朝日新聞連載の「また会う日まで(池沢夏樹)」は、戦後の話になった。兵学校同期の友と、米との闘いについて、反省?している。24日版で、シアーズ・ローバック(Shears Roebucks & Co.)のカタログ1944年版が話題になった。戦中なのに、1002ページのカタログには、日用品からDIY・家までの品がある。同社は19世紀末からカタログ販売を初め、1993年に総合カタログは終わった。
私は昭和26年(1951年)に上京した。伯父が渋谷・松濤に住み、商事会社を経営していた。今の東京外語大出身で、米人との付き合いがあった。伯父宅で初めてコーラを飲み、シアーズのカタログに接した。日本にカタログ販売の気配もない時代で、その商品の多様さに驚いた!
米国滞在中の1967年、Radio Shack のカタログを入手した。全波受信機のキットを購入して、組み立てた。そのマニュアルの丁寧さに日米の差を感じた。日本では、TVをキットで作ったが、配線図だけだった。
なお、シカゴを訪ねた1993年、シアーズタワーに上がった。展望台からの風景である。多様な建築が、シカゴの特徴である。