者ピウッティは聖トマス教会のオルガニスト、第7曲のエラートの曲は低音の動きがバッハの組曲3番のアリアと同じ。第9曲の理由については残念ながらフィービッヒさんの日本語を聞き取ることができなかったが、バッハがいかに後世の音楽家に影響を与えているかを推し量ることができる。
バッハの作品については私が乏しい知識から説明すると BWV546(前奏曲はライプツィヒ、フーガはヴァイマール時代)は自由楽曲と呼ばれるもの。BWV654(ヴァイマール時代)はオルガン・コラール(賛美歌が原曲)。BWV867(ケーテン時代)は平均律クラヴィア曲集第1巻からM.レーガーが編曲したもの。各々曲想が異なる。
大変、綿密かつ手の込んだ選曲のようにおもわれる。私にはBWV867が一番だった。それにしてもパイプ・オルガンとは不思議な楽器である。音が耳からではなく、腹の底から響いて脳に伝わるように感じられる。大変満足できる内容だった。
第2,3曲は教授とR.シューマンのB,A,C,Hの音を使った作品。第4曲の題「1750年7月28日」はバッハの命日であり作曲者ピウッティは聖トマス教会のオルガニスト、第7曲のエラートの曲は低音の動きがバッハの組曲3番のアリアと同じ。第9曲の理由については残念ながらフィービッヒさんの日本語を聞き取ることができなかったが、バッハがいかに後世の音楽家に影響を与えているかを推し量ることができる。
バッハの作品については私が乏しい知識から説明すると BWV546(前奏曲はライプツィヒ、フーガはヴァイマール時代)は自由楽曲と呼ばれるもの。BWV654(ヴァイマール時代)はオルガン・コラール(賛美歌が原曲)。BWV867(ケーテン時代)は平均律クラヴィア曲集第1巻からM.レーガーが編曲したもの。各々曲想が異なる。
大変、綿密かつ手の込んだ選曲のようにおもわれる。私にはBWV867が一番だった。それにしてもパイプ・オルガンとは不思議な楽器である。音が耳からではなく、腹の底から響いて脳に伝わるように感じられる。大変満足できる内容だった。