goo blog サービス終了のお知らせ 

原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

原宿2万Bq/kg、皇居11万Bq/kg 首都圏に広範囲に散乱する黒い物質/東京スカイツリー被曝ツアー~0.34μSv/h

2012-11-12 20:30:06 | 未分類

原宿2万Bq/kg、皇居11万Bq/kg

首都圏に広範囲に散乱する黒い物質

東京スカイツリー被曝ツアー0.34μSv/h

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1193642951 より

(質問)

昨日の夕方、突然の大雨でずぶ濡れになってしまったのですが、大気中の放射能を考慮すると、相当被曝したと考えるのが妥当ですか? とするなら数年以内に白血病ないし癌を発症する可能性が高くなりますか?

補足
東京近郊在住の者です。

 

(回答)

tamikotea2さん  回答日時:2012/9/7 06:59:53

【今年の5月~8月頃に再臨界事故~群馬県で検出されたコバルト58】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1393545518
の中でも触れましたが、

放射能防御プロジェクトの木下氏も
【首都圏放射性物質の降下物に注意】
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/327d63fdddc7d51204a5dae0...
と現在も警告を続けているようです。

更には、

【 東京スカイツリー被曝ツアー~0.34 μSv/h 】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1093533895
上階に上がるごとに、
「0.16~0.18 μSv/h」⇒
「0,25~0.28 μSv/h」⇒
「0.34 μSv/h」

更には、村田光平氏(元駐スイス大使)が東電に確認した筋によると、
現在でも、最低でも「毎日、毎時1億ベクレル近い放射能が出ている」
ことも判明しているわけですし。

更には、既に地上の降下物

【原宿で2万Bq/kg、皇居で11万Bq/kg
~首都圏に広範囲に散乱する黒い物質】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1093441840
が交通量の多い首都圏では特に、車の通過の度ごとに
「再浮遊」の可能性も十分考えられるわけで。

【酷く放射能まみれの東京の空気(ウラニウム約3,000ベクレル/kg等)】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1392023278
もそれを裏付けています。

つまり、その濃度は別論としても、
首都圏上空にも、現在も大気エアロゾル粒子として
非常に広範囲で存在しているのはほぼ間違いありません。

特に
(γ線核種以外の)、α線核種
【プルトニウム及び超ウラン元素(アメリシウム、キュリウム)
の暫定基準値1~10Bq/kg 】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1192845996
やβ線核種

も首都圏上空を浮遊している可能性も十分考えられるわけで、
γ線の空間線量を測定したところで、γ線核種ですらも
全てが反映されるとは限らず、ましてや、一般測定が
ほぼ不可能なα線核種やβ線核種の存在は一般市民が
確認できる状況にないのが実情かと思います。

つまり、「大気中を漂う大気エアロゾル粒子」上空の
雨雲から降下してくる雨水によって、特に揮発性&水溶性核種
は容易にフォールアウト(降下)している可能性は
現在も継続中だと十分言えるでしょう。

更には、その濃度も、昨年でさえ
【福島の「黒い雨」の濃度は、広島・長崎の「黒い雨」の最低1000倍?】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1492244169
と思われますから、現在でも広島・長崎の「黒い雨」の最低10倍近い
濃度のものが降下しているのでしょう。

>数年以内に白血病ないし癌を発症する可能性が高くなりますか?

ただでさえ、

「東北・関東地方在住者は
既に癌などの重大疾病があれば余命数ヶ月
これまで病気がない人で余命3年以内」
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/494be7e475dace7285de442e0945ae16


【関東地方在住者は3年後に80%が死亡か】
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/1489cc75eb3e4fc9a6e094ab321b7c72

【東日本80%が放射線障害を発症、寿命は20年も縮まる】
ECRRクリス・バズビー博士
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1392026908

【「今後25年間で250万人~300万人が被曝疾患で亡くなる。」
(ノーベル平和賞候補者)】 〔ヘレン・カルディコット博士〕
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1393050673
「ヘレン・カルディコット博士:
日本では驚くべき統計値が示されることになり、
今後25年間で250万人から300万人が(被曝疾患で)亡くなるでしょう。
どうあがいても有り得ないことだとは私は思いません。
私たちが話しているのは、際限のない規模を誇る惨事だということです。」

とも言われていますので、更に被曝リスクが高まったということは十分
考えられるかと。
ただ、過去に生じた事を悔いても仕方がありませんので、
今後の再発防止&健康管理に心がけましょう。
〔⇒呼吸を介しての「吸入摂取」に加え、食材を介しての「経口摂取」
というW内部被曝リスクを抱えている事も忘れずに。〕

【やがて訪れるカタストロフの真相】
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=126776

PS
【約2600km離れたフランスでのチェルノ事故の影響
~甲状腺癌、白血病等が大量発生】 (地中海西部、仏領コルシカ島も含む)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1291717497

PS

中山憲医師(コロンビア大学)によると

「私たちは、新しい基準でも緩すぎると思っている。
循環する食品の50%が汚染されているからである。」
(⇒程度差はあれ、国内流通食品の50%が汚染)

「1日10Bq/kg食品を食べ続けたら
600日で1,400ベクレルが体内に残留。
1,400ベクレル体内に残留すると
半数の人が心電図に異常が出る」
と指摘しています。
http://portirland.blogspot.jp/2012/05/201254.html#

投稿画像


【必見】原発労働者27万人うち6.5万人生死不明、限度量を超えても線量計はずしや線量虚偽報告は日常茶飯事

2012-11-12 12:53:48 | 未分類

【必見】原発労働者27万人うち6.5万人生死不明、限度量を超えても線量計はずしや線量虚偽報告は日常茶飯事

原発は、人を被爆させなければ存続させることはできない。

多くの犠牲者の上に、原発は存在している。

 

【福島第一原発】作業員が線量計を鉛カバーで覆うように指示されていた 被曝線量を偽装

http://genpatu-playtp.blogspot.jp/2012/07/blog-post_9702.html より(転載開始)
2012年7月21日
 

http://www.tocd.org/news2ch/r.cgi/engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1342820570/
 

(転載おわり)

 

上記URLからの情報

線量計に鉛板、東電下請けが指示 原発作業で被曝偽装

東京電力が発注した福島第一原発の復旧工事で、下請け会社の役員が昨年12月、 厚さ数ミリの鉛のカバーで放射線の線量計を覆うよう作業員に指示していたことがわかった。
法令で上限が決まっている作業員の被曝(ひばく)線量を少なく見せかける偽装工作とみられる。
朝日新聞の取材に、複数の作業員が鉛カバーを装着して作業したことを認めた。
役員は指示したことも装着したことも否定している。
厚生労働省は、労働安全衛生法に違反する疑いがあるとして調査を始めた。

 朝日新聞は、福島県の中堅建設会社である下請け会社「ビルドアップ」の役員(54)が偽装工作したことを示す録音記録を入手した。
昨年12月2日夜、作業員の宿舎だった福島県いわき市の旅館で、役員とのやりとりを作業員が携帯電話で録音していた。

 役員はその前日、作業チーム約10人に対し、胸ポケットに入るほどの大きさの線量計「APD」を鉛カバーで覆うよう指示した。
だが3人が拒んだため、2日夜に会社側3人と話し合いがもたれた。役員は録音内容を否定するが、この場にいた複数の作業員が事実関係を認めている。
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY201207200768.html
鉛カバー装着のイメージ図
http://www.asahi.com/national/update/0721/images/TKY201207200744.jpg
工事受注の流れ
http://www.asahi.com/national/update/0721/images/TKY201207200741.jpg

関連ニュース
「線量計つけず作業、日本人の誇り」 海江田氏が称賛 2011年7月24日0時15分
http://megalodon.jp/2011-0724-0046-24/www.asahi.com/national/update/0723/TKY201107230699.html
 海江田万里経済産業相は23日のテレビ東京の番組で、東京電力福島第一原子力発電所事故後の作業に関連し、
「現場の人たちは線量計をつけて入ると(線量が)上がって法律では働けなくなるから、線量計を置いて入った人がたくさんいる」と明らかにした。
「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」と称賛する美談として述べた。
「勇気のある人たちという話として聞いた。今はそんなことやっていない。決して勧められることではない」と語った。

 


 

【必見】原発労働者27万人のうち6.5万人の生死不明、限度量を超えても線量計はずし(鳴き殺し)や線量虚偽報告は日常茶飯事。

違法な労働現場、無視される非正規労働者の人権

http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-57.html より

人の犠牲の上に成り立つ原発ビジネス。
 
3・11前にこんなことほとんど知らなかった自分が恥ずかしい。
 
使い捨てられていく人たちの姿に涙が出ました。
 
事故のあるなしにかかわらず、原発は存在自体が罪です。絶対に見て下さい。
 
(必見動画:被曝する労働者達:下請け・日雇いが支える原発の実態
※動画が消される可能性あり
 
 

 
 
核燃料サイクルは放射性廃棄物を生み出し続ける

核燃料サイクルというと、まるでリサイクルの完結した輪のように響きますが、
 
リサイクルとは廃棄物を最小限に抑えムダのない、
無害な流れになってはじめて、リサイクルといえます。
 
でも核燃サイクルは全ての工程に厄介な放射性廃棄物を
生み出してしまうのです
 
100万キロワット級(標準的といわれる)の原発の流れを追った図
(京大原子炉研究所・小出裕章氏)を見てください。

 
 
