映画の後、JRタカシマヤでこの美術展に寄る。京都の細見美術館の所蔵品が公開された。写真右は酒井抱一の「桜に小禽」抱一の繊細な感性がみてとれる。左は伊藤若冲の「鼠婚礼図」若冲のユーモアのセンスが溢れ、鳥獣戯画やピーター・ラビットをおもわせる。
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1月10日、家内と今池のシネマテークにこの映画を観に行く。フランスの女流映画監督「アニエス・ヴァルダ」(1928年生)の自伝ドキュメンタリー映画。題名は彼女の人生にはいつも浜辺があったことを示す。幼少期のベルギー、南フランス、カリフォルニアなどでの記憶が語られていく。夫の今は亡きジャック・ドゥミへの思いを熱く語る場面は胸を打たれた。新しく撮影された部分には彼女自身とジェーン・バーキンが登場。過去の映像も交錯するので注意深く見ないと混乱する。親交のあった映画人がたくさん登場する。オーディションに落ちた若き日のハリソン・フォードが珍しい。本当にこの映画を理解するには何度も見なければならない。
私が初めて観たヴァルダの作品は代表作「幸福」で高校三年生の時だった。モーツアルトのクラリネット五重奏曲(A dur K581)の第一楽章の幸福感あふれる旋律が流れる中、印象派の風景画の様な光に満ち色彩豊かな画面に感動した。私にとっては5本の指に入る名画である。
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私が初めて観たヴァルダの作品は代表作「幸福」で高校三年生の時だった。モーツアルトのクラリネット五重奏曲(A dur K581)の第一楽章の幸福感あふれる旋律が流れる中、印象派の風景画の様な光に満ち色彩豊かな画面に感動した。私にとっては5本の指に入る名画である。
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