古い駅弁の掛け紙で、問い合わせがあった。久しぶりに、父のコレクションを見たら、世界文化遺産に指定される「富士・三保の松原」の掛け紙があった。
昭和初期、静岡駅の東海軒の駅弁である。当時、三保の松原は清水市である。静岡市としては、富士山と三保の松原、久能山が、観光の目玉であり、それを中心にデザインしたのだろう。静岡駅は左端である。
今は、静岡市清水区だから、違和感がない。現在の駅弁では、どうなっているだろうか。
浮世絵は広重である。なお、駅弁・掛け紙のブログは、2007年12月27日が最初である。