いちばん最初にウランを採掘するところから始まります。
 
 
たとえば10万トンのウラン鉱石を得るために、
200万トンのウラン残土が残るのです。
 
 
直接日本は取引がないがインドのジャドウコダウラン鉱山周辺の住民には
小頭症、多指症、ダウン症などの先天異常が、
また女性の間に流産、死産、不妊症が、
 
住民たちの多くが
ガン、白血病、日常的な発熱・痛みに苦しんでいる。
 
 
またここにはインド中の使用済み核燃料や医療用の放射性廃棄物など、
 
あらゆる核のごみが送りこまれ核の墓場といわれている。
 
しかしこの地の先住民族は戦い続けている
 
 
私たちが浪費する電気のために、世界のどこかで苦しみ、喘ぎ、悲しみそして大きなものに立ち向かっていく人たちがいるのだ。
 
 
台湾では、低レベル廃棄物が先住民の島に貯蔵されている。
 
彼らには最初 魚の缶詰工場が作られるのだ。
 
だから勤めるところができて暮らしが良くなるとだまされた。
 
だまされる方が悪いのだろうか・・・
 
 
ここまで『やさしい反核燃講座その1』 から引用・要約させていただいています。
 
 
ここから『ブッダの嘆き』 から引用・要約させていただいています。
 
 
見たこともない病気に苦しむ子どもたち
ウラン採掘と核廃棄物投棄で周辺の先住民に深刻な被害
 
上記で紹介した住民たちは
 
ジャルカンディー反 放射能同盟を結成して、
ウランを採掘・製錬する国営の ウラン公社(UCIL )を追及し、
医療援助や補償を求めているようですが、
 
ウラン公社はいま なお「安全だ」とくり返すだけで
村人たちには最低限の医療すら提供されていません。
 
それどころか、 村人たちの畑をとりあげ、
家をブ ルドーザーで押し壊して、
新たな投棄ダムの建設を強行するなど、
住民無視の姿勢を変えていません。
 
ここまで『ブッダの嘆き』から引用

茨城県取手市 チェルノブイリ強制避難レベルの汚染 『福島第1原発の7Km圏内、立入禁止地域の汚染に匹敵』 

2012-11-11 21:26:44 | 未分類

茨城県取手市 チェルノブイリ強制避難レベルの汚染

 『福島第1原発の7Km圏内、立入禁止地域の汚染に匹敵』

汚染は怖いが移住できない人しない人のスレ
http://logsouko.com/t/uni/radiation/1320322672/ より

343:名無しに影響はない(やわらか銀行)2012/09/09(日) 22:41:16.79 ID:fLOfHe4a>>321の続き
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1341495032/149
*********************
149 返信:地震雷火事名無し(やわらか銀行)[sage] 投稿日:2012/08/26(日) 22:40:59.12 ID:ycdLnB2z0 [2/4]
>>321に貼った取手の表の、汚染上位地点だけ抜き出す。

チェルノブイリと東電の規定による汚染地域区分と、常総生協調査による取手のセシウム汚染(2012.8.20改定)
-------------------------------------------------------------
チェルノブイリの汚染地域の定義               取手市
(東電の汚染区分)   Bq/m^2  メッシュNo.+地名+試料No.+検出量+目印
-------------------------------------------------------------
強制避難ゾーン    148万以上      *新町24   318万 キャノン・競輪
                          *井野23   278万 取手駅
                          *井野台21 277万 キリンビール
                          *戸頭2   167万 戸頭駅
-------------------------------------------------------------
強制移住ゾーン    55万~148万    *宮和田35 134万 藤代駅
                          *白山63   57万 キャノン・競輪
                          *桜ケ丘6箇所 57万~61万
-------------------------------------------------------------
(D区域)       40万~         *戸頭1   40万
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このあたりの汚染は、本当に凄まじい。

福島第1原発の7Km圏内での、2011.5.25時点での土壌のセシウム汚染濃度と見比べてくれ(院長の独り言の図)。
http://onodekita.sblo.jp/article/46986461.html

取手の最高値である *新町24 318万Bq/m^2は、福島第1原発の7Km圏内に匹敵する汚染度だ。
福島第1原発から200Kmほど離れているというのに、取手は本当に運が悪かったとしか言いようが無い。

100万Bq/m^2を超えるような超危険な場所で、人が普通に生活しているなんて、信じられない異常なことだ。
福島第1原発の7Km圏内は立ち入り禁止なのだから、当然、取手のこれら危険地帯も、立ち入り禁止にしなければ、おかしいだろう。
**********************

 


汚染は怖いが移住できない人しない人のスレ
http://logsouko.com/t/uni/radiation/1320322672/ より


44 名前:名無しに影響はない(やわらか銀行)[sage] 投稿日:2012/07/29(日) 22:46:34.36 ID:bcyzg7vR [2/2]
上記の表に、取手市のデータを加えようと作業していたら、マップの数値とPDF表のデータが一致せず、さらにPDF表にとんでもないデータが記載されていることに気付いた。
取手市セシウム土壌沈着量と地面からの「年間追加被曝線量」の推定(福島原発事故から1年目)PDF表
http://www.coop-joso.jp/radioactivity/pdf/report_toride.pdf
この表の上部に、有効試料区間外データとして、とてつもなく高い数値が掲載されていた。
有効試料区間についての表中の注釈は以下のとおりである。
---------------------------------------------
3.有効試料区間
有効試料区間より上は、地形・風雨などの自然環境による局地化があると考えられる。また偏在化して高濃度の地点を測定しているところもある。
有効試料区間以下は流亡か、なんらかの形で人の手(除染等)が加わっている可能性がある。
実生活においては局在化されたところへの接近も考えられることから、「平均してこのくらいだから安心だ」という判断は誤りである。
したがって、計測上のばらつきの問題だけでなく、自然の複雑系・ランダムさに対して統計的に平均をとったり標準化する意味は全体状況の把握であって、
問題は現実の居住地の個別の事実としての値が重要である。
---------------------------------------------
「有効試料区間より上は、地形・風雨などの自然環境による局地化があると考えられる」ということで、これらの数値をマップからは除外したらしい。
しかし、実際に規定された手順どおりにサンプルは採取したのだろうし、現実に測定された数値のはずである。
「有効試料区間より上」のデータを、以下の表に記す。

取手市セシウム土壌沈着量(「有効試料区間より上」のデータ)

---------------------------------------------
試料 地区  土壌沈着量  地区近辺の目印
No          Bq/m^2
---------------------------------------------
24   新町   3,176,578  キャノン工場・競輪場
23   井野   2,778,558  取手駅・取手一高
21   井野台  2,773,311  キリンビール工場・西取手駅
2   戸頭   1,674,517  戸頭駅・戸頭団地・小・中
35   宮和田  1,343,875  藤代駅・宮和田小
56   桜ヶ丘   614,722  桜ヶ丘小
79   桜ヶ丘   612,573  桜ヶ丘小
37   桜ヶ丘   598,274  桜ヶ丘小
55   桜ヶ丘   585,583  桜ヶ丘小
38   桜ヶ丘   576,929  桜ヶ丘小
63   白山    574,406  キャノン工場・競輪場
78   桜ヶ丘   572,766  桜ヶ丘小
---------------------------------------------

最高値は、なんと新町の317万Bq/m^2という、とてつもない高い数値だ。

100万Bq/㎡超が5地点、50万Bq/m^2超が12地点もあった。

桜ヶ丘は、6地点とも、50万Bq/m^2超を示している。これはこの地区が高濃度汚染されていることを信頼させるデータだ。

おそらく、常総生協は、あまりに高すぎる数値の影響を考慮して、マップからこれらの数値を除外したのだろう。

これら高濃度汚染地帯を地図で確認したが、いずれも住宅密集地だ。

>>43で書いたように、東電規定では、40万Bq/m^2超では、全面ガスマスク着用が義務付けられる。

これら12地点は、全面ガスマスクを着用しなければならない場所だ。

恐ろしいことだ。初期の阿見町のデータに驚いていたが、取手はそれ以上にとてつもなく汚染されていた。

取手市民はPDF表をよく見て、全面ガスマスク着用の必要な高濃度汚染地帯からは逃げ出したほうがいいぞ。


農水省の米作付許可基準である土壌中セシウム濃度5000Bq/Kg 『東電規定では全面マスクが必要』な汚染

2012-11-11 21:07:11 | 未分類

農水省の米作付許可基準である土壌中セシウム濃度5000Bq/Kg 

『東電規定では全面マスクが必要』な汚染

本当に、この国の政府は狂っているとしか言いようが無い。

国民に毒を食わせたくて仕方が無いのだ。

 汚染は怖いが移住できない人しない人のスレ
http://logsouko.com/t/uni/radiation/1320322672/ より

56 自分:名無しに影響はない(やわらか銀行)[sage] 投稿日:2012/08/22(水) 21:13:27.52 ID:vs7V7b2s [1/2]
これらの表を作っていて思うのだが、農水省の米作付許可基準である土壌中セシウム濃度5000Bq/Kgは幾らなんでも高すぎだ。

中山・鈴木PDFに詳しく書いてある。
http://www.jca.apc.org/nnpp/nakayama/suidensakuduke.pdf
米の基準値が500Bq/kg(この米の基準値自体が高いという指摘もある)で、上記の移行係数(0.1)の逆算で、土壌中にはその10倍の濃度までが許容範囲、という考え方から、5000Bq/kgとしている。

農水省は、土壌の汚染基準をBq/Kgで示しているが、一般的なBq/m^2での換算値や換算法については黙している。

どうせ訳がわからないようにしているのだろう。

中山・鈴木PDFでは、2種類の換算法により、土壌中セシウム濃度5000Bq/Kgは、

75万~112.5万Bq/m^2

あるいは

25万~37.5万Bq/m^2であろうとしている。

前者、75万~112.5万Bq/m^2は、「東電規定D区域:全面マスクが必要」な40万Bq/m^2をはるかに超える汚染度だ。

全面マスクしなけりゃ入れないような場所で米を作るのかよ。

それと同時に、チェルノブイリでの強制移住ゾーン55万~148万Bq/m^2にも当て嵌まる。

たとえ後者、25万~37.5万Bq/m^2だとしても、充分高すぎる汚染度合だ。チェルノブイリでの移住希望認定ゾーン18.5万~55万Bq/m^2に該当する。
チェルノブイリでは移住を認めたような場所で米を作るのかよ。

放射性廃棄物(Wiki)http://ja.wikipedia.org/wiki/放射性廃棄物

放射性のある廃棄物のなかで放射能がクリアランスレベル(しきい値)以下のものは、法定上は放射性廃棄物とはみなされず産業廃棄物として処理される。

原子力安全委員会は1997年からクリアランスレベルの検討を始め、2009年に放射性廃棄物の放射能のクリアランスレベルを1Bq/gm(1000Bq/Kg)と決定した。

つまり、原子力安全委員会は、2009年に1000Bq/Kg以上を放射性廃棄物と決定したそうだ。

農水省は、この基準値の5倍の5000Bq/kg、本来、放射性廃棄物である土壌で作った米を喰えという訳だ。

原発事故後、政府は放射性廃棄物の基準値を2009年決定値の8倍の8000Bq/kgに引き上げた。
これも許し難いが、米の作付基準値5000Bq/kgは、8000Bq/kgとたいした差は無い。

放射性廃棄物の基準値よりわずかに低い5000Bq/kgの土壌での米の作付を認めるとは、いったい何事だ。
どう考えたって、頭がおかしいだろ。

さらにひどいことがある。

米を含む食品の安全基準値は2012/4/1から、500Bq/kgから100Bq/kgに引き下げられた。

このレスの冒頭に書いたが、「上記の移行係数(0.1)の逆算で、土壌中にはその10倍の濃度までが許容範囲、という考え方から、5000Bq/kgとしている。」だそうだ。

そういう考え方で決めたのであれば、食品の安全基準値が100Bq/kgに引き下げられたのだから、当然、それと並行して、米作付許可基準も1000Bq/Kgに引き下げるべきだ。

しかし、農水省はそれをやる気が一切ない。

農水省は、安全な食品の供給などまったく興味が無いようだ。国民に毒を食わせたくて仕方が無いのだ。

本当に、この国の政府は狂っているとしか言いようが無い。


ある学会の関係者と懇談。福島県は県民の健康調査に福島医大がホールボディカウンターを使うことを禁止

2012-11-11 20:41:25 | 未分類

ある学会の関係者と懇談。福島県は県民の健康調査に福島医大がホールボディカウンターを使うことを禁止

伊藤隼也
 ‏@itoshunya 11年5月27日 ある学会の関係者と懇談。

福島県は県民の健康調査に福島医大がホールボディカウンターを使うことを禁止している。

県は一体何を考えているのでしょうか?

県民をモルモットに壮大な研究をしようとしているのか?

福島県を棄てられる人は移住を考えた方がこの先幸せかも知れません。

馬鹿な呟きと笑うもよし


http://www.cyzo.com/2011/07/post_7943.html より
福島県二本松市の三保恵一市長は、独自に放射線量を測っている。

原発事故発生当初は毎時5~8マイクロシーベルトもあり、最近は少なくなってはいるが、7月2日は毎時1.30マイクロシーベルトで、福島市や郡山市を上回っている。

悩んだ市長は、子どもたちの外部、内部被曝を調べ、どういう医療を施せばいいのかを検討するため、ホールボディカウンター(全身測定装置、WBC)で調べてもらおうと、福島県立医科大学付属病院に懇請したが、

「一般市民の検査はできない」と、あっさり断られてしまったのだ。


電話してみた。東京から放射能が理由で避難した場合も費用を請求出来る。請求すべきは東京電力へ!

2012-11-11 20:23:18 | 未分類

電話してみた。東京から放射能が理由で避難した場合も費用を請求出来る。

請求すべきは東京電力へ!

汚染は怖いが移住できない人しない人のスレ
http://logsouko.com/t/uni/radiation/1320322672/ より

268:名無しに影響はない(四国地方)2012/08/15(水) 22:22:42.07 ID:aPKqTQiQ

「電話してみた。東京から放射能が理由で避難した場合も費用を請求出来る。

東京電力コールセンターへ(0120-926-404)後日、書類を送付するとの事。」

ほかに土壌交換や調査費用なども、簡易裁判などで認められやすい。

請求すべきは東京電力へ!

https://twitter.com/ani2525/?status/73051884134465537


[ENENEWS]福島で働く医師の告白『多くの人々が死につつある』「髪を失い、健康状態が悪化、出血」(VIDEO)

2012-11-11 14:04:56 | 福島原発事故後の健康被害

[ENENEWS]福島で働く医師の告白『多くの人々が死につつある』

「髪を失い、健康状態が悪化、出血」(VIDEO)

http://enenews.com/interview-medical-doctors-working-fukushima-lots-people-dying-bleeding-losing-hair-having-bad-health-condition-video の記事を和訳 元記事はURLを参照

[ENENEWS]匿名のインタビュー:
福島で働く医師は、多くの人々が死につつあると言います。

「髪を失い、健康状態が悪化、出血する」(VIDEO)

2012年4月29日:
「幸子」(東京で暮らす33歳の博士号学生)
2:50頃

私には、福島で働く医師である友達がいます。

彼らは、人々が、髪を失い、健康状態が悪化し死にかけている多くの人々が出血するのを見るようになります。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=IKpmeLrPLL8 (インタビュー 動画)

 


埼玉の健康な子どもの比率は2033年までにわずか6%になる。これはウクライナに匹敵する。

2012-11-11 13:21:04 | 未分類

埼玉の健康な子どもの比率は2033年までにわずか6%になる。

これはウクライナに匹敵する。

Comparing to Ukraine, the ratio of healthy children in Saitama will be only 6% by 2033

Kowaka氏は、埼玉市の汚染状況を分析しました。

2012/9/24から2012/10/4までウクライナと同じ方法で、実地調査を行いました。

ウクライナでは、健康な子どもの比率は1992年に22%でした。

また、チェルノブイリ原発事故から、22年後の2008年、その比率は6%に落ちました。

慢性疾患を持った子どもの比率は20%から78%まで増加しました。

彼は、3つの地方のモニターされた学校の間で、最低の放射能レベルを研究しました。

最低の放射能レベルは0.03の~0.10μSv/hでした。これは埼玉市の同じレベルです。

他の2つの学校では、それは0.09および0.12μSv/hでした。

さらに、これらの学校で、学生の60%~70%は、脚の痛みを20%持っています。

学生の80%は頭痛を持っています。

それは汚染された食物を取ったことによる内部被曝によるものではないかと分析しました。

地元住民は肉の代わりにきのこを食べていました。それは、摂取する食物の5%に相当します。

しかしながら、それらの食物は平均でわずか10Bq/kgしか含んでいませんでした。

それは日本の安全性限界のちょうど10%です。

さらに、地元で取れたライ麦の放射性物質は、

埼玉で2011年に生産された小麦よりより少ないレベルしか含んでいませんでした。

 

(下記記事を和訳) 元記事は、以下を参照

日本の窮状を世界に http://fukushima-diary.com/ より

Comparing to Ukraine, the ratio of healthy children in Saitama will be only 6% by 2033

 

Mr. Kowaka, the chairman of NPO Safety of our foods and life analyzes the contamination situation of Saitama city is the same as Ukraine from the field research conducted from 9/24 to 10/4/2012.

In Ukraina, the ratio of healthy children was 22% in 1992, and it dropped to be 6% in 2008, when 22 years have passed. The ratio of children with chronic malady increased from 20% to 78%.

He researched ,among the monitored schools in three regions, the lowest radiation level was 0.03 ~ 0.10 μSv/h, which is the same level of Saitama city. In other 2 schools, it was 0.09 and 0.12 μSv/h.

Also, in these schools, 60% ~ 70% of the students have pain in legs, 20% ~ 80% of the students have headache. He analyzed it’s from internal exposure because of contaminated food.

The local people have mushroom as a replacement of meat, which takes up 5% of food.

However, their food contained only 10Bq/Kg at average, which is just 10% of Japanese safety limit.

Additionally, the local rye contained less level of radioactive material than wheat produced in Saitama 2011.

Source

_____

Italiano:

Rispetto all’Ucraina, i bambini sani a Saitama in proporzione saranno solo il 6% entro il 2033
Il sig. Kowaka, presidente dell’organizzazione no profit “Sicurezza del nostro cibo e della vita” ha dichiarato che, da una ricerca sul campo condotta tra il 24/09 e il 04/10/2012, la situazione della contaminazione di Saitama è la stessa dell’Ucraina.
In Ucraina, il rapporto dei bambini in salute era del 22% nel 1992 ed è calata al 6% nel 2008, dopo 22 anni. Il rapporto di bambini con malattie croniche è aumentato dal 20% al 78%.
Secondo la sua ricerca, presso le scuole monitorate in tre regioni, il livello più basso di radiazioni era di 0.03 ~ 0.10 μSv/ora, che è lo stesso livello della città di Saitama. In altre due scuole era di 0.09 e 0.12μSv/ora.
Inoltre, in queste scuole, il 60% ~ 70% degli studenti ha male alle gambe, il 20% ~ 80% di studenti soffre di mal di testa. Ha analizzato che la causa è l’eposizione interna data dal cibo contaminato.
Gli abitanti del luogo mangiano funghi al posto della carne, che rappresentano il 5% del cibo.
Comunque il loro cibo conteneva solo 10 Bq/Kg in media, che è soltanto il 10% del limite di sicurezza giapponese.
Infine, la segale locale conteneva livelli di contaminazione inferiori rispetto alla farina prodotta a Saitama nel 2011

_____

Français :

Comparativement avec l’Ukraine,  la proportion d’enfants en bonne santé sera seulement de 6 % à Saitama vers 2033

M. Kowaka, le président de NPO, à partir de recherches de terrain menées du 24 septembre au 4 octobre 2012 affirme que l’état sanitaire de notre nourriture et les analyses en temps réel de la contamination dans la ville de Saitama sont les mêmes qu’en Ukraine.

En Ukraine, La proportion d’enfants en bonne santé était de 22 % en 1992 et elle est descendue à 6 % en 2008, au bout de 22 ans. La proportion d’enfants à maladies chroniques est passé de 20 % à 78 %.

Parmi les écoles surveillées de trois régions, il a trouvé que le plus bas niveau de radioactivité était de 0,03 ~ 0,10 μSv/h, ce qui est identique à Saitama. Dans deux autres écoles, elle était de 0,09 et 0,12 μSv/h.

En outre, dans ces écoles, 60 à 70 % des élèves ont des douleurs aux membres, 20 à 80% ont des migraines. Il a déterminé que c’est du à l’exposition interne par la nourriture contaminée.

Les gens sur place utilisent les champignons à la place de la viande, ils représentent jusqu’à 5 % de l’alimentation.

Toutefois, leur nourriture ne contenait en moyenne que 10 Bq/kg, ce qui n’est que 10 % de la limite de sécurité japonaise.

De plus, le seigle local contenait moins de radioactivité que le blé produit à Saitama en 2011.

Source


【証言】郡山女性が、ベトチャンドクチャンのような子を、妊娠。

2012-11-11 11:54:30 | 福島原発事故後の健康被害

【証言】郡山女性が、ベトチャンドクチャンのような子を、妊娠

福島事故さえおこらなければ、平和に暮らしていたはずの多くの家族。

郡山で子の障害がわかった家族は、嗚咽して泣いた・・。しかし、生むことを選んだ。

真実を伝えたいということで旦那様が証言している。

 

【直視して】ベトちゃんドクちゃんのような赤ちゃんを妊娠した郡山の女性の旦那さんの証言
http://renaart.exblog.jp/17130125/ より

郡山の女性が、ベトチャンドクチャンのような子を、妊娠したようです。

旦那様がその事を話されています

http://www.youtube.com/watch?v=k2KrjXhHtQY&feature=player_embedded (動画) 


原発事故当時、東京在住。友達の子供の甲状腺異常。肉眼で見えるほどの「のう胞」が複数。白血球の数も上昇

2012-11-11 10:43:27 | 未分類

原発事故当時、東京在住。友達の子供の甲状腺異常。

肉眼で見えるほどの「のう胞」が複数。白血球の数も上昇

http://ameblo.jp/hoshitukiyoru7/entry-11401037154.html より一部転載

先日、町田に住む友達が2歳の娘さんの甲状腺のエコー検査を

しに行ったら、のう胞(しこり)が数個見つかった。


あと、白血球の数も多くなっていると言われたそう。
去年、外で遊んでいた時に大量の鼻血を2回出している。

その1ヶ月前、国分寺に住んでいる友達が4歳の娘さんの

甲状腺の検査をしに行ったら、あきらかに肉眼で見えるほど

の5~6個の「のう胞」が見つかった。


「子供の甲状腺の異常というのはめったにないことだし

、今までそういう症例を知らないので、驚いている。」

と医師に言われたとメールしてきた。

チェルノブイリでは甲状腺ガンに関する統計データがまちまちで・・

って言われるのは、その前に、体調不良や心不全で亡くなってしまう

子供たちのほうが多かったからだとしたら?


と考えてしまう…。

友人は2人とも、給食はお弁当を持たせ、牛乳は飲ませていなかったし、

きのこや魚にもじゅうぶん注意していたのに。


いずれも爆発当時、東京に住んでいました。

(転載おわり)

 


http://ameblo.jp/hoshitukiyoru7/entry-11401037154.html より(引用開始)

「チェルノブイリのかけはし」野呂美加さんFBより。

「拡散願います。
福島の子供たちの甲状腺異常の数字が異常であることを書いています。
読めば医師でなくても危機的状況がわかります。
この医師がつぶされないために急いで。」

松崎医師の嘆願書(PDFファイルダウンロード

(引用終了)

 

上記の松崎医師の嘆願書から一部紹介

意見書
今、福島の子供達に何が起きているか?医学博士:松崎道幸
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/kou131Matsuzaki-opinion.pdf より

5.福島調査の「のう胞」保有率は、過去のどの調査よりも高率である

以上の4つの調査成績を一覧表にまとめてみると、今回発表された「福島県
民健康管理調査」のこどもの甲状腺検診の結果は、驚くべきものであることが
分かります。

三分の一のこどもの甲状腺に「のう胞」ができていたからです。

「のう胞」とは液体のたまった袋です。これがあるからと言って、直ちに甲状
腺がんが起きる恐れがあるとは言えませんが、甲状腺の内側に何か普通とは違
ったこと(ただれ=炎症あるいは細胞の性質の変化)が起きていることを指し
示していると考える必要があります。

検討対象事故による放射線被ばくのう胞保有率
1 福島県0~18 才児(平均年齢10 才) 35%
2 長崎県7~14 才児 0.8%
3 米国等10 才児 0.5~1%
4 チェルノブイリ原発周辺18 才未満児 0.5%

 

1. 内外の甲状腺超音波検査成績をまとめると、10 才前後の小児に「のう胞」
が発見される割合は、0.5~1%前後である。

2. 福島県の小児(平均年齢10 歳前後)の35%にのう胞が発見されているこ
とは、これらの地域の小児の甲状腺が望ましくない環境影響を受けている
おそれを強く示す。

3. 以上の情報の分析および追跡調査の完了を待っていては、これらの地域の
小児に不可逆的な健康被害がもたらされる懸念を強く持つ。

4. したがって、福島の中通、浜通りに在住する幼小児について、避難および
検診間隔の短期化等、予防的対策の速やかな実施が強く望まれる。

5. 以上の所見に基づくならば、山下俊一氏が、全国の甲状腺専門医に、心配
した親子がセカンドオピニオンを求めに来ても応じないように、文書を出
していることは、被ばく者と患者に対する人権蹂躙ともいうべき抑圧的な
やり方と判断せざるを得ない。

 


 

福島県郡山市 4歳児と7歳児に甲状腺がんの疑い
チェルノブイリのときにも、最初はみんな「良性」だった。それが次第に「悪性」のガンになった>甲状腺追加検査をするなとメールを送った山下俊一 /週刊文春「3月1日春の特大号」に、「郡山4歳児と7歳児に甲状腺がんの疑い!」 http://yahoo.jp/COT5HD
 
 
 
被曝した福島の子供たちが東京で健康診断
「目の下のクマが気になる。先月末に鼻血と下痢があった」。
 
「医師からは『(福島に)戻るな』と言われた。
 
『住み続けると19才までに発ガンする可能性がある。
 
早ければ1年後に発症する』と言うことだった」。
http://www.janjanblog.com/archives/44310
 
 
 

甲状腺がん発生100倍も チェルノブイリ影響 WHO会議報告

【ジュネ-ブ20日=竹内敬ニ】

1986年に起こったチェルノブイリ原発事故による放射能被害で、手どもの甲状腺(せん)がんが90年代になって急増し、事故前と比べると発生率が100倍にもなっている地域があることが20日、ジュネーブで開幕した世界保健機関(WHO)主催の「チェルノブイリと他の放射能事故の健康影響に関する国際会議」で報告された。
WHOは、放射能被害の大きいベラルーシ、ウクライナ、ロシアの3カ国と協力して昨年まで大規模な健康影響調査をした。この結果の一部を、中嶋宏・WHO事務局長は開会演説の中で明らかにした。
中嶋事務局長と会議に出された資料によると、3カ国の放射能汚染地区の14歳までの子どもを追跡調査したところ、事故発生以降、ベラルーシで333人、ウクライナで208人、ロシアで24人の計565人の甲状腺がんが確認された。
年間の発生率は年とともに上昇しており、ベラルーシの場合、事故前は100万人当たり約1人だったのが、90年から2けたになり、94年には同36人(36倍)となった。とくに同原発の北方にあり、放射能雲が通り過ぎたゴメリ地域の94年の発生率は100倍にもなった。また、がんのほとんどが極めて悪性で、周囲の組織や肺に転移しやすく、多くの子どもがすでに死亡したという。

(朝日新聞 1995/11/21)

http://ameblo.jp/x-csv/entry-10972966000.html


海外の語学研修での話 僕達は東京には決して行かない ”あんな危ないところに住んでることが信じられない”

2012-11-10 17:01:46 | 未分類

海外の語学研修での話 僕達は東京には決して行かない

”あんな危ないところに住んでることが信じられない”

東京には行かない (ecchan)
2012-08-08 20:25:01

私は大阪府在住です。

子供が夏の間アメリカの語学研修に行っています。

諸外国から語学研修に来ている若者たちは、放射能のことをよく知っていて、君は大阪でよかったね。

僕たちは東京には決して行かないと、言っています。

あんな危ないところに住んでいることが信じられないと言っているそうです。

そして、もしも私の子供が大阪でなければ、近づいてくれなかったかもしれないです。

普通に勉強をしている、普通の外国の若者の考え方です。

もう日本は普通じゃなくなって、狂気が蔓延しているとしか思えない。

法律を無視してまで、瓦礫を拡散、放射性廃棄物、焼却灰を、あえて汚染されていないきれいな場所に保管させようと東奔西走している精神の狂ったおかしな人達が、政権を握って、私達、日本人をこの島国の汚染の中のモルモットにしようとしているとしか思えない。

東京は危ない、全世界の人達がそう見ているのに、自分たちだけはモルモットになっているのに気が付かず、迷路をくるくる回っているみたいです。

大阪市も瓦礫を焼けば、世界中から愚かな人々として刻印を押されます。

普通に考えて、危険という人がある一定の人数になれば、今の狂気が正気になる可能性があるのだから、普通の人よ頑張りましょう。

決して自分たちがモルモットにならず、声を上げようと思う。

東京に住んでいる人は、海外の若者の言葉をよく考えてください。

決して、迷路のモルモットにならないで、どうぞ、安全な場所に行ってください。

 

 


 

東京の小学校は、放射能汚染を隠している
他にも砂場から3.04μSv/h、
溝などから2.57マイクロシーベルト/hのような高線量を検出。
4.45μSv/hを測定した場所を学校スタッフは、すべて取り除きましたが、
放射能レベルは低下せず。
 
 
台風並みの春風により、東京の室内線量が通常の4倍に上昇http://yahoo.jp/qZm4Ce 04/04
 
 
日本全国の雲は放射能の塵で、巡航高度ではガスマスクが必要な程度>離陸後、雲の上、おそらく四国から関西で、2.03~2.54マイクロシーベルト/時。航空機に乗る際には、注意が必要ですし、雨にはできるだけ当たらないよう各自用心する必要。http://yahoo.jp/LhcWbQ 04/02
 
 
@6d_d【東京1000μSv!】小出氏の分析によると去年3月15日に東京を襲った放射線量はなんとたった1日だけで1000μSv即ち1mSvという一般人の元々の許容値に等しいのだ!鼻血が出やすくなった髪が抜けた等よく聞くが、これだけ急激に浴びれば軽度の被曝症状が出てもおかしくない
03/15
 

東京都足立区の中学校 毎時4.85マイクロシーベルト>十三日、区立第十一中学校の校庭南西の隅にある盛り土から、毎時四・八五マイクロシーベルト(地上五センチ)の放射線量を検出。一月末に側溝を掃除して生じた土でシートをかけず置かれていた。http://yahoo.jp/OmUMvh 03/15

 

海外から東京へ帰国して1週間後から”下痢、咳、倦怠感” 甲状腺腫瘍>最初の一週間: 下痢、肺から絞り出すような咳、うなじに巨大な吹き出物、後半徐々に倦怠感始まる。二週目: 下痢(後半収まりました)、咳は空ゼキのような感じに。 http://yahoo.jp/1-9sqH 06/28

 

ロシア外務省の報告書”日本の外務省から伝えられた4,000万人避難計画” 4千万人以上の日本人が放射能の毒性により「極めて危険な」状況下にあり、世界最大の都市東京を含め、東日本の大半の都市から強制的に避難させられる状況に直面している  http://yahoo.jp/q6K9tf 06/27

 

都立公園に「ホットスポット」=近く除染実施へ―東京都>東京都は25日、都立水元公園(葛飾区)の駐車場で、放射線量が局所的に高い「ホットスポット」が見つかったと発表。地表から高さ1メートルの空間線量が毎時1.16〜1.22mSv  http://yahoo.jp/nUxu69 06/25

 

中学生7人、熱中症の症状で救急搬送 横浜・青葉区>サッカー部の活動中の男子生徒9人が体調不良を訴え、うち7人が救急車で病院に運ばれた。、9人はいずれも1年生。学校の周りをランニング中に過呼吸の症状を起こした。 http://yahoo.jp/1BWXdb 06/22

 

神奈川県の健康被害>昨日、神奈川県の方から、お電話がありました。「 周囲にいる 30代の 男性 ・ 女性 が、次々と、心筋梗塞 で あっという間に 亡くなってしまう 」 ということでした。1人や2人ではありません。 http://yahoo.jp/q4AayI 06/1

 

東京・葛飾区の「水元公園」の土壌 チェルノブイリで居住制限区域になった場所の最高レベルに相当>>日本共産党都議団が調査し、21日、会見で明らかにした。 http://yahoo.jp/akvCWm 02/24
 
 
葛飾区の都立公園 土壌からセシウム2万3300ベクレルhttp://yahoo.jp/9RabzQ 02/22
 
 

成田空港からの電車の中が10μSv/ h。関東の電車も汚染されている(2011/09)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/67294d234ebe94d84a1fd769a5799176


千葉の友人が、移住先の検査で 
”両親含む全員に多数の嚢胞、腫瘍が見つかった。3人揃って鼻血も・・”
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/c283406c60b1dd2dbe7d3a22e46693f0


葛飾区 新宿図書センター前植え込み 地上1m約0.6μSv/h 地表約4μSv/h
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/c29ea54feee034ee7ce0cfeff1e25899


放射性の焼却灰や汚泥の管理がズサン過ぎ! /東京都の17万Bqの下水汚泥は、昨年、建築資材になった
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/11cad8629b7658c8e1f1d397e7bf408e

 

チェルノブイリと同じレベルの避難基準にすると、避難者が多すぎて物理的に無理だと判断

【政治家の判断】チェルノブイリと同等の避難をなぜやらない?
”学校だけで1000校以上の避難必要だから”
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/2e2a75132145a6ae5026fff05d6d3ff6
 「現在のチェルノブイリと同じようにやりましょう。なぜやらないんですか?」と僕が訴えると、ある人はこう言いました。「それをやると、避難する人がたくさんになってしまう。学校だけで1000校以上の児童・生徒を、避難させなければいけない。それはできないんだ」と。


横浜市 小学校の雨水浄化で沈殿した堆積物が1万6800ベクレル/kg
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/b79c177800202c53f735667aa3f2d337

 

千葉県柏市 屋根掃除で走った衝撃 。”屋根が黄色の苔で覆われていて、測ると高線量”
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/ca98dbc2cb3d8c5af868ee95dc550630
屋根にはこのように黄色の苔のようなものがビッシリと生えていました。表面の線量は0.7μSv/h。


【荒川区6.46μSv】やっと測ったのにどうして真実を伝えないの? (新聞記事)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/31c2b9d2f2f39173fd0d8c85ccd0169c
荒川区で高い放射線量の場所が50カ所以上見つかったことで息子が怯えている。
自分の学校でも見つかって怯えているのではない。
TV等で全く報道されないことに怯えている。
「荒川の子どもはどうなってもいいってみんな思ってるの?」と息子に聞かれたが、
何と答えてあげれば良いか分らなくて辛い…。
2011/11/29 08:29

 

もう東京のマラソン大会でるのやめようかな…
東京新聞:荒川区で6マイクロシーベルト 50カ所 除染基準超す:東京(TOKYO Web) http://t.co/u1K1eQYc
2011/11/29 21:36

 

今でも人が住めない地域よりも、東京荒川区の放射線量の方が高い!!
〔ルポ〕事故から25年、チェルノブイリは今
「石棺」付近で強い放射線
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/0878eb7442590a6385e5f535bac94548
炉心溶融事故が起きた原発4号機。コンクリート製の「石棺」で覆われているが、近づくと放射線量計が毎時5.24マイクロシーベルトを表示し、「ピッピー」と警告音が鳴り続けた。通常の50倍を超える放射線量だ。

 

(2011/09/17)横浜市 道路の側溝で、1キロ当たり4万200ベクレル
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/83794619b95f54be4e62c77c8d4be40f


東京都葛飾区⇒北海道。一度だけ大量の鼻血。”何の前触れもなく、水道の蛇口のように止めどなく出た”
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/aed1d3bcbe6f25c37688647416558873


首都圏における壮絶な低線量被曝症状の数々 子供はすぐ逃げろ (リンク先に写真あり)
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/519.html

 
 
【東京都目黒区】甲状腺の異変を訴える人が増えている
TOHRU HIRANO (東京 目黒区)
 「甲状腺、ご相談ください()」
年末に薬屋さんに、いきなり張出されてた貼り紙。
今日、薬屋さんで聞いてきました。
7月ぐらいから、甲状腺の腫れ?があるとい
う人が来て、10月から、若干、増えてきたので、
漢方薬をすすめてる』とのことです
 
 
 
福島県や関東全域で健康被害広がる〜550件の異変報告から
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/bf5b1e75f87b8ad894a8b7610f9bded3
 

自由報道協会 ザ・ニュース 

福島第一原発事故から4ヶ月。
今、福島県や関東全域で、体調の異変を訴える人が増えている。
 
鼻血や下痢、倦怠感ー。
 
OurPlanetTVに寄せられた550件の異変報告を集計すると、子どもに限らず幅広い年代で、普段は見られない症状が出ており、放射能による影響が高いことが明らかとなった。
 
長年、チェルノブイリの子どもたちの保養運動に取り組んできた「チェルノブイリのかけはし」代表の野呂美加さんによると講演会などで母親から質問される子ども達の症状も同様のものが多く、チェルノブイリで汚染された食べ物を食べている子供たちの症状ともそっくりだと話す。

 
チェルノブイリの子ども達が抱える免疫力の低下
野呂さんが活動の拠点として来たベラルーシでは現在、健康な子どもが少なく、100人中98人が何らかの健康障害をもっていると言われているという。
ロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士は「鼻血とリンパ腺の腫れは相当程度の被ばくをした兆候である」と警告する。
 
地域でみる放射性物質の影響
ところで、喉の不調や鼻血、下痢といった健康上の不調を訴える人は、どの地域に分布しているのだろうか。
 
放射性物質との関連性を推測するために、地域別に集計してみたところ、一番報告が多かった場所は東京都の166件 、次に神奈川県の46件、3番目に千葉の36件と続いた。以下、福島県と埼玉県が33件、茨城県が13件、宮城県が10件となる。
 
ただ、東京都は人口が1200万人を超すため、人口200万人の福島県などと数だけで比較することはできない。そこで、人口比率で比較してみたところ、1位は福島となり、2位が東京、3位は千葉という結果となった。 

 

東京臨海部、東部で高濃度放射性セシウム検出の衝撃
http://gendai.net/articles/view/syakai/137032

一刻も早い除染が必要

<五輪招致のために見て見ぬフリか>

東京の臨海部や東部地域の放射性セシウム汚染がヒドイ状況になってきた。

日本共産党都議団が5月上旬から今月8日、
都内の公園や歩道など38地点で土壌調査や空間線量を測ったところ、
葛飾区の「都立水元公園」の土壌から、
1キロ当たり25万1000ベクレルの放射性セシウムを検出したのだ。

(2012年6月12日 掲載)

 

【原発事故 真実を言わない政府】人が住めなくなる地帯は約600平方キロ
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/e3adc87c34b23701be583161ba6d4135

2011/10/01  

米国で5月10日に放送  

元エネルギー省長官上級顧問がインタビューに答える
現在は政策研究所の上級研究委員でもある

(福島の事故では原子炉3基がメルトダウンしていたそうです
どういう意味ですか?)

事故はごく早い段階で深刻な事態になったのです。
放射能汚染の被害もずっとひどいものになるでしょう。

私がみた報道によれば土地汚染の範囲は広く
セシウム137に汚染されて人が住めなくなる地帯は
約600平方キロに及びます。

政府は即時入手できた情報をいつも国民から隠そうとします。

 

チェルノブイリ通信
2004年6月18日発行
http://www.cher9.to/tusin_60_05.html
プルサーマルは事故が起きやすく、事故が起きたら通常の原発事故の5倍の地域が住めなくなります。


福島第一原発3号機(プルサーマル)は、炉心の3分の1にMOXを装荷していた。
http://kakujoho.net/mox/mox99Lyman.html
炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、低濃縮ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%、急性死は10~98%高くなる。

炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。

(この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。)

 

 


新潟県もチェルノブイリレベルの汚染 ”最大値は新潟県関川村北部の約16万ベクレル”

2012-11-10 16:09:33 | 未分類

新潟県もチェルノブイリレベルの汚染

”最大値は新潟県関川村北部の約16万ベクレル”

県別セシウム汚染マップ、新潟・秋田県分を公表【第3報】 11.10.13 04:30
http://www.rescuenow.net/2011/10/post-1647.html
今回公表された汚染マップによると、新潟県はセシウム134(半減期約2年)と137(半減期約30年)をあわせて1平方メートル当たり10万ベクレル以上を計測したのは魚沼市、胎内市、村上市、関川村の一部地域で、最大値は関川村北部の約16万ベクレルだった。

 

【汚染】新潟ガソリンスタンドの洗車場汚泥からセシウム 最大9万ベクレル検出
2011.8.4
http://savechild.net/archives/6617.html

  

新潟浄水場の汚泥から4万5544ベクレルの放射性物質を検出した。
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/910.html
2011 年 7 月 08 日

 

新潟県十日町 / 幼稚園、保育園からセシウム=最大2万7000ベクレルhttp://nanohana.me/?p=3986 8月 22nd, 2011

 

「10校で高い放射線 5万ベクレルの汚泥も--県教委 /新潟」(毎日)
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/blog-entry-8050.html
「県教委は2日、県立高校など24校の校庭や側溝、草捨て場などの空間放射線量を測ったところ、十日町、魚沼、南魚沼の3市と津南町にある10校19カ所の地表面付近で毎時0・31~1・1マイクロシーベルトのやや高い空間放射線量が出たため、付近の汚泥などを除去したと発表した。

このうち十日町総合高の側溝から除去した汚泥からは1キロあたり5万ベクレルの放射性セシウムが検出された。

高い放射線量が出たのは、堀之内▽小出▽八海▽塩沢商工▽十日町▽十日町総合▽川西▽松代--の8高校と、津南中等教育学校、小出特別支援学校にある草捨て場や側溝など。

県教委は、十日町市が独自に設定した基準値(毎時0・3マイクロシーベルト)を参照し、この値以上の19カ所について除去作業を進めた。

このうち、十日町総合高を含む6校9カ所の汚泥や草木では、1キロあたりの放射性セシウムが1万ベクレルを超えていた。県教委は県立の高校や中等教育学校など全114校の調査を今月末までに終える方針。

除去した汚泥などについては、ドラム缶に入れるなどして学校側に保管してもらっている。」

 


10万ベクレル超も管理処分場に(新潟日報 9月25日)
http://nonukesngt.exblog.jp/14632505/
環境省の有識者検討会は25日、1キログラム当たり10万ベクレルを超える放射性セシウムを含む焼却灰などについて、外部に放射線が漏えいしない対策を取った上で管理型最終処分場で埋め立てを容認する方針で一致した

 

【ベルラーシの教訓】

チェルノブイリ事故後、

0.28マイクロシーベルト以上の放射線量の村が全て廃村に。

チェルノブイリから180キロ圏内のほとんどの村が消えた。

http://daiken.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-16cc.html より

広島水爆の40倍とも60倍とも言われる大量の放射能が降り注いでしまった東北、北関東。

多くの町の空気線量が0.5マイクロシーベルトを超えている。

僕はチェルノブイリ事故で汚染されたベラルーシの現状を何度かこのブログで書いてきた。

事故後、0.28マイクロシーベルト以上の放射線量の村が全て廃村になっている。

事故の7年後あまりに多くの子どもたちが、甲状腺癌やリンパ癌にかかり、村が閉鎖させられたのである。

チェルノブイリから180キロ圏内のほとんどの村が消えた。

この事実を知って、黙っていられる人間はいないだろう。

東北のほとんどとは言わないが、0.28を超えない町を東北・北関東で探すことの方が困難だ。

癌だけじゃない。0.3マイクロシーベルトを超えれば、心臓発作やクモ膜下出血等のリスクが急に増えることが、報告されている。 


2011年3月21日前後、関東地方を襲った放射性物質降下について 首相官邸も事態を把握して声明を発表していた

2012-11-10 15:54:10 | 未分類

2011年3月21日前後、関東地方を襲った放射性物質降下について 首相官邸も事態を把握して声明を発表していた

2011年3月20日、隠蔽された3号機格納容器内爆発
http://blogos.com/article/20777/?axis=&p=1 より

現在、様々な農作物や海産物などから放射性物質が検出され、内部被曝が懸念されておりますが、そのもっとも重要な被害は、主に関東地方に降りそそいだ3月21日の放射性物質降下(以下フォールアウトと呼びます)によってもたらされました

3月15日にも放射性物質が放出されたことはよく知られていますが、それは希ガスが主体であり、農作物や人体への被害は比較的軽微だと考えられるからです。

それにたいし、21日のフォールアウトは、ヨウソ・セシウム・ストロンチウムなどが主だったと考えられています。

東大の早野先生(@hayano)のチームが作成したグラフがあります。

image

図1 全国の放射線量 3月15-5月2日

これを見れば全国、とりわけ関東地方で、まったく同型のグラフの動きが確認できます。15-16日に非常に大きなピークがあります

ところで、私たちはこの文脈で、3/20 11:30に発表された首相官邸の声明「東北、関東の方へ――雨が降っても、健康に影響はありません。」を解釈することが可能でしょう。

image

この声明を読んで誰もが変だと思うのは、健康には何ら影響がないと言いながら、「雨がやんでから外出」「雨に濡れないようにする」「雨にぬれても心配はないが・・・念のために流水でよく洗う」ことを東北・関東の国民に勧め、そうしなくても「健康に影響」は出ないと言っていることです。

表面だけ読めば、言ってることめちゃくちゃですね(笑)。

この声明のメタメッセージは、「健康に被害があることは官邸としては立場上言えないけれども、できるだけ雨に当たらないようにしてください」ということのように思われます。

事実として確実に言えることは、21時30分から翌3時58分まで、異例の長時間にわたって1000トン以上の放水が行われたこと、このときすでに格納容器が破損していたこと、そして放水の間、原子炉圧力計(A)が11MPaを超える異常値を示したことです。

この放水には、2つの意味があったと考えられます。

一つは、格納容器・圧力容器の温度低下・圧力低下を目的としていたということ。

もう一つは、放水によって、放射性物質の空気中への飛散をできる限り抑えようとした、という目的です。

3号機の話に戻ると、21日15時から灰色の煙が放出されていることが確認されました。23日の官邸資料(削除済み)から引用します。

15:55 3号機に関し、灰色の煙が噴出(調査中)
16:49 3号機の煙に関し、煙量に変更はないが、灰色から白色に変化
18:02 3号機に煙に関し、沈静化を確認

image
図22 3/21 3号機の煙の様子 共同通信 東京電力提供



 


航空機モニタリングの測定結果 参考資料5
http://www.env.go.jp/jishin/rmp/conf/g01-mat4.pdf
ホットスポットと言われ、高線量の数値が報告されている地域
群馬、栃木の日光あたり、茨城県北部、茨城県土浦あたり、
千葉県柏市が水色で表されている

上記地図で色がついていない場所でも、
ミニホットスポットは存在します。


放射能拡散予測
http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan.html
毎日見て、今でも放出され続けている放射能による被爆を防いでください

 


長崎で1ヵ月後 福島県飯舘村の土壌に相当する1キロ当たり1万1300ベクレル
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/6d3cccafea110797cd47fe7decd06149
(2012年1月26日朝刊掲載)

  

【山形も死の街】山形大学屋上で50万ベクレル/kgの放射性セシウムを検出【超高濃度放射能汚染】 
2011年05月31日http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/4e7f7a387d678394a96181e513e1fe0d

※福島第一原発から山形大学までは、約110Km

山形市の大学屋上の排水口周辺のほこり
 1キロあたり50万ベクレル ⇒ 175Ci/km2 

<チェルノブイリ>
第一区分(強制移住エリア):15Ci以上/km2
第二区分(補償つき任意移住エリア):5-15Ci/km2
第三区分(放射線管理エリア):1-5Ci/km2


チェルノブイリと比較すると、強制移住エリア

 


14年目のチェルノブイリ ”東京ドームの数百倍、見渡す限りの巨大廃棄物の大群に、思わず息を飲んだ”

2012-11-07 23:35:20 | 未分類
14年目のチェルノブイリ 
”東京ドームの数百倍、見渡す限りの巨大廃棄物の大群に、思わず息を飲んだ”

 
14年目のチェルノブイリ
高橋 昇
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/chertour/Tkhs.html より


 チェルノブイリへ

 三月二十七日朝、いよいよチェルノブイリにむけて出発だ。九時十五分まえにキエフのプラナスラバホテル前からマイクロバスにのる。一行九名。同行してくれるビクターさんと運転手をふくめて一一名がのると、ビツシリ一杯。霧雨が舞うどんよりした空模様。受け入れ側の事情はほとんどわからない。宿舎は大学の寮程度だろうとか、ことによると食事も自前の調達が必要かもしれない、などと話しあっていた。

 キエフ市内をぬけるとカンバ林にかこまれた道になる。それが途切れると小さな集落があり、そこ私ぬけるとまた林と広野のくり返しが続く。二時間ほどでディチャートキイの検問所につく。広い数車線の自動車道路、警備隊詰所、遮断機、警告の看板などがある。一九八六年に生まれた“国境”である。ここからがいわゆる汚染地域、“ゾーン”。汚染地域への南の入口のひとつである。すこし早めについたのにすでにゾーン側の車がきていた。濃いブルーのいかつい形のワゴン車である。

 出迎えてくれたのは、ウクライナ非常事態省のなかでチェルノブイリ事故に関する対外折衝を担当しているチェルノブイリインターフォ-ムのリーマさん。ちぢれた金髪の女性。気さくそうな人柄を感じさせる。ここからはこのリーマさんが案内役である。 ディチヤートキイ検問所をでた車はしばらくして右へ進路をとる。北西から真北へむかう路をゆく。約二〇分、無人の広野を走るとチェルノブイリ市の看板が立っている。まちのあちこちに平屋建てや二階建ての小さな建物が林のなかに点在している。人影はみえないが、人の気配は感じられる。チェルノブイリという町は、事故以前は農村集落型のささやかな地区の中心というだけで、原発とは何の関係もないまちだったという。市というより村といったおもむきである。

<チェルノブイリ市へ入る>

 宿舎はその一角にあった。細長い二階建ての質素な建物、むくむくの毛の黒い犬がむかえてくれた。入口にロシヤ語と英語の右扱が二つ並べてかけてある。
 「The State Enterprise CHORNOBYL Science & Technical Center for International Researh」
 チェルノブイリがかかえているもろもろの問題を研究する外国の研究者たち用につくられた建物である。研究組織はCHESCIRといい一九九八年の七月に発足した。ここがその事務所であり三〇キロゾーンの対外折衝の窓口"Chernobylinterform"の事務所でもある。研究のためにチェルノブイリにくる外国人のための宿舎をかねている。


<汚染地区を案内してくれた青いバス>

 なかに入って驚いた。外見は質素だが、なかはかなり豪華。私と尾崎さん(大阪大学の核融合の研究者)に割あてられた二階の部屋は、なんと四部屋、手前がトイレ、つぎが炊事場、つぎが応接間そしてそのつぎが寝室。大学の寮どころではない。きけば、チェルノブイリ事故のあと一九八六年の秋に事故処理のための国家委員会用に建てられたものだという。ソ連の高官の宿舎なら当然かもしれないが、旧ソ連のノーメンクラツーラ(旧ソ連の党・国家の高級官僚)といわれる人たちの特権の一部を垣間見たような気がした。ちょっとテレビのスイッチを入れてみた。咋日のロシヤの大統領選挙についてのウクライナのひとびとへのアンケート結果を報道している。プーチンを是とするものが約半分、非とするものが二〇%、外国のことだから関係はない、とするものが同じく二五%くらい。いろいろな意味で興味ふかい結果だと思った。

 昼食までのあいだ、CHESIRの責任者アルヒーロフ氏と会う。温厚な感じのアルヒーロフさんは生物学者。一九八六年の事故直後からチェルノブイリ事故の結果もたらされた科学上の諸問題の研究にたづさわってきた。はじめてこの地域で農作物の汚染状況をしらべ、汚染地図をつくりあげたひとでもある。いまもゾーン内の土壌中での放射性降下物質の移動の可能性をしらべて新しいマップをつくり、野菜、肉、牛乳などへの影響が将来どうなるかを研究しているという。彼は私たちのチエルノブイリ原発、ブリピヤチ市への見学に同行してくれるという。今中さんはゾーン内への核燃料物質の降下が、南の方に偏っているのは何故なのかを質問した。答えは事故当初は、風が北から南に吹いていたからだ、だったが、これは私の思いこみとはちょっとくい違う。チェルノブイリ北方の白ロシヤの被害が大きかったことから、私は風は南から北の方向にむかっていた、と思いこんでいたからだが、一九八九年にイズラエリ国家気象委員会議長が書いた論文によると、事故から七~十日ほどの間は、風はあらゆる方向に吹いていたとされているから、アルヒーロフさんの言う通りなのだろう。荻野さんがブリピヤチ市で、木の年輪の放射線量をしらべたいので、木を切ってもよいか、と許可を求めたら、それも許可してくれた。まずは昼食をご馳走になる、前菜、ボルシテ、牛肉ロール巻、ペリメニ(ロシヤ餃子)と盛りだくさん。とても食べ切れない。


<アルヒーホフ氏>

 二時に原発で担当者がまっているとかで、食後の休みもなくふたたび青い車にのる。揺られること三〇分。チェルノブイリ原子力発電所に到着した。

  レーニン記念チェルノブイリ原子力発電所

 正門の手前右側には広大な冷却用の水をたたえた池が湖のようにひろがっている。門前にはレーニンの胸像。ここの正式名称は、「レーニン記念チエルノブイリ原子力発電所」なのである。荻野さんのGMカウンターは〇・五マイクロシーベルト。

 この原子力発電所は、事故直前には一〇〇万キロワット級のRBMK型の原発四基が稼働、二基が建設中だった。旧ソ連では、一九五四年に世界初のモスクワ郊外のオブニンスクで原子力発電(五〇〇キロワットに成功したのち、一九五八年にウラルのトロイツクで最初の原子力発電所が本格的に稼働をはじめた。一〇万キロワットの規模をもつシペリヤ原子力発電所である。この発電所はそのごも毎年一基のわりで六三年まで増設をつづけ、六基の炉が動いているが六三年まではソ連の原発はここだけだった。主目的も軍事用プルトニウムの生産だった。

<チェルノブイリ発電所まえのレーニン像>

 いわゆる「平和利用」の原子力発電は、一九六四年にはじまる。チェルノブイリ原発の原型である濃縮ウラン・黒煙型のベロヤルスタ原発(ウラル・スペルドロフスク州、一〇万キロワツト)が、この年送電を開始している。しかし原発の規模を一挙に拡大し、増設につぐ増設が開始されるのは一九七四年からである。タイプは一〇〇万キロワットのチャンネル型黒鉛減速軽水冷却炉沸騰水型(RBMK-1000)。

 まず一九七三年末に一号機がレニングラード原発で運転をはじめ八一年までに四基が稼働。これと並行して一九七一年からチエルノブイリ原発の建設がはじまり一九七八年に一号炉、七九年に二号炉、八二年に三号炉、そして八五年には四号炉が相次いで運転をはじめ、さらに二年後をめざしての五号炉の建設がすすんでいた。合計四〇〇万キロワットの大発電所の出現である。そして八大年、運転を開始したばかりの四号炉が、原子炉の爆発という世界を震撼させた大事故をひきおこしたのである。

 事故の原因については、政治的思惑などが加わって原発の責任者たちが裁判をうけるというようなこともあったが、実はRBMK型炉の設計に問題があったことが明らかになっている。この原子炉は、原子炉停止のために制御棒をさしこむと、一時的にではあるが逆に炉内反応を加速するような設計になつていたことが判明した。大事故の原因は、操作上の人為的なミスではなく、設計上のミスだつたのである。

 案内された管理棟内には、チエルノブイリ原発の全体を示した模型の奥にメチヤメチャに破壊された凹号炉の情況を示す模型が展示してあった。その模型を前に現状の説明をうける。
 事故のあと一、二号炉は俸止したが、いまだに三号炉は出力400万kW(熱出力?)の発電をつづけている。そのために現在6000人の技術者、労働者が交替制で働いていて、この人びとは原発の東北東五〇キロにあるドニエプル河の対岸に建設されたスラブティチ市から通っているという。(6000人という労働者数は、事故の前とたいしてちがわない。原発が汚染地域内であるため、交替の頻度が高いためであろうか)。依然として原発への依存度は雇用面でも大きいのだと強調したのち、つぎのように続けた。

 一九九四年の先進七ケ国首脳会議(G7)で、チェルノプイリ三号炉の停止問題が議題になり、安全上の問題があるからすみやかに停止されるべきだ、と決議されたが、これはきわめて政治的だ。ロシヤにもチェルノブイリの原子炉と同じ型のものが、レニングラード原発に四基、クルスクに三基、スモレンスクに二基そのほかイグナリナにも一基が一〇年以上稼働しつづけているのに、チェルノブイリの原発だけを停止しろというのは納得できない、という。そして、とにかく廃棄物の処理や四号炉の石棺の補強などには膨大な金が必要で、これはウクライナ政府が負担するにはあまりに高すぎる金額だ。どうしても国際的な援助がいるのだと強調していた。

 三月二十九日(この取材から二日後)、ウクライナ政府は、チェルノブイリ原発を今年中に全面的に閉鎖すると発表した。しかし年間国家予算の六%をしめるといわれる事故の後遺症から逃れるわけにはゆくまい。経済的な重荷はこれからも重くのしかかる。現地では、三号炉をとめると、三〇〇〇人の失業者がでるといっていたが、ウクライナ政府は失業対策もさることながら、代替エネルギーについてもチェルノブイリ原発の情報担当者がいっていたようにドイツのシーメンス、フランスのフラマトムなどの企業との協議をはじめることになるだろう。場合によっては、昨年もそうだったように、閉鎖が再延期される可能性も否定できない。

 管理棟を出て四号炉にむかう。事故直後からこの炉には放射性物質の放出を最小限にするために五〇〇〇トンの砂、ホウ素、石灰石、鉛などが投下され、炉心溶融を防ぐために、炉の下にトンネルを掘ってコンクリートの防護物をつくり窒素を使った冷却システムで炉底を冷却するという応急の措置をした。それから半年あまりをかけて、三〇万トンのペトンと六〇〇〇トンの金属建材を使って高さ四〇メートルの巨大な原子炉の墓-石棺が完成した。しかしいまだに、連鎖反応がおこる危険をはらんだ核燃料物質が管理不能な状態で、ひかえ目にみても二〇〇トンは存在しており、内部の放射線量は二〇万キュリーをこえるとされている。石棺は現地ではシェルターとよばれ、ウクライナの原子力規制委員会が中心になってロシヤのクルチヤトフ研究所、ペラルーシ科学アカデミーの学者とともにその安全管理を担当している。

 この日も、工事中のようで、私たちは、二〇〇メートルほど離れたところまでしか近よれなかった。しかしさすがに放射線値は高い。荻野さんのGMカウンターは二五マイクロシーベルト/hr (今中さんの測定値は八マイクロシーベルト)を記録した。自然放射線レベルの二五〇倍。四〇時間以上その場にいれば、一般人の年間被曝限度をこえてしまうという高い線量である。石棺を写真におさめて早々にたいさんして、いまは無人のまちと化した原発労働者のまちブリピヤチヘとむかう。

<チェルノブイリ原発4号炉のシェルター>

  プリリャチ市の今昔

 ブリピヤチ市は原発から北西約四キロ。近づくにつれて放射線測定値はあがり、荻野さんの測定では車内でも最大六マイクロシーベルト/hrを記録した。事故当時、人口五万人を数えたこのまちは、チェルノブイリ原発の建設がはじまる前の年一九七〇年の二月に最初の井戸が掘られたというから、原発とほほ同時に建設がはじまった。事故のまえのまちの様子を写真集「プリピヤチ」 (キエフ 「ミステットヴオ出版社刊)はこう書いている。
 「この若々しい町に住む人びとの平均年齢は二六歳である。毎年この町では一〇〇〇人以上の新生児が生まれている。乳母車のパレードが見られるのはブリピヤチだけのことだろう。夕方になるとママとパパが子どもたちを連れて散歩に出かけるのだ。プリピヤチは未来にむかって着実に歩みを進めている。・・・・・・近い将来、エネルギー職業学校、二つめの中学校、ピオネール宮殿、青少年クラプ、商業センター、屋内市場、ホテル、パス・鉄道駅、口腔病専門病院、映画館、百貨店、スーパーマーケットが作られることになつている。町の入口を遊園地式の公園が飾ることになる。・・・・ 住民は八万人に増える。・・・・・」(ユーリー・シチェルバク 「チェルノブイリからの証言」より重引)

 遊園地はたしかにあった。一四年間とまったままの観覧車の黄色いゴンドラ。地上にころがったままのポート、赤茶色のメリーゴーランドの支柱、事故後に成長したとおもわれる細い白樺の木のむこうにみえる九階建てと五階建てのアパート群はまったくの無人。いまここにいるのは、われわれ九人とり-マさん、アルヒーロフさんとビクトルさんの十二人だけ。寂蓼感がふきぬけてゆく。


<無人の黄色いゴンドラ>

 荻野さんの放射能測定器はアスファルトの地表面で五マイクロシーベルト/hr(最高値八マイクロシーベルト/hr)、地上一メートルのところで一マイクロシーベルト/k(最大で二マイクロシーベルト/hr)だったが、局部的に最高値で一〇~二〇マイクロシーベルト/hrを示すところもあった。これは石棺の前の数値に近い。とてもひとが住むどころの話ではない。放射性降下物の恐ろしきをまざまざと感じさせる。


<無人のプリピャチ市の公園>

 荻野さんはここで白樺を切り、年輪をしらべるための試料採取をおこなった。アルヒーロフフさんピクトルさんも手伝って直径一五センチほどの白樺の試料を手に入れた。これを使って、C14の検出ができるのではないかという期待からだそうだ。

 ブリピヤチからの帰途、原発が一望のもとに眺められる鉄橋のうえから、ボレーシエとよばれるウクライナの大地を眺める。発電所へむかって二本の鉄路、スラブチチ市方向へ数本の鉄道が走っている。完全に錆びついてはいないところをみると、ときには利用されているのかもしれない。しかし森と沼がおりなす美しい自然とうたわれた森林湖沼地帯の趣はない。いくらかの面影は残しながらも原発のある地帯へ近づくほど赤ちゃけた原っぱが目立つ。大事故の爪跡はここにも影をおとしていた。


<白樺の試料採取>

  答えられない質問

 この日のよる、ビクトルさんがまちのバーにゆこう、と言いだした。夜の九時にちかい。あたりは真っ暗だ。この村にバーがあるのか、と思いながらみんなのあとについてゆく。足もとを懐中電灯で照らしてもらいながら、歩くこと一〇分ほどでガランとした体育館風の建物の前にでた。そこはパスの停留所があったところだという。なかに入る。左手奥の二階への階段をあがると三、四脚のテーブルがある。先客で一杯である。飲み物はビール、おつまみはポテトチップ。一番階段よりの席をあけてくれたのでそこへ陣取る。

 ひとが住めないはずのチエルノブイリのまちの飲み屋。一体どんな人たちなんだろうと思いながらあたりを見廻わす。どうやらチェルノブイリ原発で働いている労働者たちのようだ。いまチエルノブイリ村の人口は三〇〇〇人、ただし定住しているわけではなく交替できているのだという。女の人がふたり近づいてきた。どこからきたのか。日本人かと尋ねてくる。ダーと答える。仕事は何?ときく。発電所で洗濯係をして働いている母と娘だと言い、発電所をとめるという噂があるが、止めないでほしい、仕事がなくなつてしまう、という。答えに窮する。旧ソ連もウクライナも原発を事故のあとすぐに止めるべきだったと確信していても、生活がかかった母娘の訴えには、答えがでてこない。


<チェルノブイリのバー:立っている2人の女性は原発労働者>

 今度の旅では一般のひとに凍することはすくなかったが、僅かに会った人たちから発せられる質問には、答えられない、言葉に窮するものが多かった。原発の操業を止めないで、失業してしまうの、ここに生活していて大丈夫か。黙って首をふるしか私には方法はなかった。

 三月二十八日、チエルノブイリに本拠をおくウクライナ科学アカデミーの学際科学技術センター「シェルター」にむかう。二階建ての質素なオフィスのなかで所長に会う。おそろしく立派なプラスチック製の名利に辟易しながら、手書きの名刺をわたす。クリユチニコフ氏といい、機械工学関係の専門家のようだ。この研究所では、とくに放射線化学分野での汚染地域の研究のために四〇〇人が働いているという。

 同行の小村さん(静岡大学の教授)が、“シェルターは十四年たってだいぷ問題がでてさているのではないか”と尋ねると “石棺は一九九二年に第一次の大修理をおこない、九四年に第二次の修理をおこなつた。第四次の修理までの計画はあるのだが、なにぶんウクライナには金がない。国際的な支柱が必要だ”と昨日チェルノブイリ原発の担当者から聞いたのと同じことを繰り返した。地震が大惨事の原因だという説があるがとたたみかけると、答えもせずにつと席を立ち人数分の本を抱えて戻ってきた。「The SHELTERS」 -Current Safety Analysis and situation development forecast- これに全部書いてある、という。バラバラとめくると、図表なども色つきの豪華版だが、すぐ読めるわけもない。ただ四号炉のなかの放射性物質が発する熱を除去するために、直径一・二メートルのパイプをとりつけたことを誇らしげに話していたことだけが印象に残っている。

  惨事を伝える廃棄物の捨て場

 シェルター研究所から汚染地域へ。まずど肝をぬかれたのは、日本ではまったく報じられたことのない、チェルノブイリ原発の第惨事のあと始末のために使った放射能で汚染されたヘリコプター、軍用車輌、消防車、避難に使われたバスなどの捨て暢。チェルノプイリ市の南西一八キロにある廃付ラソーハ付のちかく。広大な敷地に捨てられた一〇機ほどの赤い星のマークのついた大型ヘリコプターをはじめ避難に使われた大型バス、高官を運んだであろう乗用車、装甲車や戦車を改造したブルトーサーは事故処理に活躍したのだろう。広さは東京ドームの数百倍、見渡す限りの巨大廃棄物の大群に、思わず息を飲んだ。

<死屍累々-横たわる事故処理の残骸>

 私は『チュルノブイリからの証言』のなかの炉上飛行について語っている航空隊員の話を反すうしていた。はじめはМИ8型ヘリを使って袋につめた砂やホウ素を投下しては帰投しまた投下にとび立つ、のくり返し。ついで袋の中味だけを落とす方法を考え、ヘリもМИ26型が導入され、原子炉の真上からの爆撃をくり返しおこなつた苦心談だが、彼らもまたリクビタートルとして放射能障害に苦しんでいるはずである。戦闘車輌にのって、四号炉からとび散った黒鉛や燃料の破片を片付けた人たち、そして赤い消防車にのっていた消防士たちは、はげしい汚染にさらされて命を奪われた人たちも多い。ここにあるのは、その残骸である。放射線値は〇・二~〇・四マイクロシーベルト/hr。同行の毎日新聞の大島さんはこの光景を俯瞰で撮りたいと正門入口ちかくの幅三〇センチほどの鉄梯子に目をつけた。高さは約三〇メートル。たしかに俯瞰写真はとれるだろうが、危険だ。それに鉄梯子は地上二メートルぐらいからはじまっていて、そこに手をかけるのがやっと。すると、入口警備の兵隊さんが木の梯子をもってきて、これを使えという。こうして大島さんは地上三〇メートルからのこの巨大なごみ捨場を撮るのに成功した。写真は予想どおり毎日新聞のトップを飾った(四月十二日大阪版)。


<捨てられた汚染ヘリコプターの群:ラソーハ村>

 この巨大廃棄物の捨て場は、チェルノブイリ事故の巨大さ、悲惨さを示す記念碑的存在だといえるだろう。広大なウクライナの大地だから、かろうじてこんな形で処理できているにしても、狭い日本ではとうてい考えられないスケールの大きさだ。

 午後は一路西に進路をとって三〇キロ圏内をぬけ、ナロジチ村へむかう。途中カラゴードという廃村で下車。うち捨てられた家の軒下で尾崎さんの放射線測定をのぞきこむ。ベータ線への反応はあるが、アルファ線は検出されなかった。荻野さんの測定値は地上一メートルで〇・四~〇・五マイクロシーベルト/hr。それにしても人がまったくいない村のなんと索漠たることか。しばらくゆくと、同じ光景ながら、なんとなく暖かい空気を漂わせている村を通過した。にわとりが餌をついばむ姿がみえる。


<カラゴード村の廃屋>

 汚染地域内であるにもかかわらず、ここに住みついているサマショーロと呼ばれる人たちがいるイリーヌイという集落であることをあとで知った。そしてまもなく西の検問所リブローバヘ到着。ここで二日問われわれにつき添って案内役をつとめてくれたリーマさんともお別れだ。

 これからの旅にそなえて、検問所のトイレを借りる。車に帰ってきた渡辺さんが言う。モージナ・ジーチっていわれて返答に窮したという。モージナ・ジーチ、住むことができるだろうか、という意味である。検問所の兵隊さんに、こういう問いかけをされるとは・・・。人びとは、多かれすくなかれ、みんな、そう思っているにちがいない。リーマさんも。

 ナロージチ村は、原発から西へ八〇キロ。車は無人の森や林をぬけてひた走る。いままでよりも翠が濃く、雪どけ水が樹々の根もとにたまってゆれている。検問所をぬけてさたばかりなのに、また検問所がある。そのたびに運転手さんは身分証明の提示のために走ってゆく。

 途中、森や林の焼け跡が目につ〈。森林火災への注意をよびかける看板。大島さんがウクライナ政府の高宮から聞いたところでは、山火事は年に数回はおこり、昨年は四〇〇haが燃えたという。そのたびに消防士は健康が懸念されるレベルの被曝をうける。大地や植物に付着していたセシウム137などの放射性降下物が巻さあげられ、消防士たちがそれを吸い込んでしまうために一〇ミリシーベルト(一般人制限値の一〇焙)程度の内部被曝をしてしまうのだそうだ。

  ナロージチ村の傷跡

 ナロージチ村は原発から八〇キロも離れているのに、事敗当日、きわめて高い三レントゲン/hrという線量率を記録したとされているまちで、そこの博物館にある、その記録をこの目でたしかめたい、というのが今中さんの強い希望だった。森をぬけてウクライナの沃野にでると間もなくナロージチ村。夕方近くになりかなり寒い。村の役場の助役ワレリーさんが案内してくれた。役場の前の二階建の建物の二階が、その“博物館”なのだそうだが、鍵をもっている担当者がいない。自宅までさがしに行ってくれたが留守。その記録はたしかに博物館にあるから、あとでコピーを送ってもらうということで決着。 役場前の放射能汚染で消滅した地区の記念碑である。八六年に四つ、九〇年に一五の集落が消えたという。いま村の人口は三〇〇〇人、事故前の半分にへった。ナロージチ郡全体ではいま一万三〇〇〇人、事故前は三万人だったとワレリーさんは言う。しかもその六割が年金生活者、若い人たちの仕事はない。とり残されているのは老人たちということか。ただここの放射線レベルは、荻野さんの測定によれば、自然放射線レベルだったそうで、三〇キロ圏内よりはたしかに低い。しかし、被曝の影響はこれからも続くにちがいない。

 帰ってから十数人のごく私的な会合で写真をみせながらチェルノプイリ、一四年目のすがたを話した。事故から二年目にここを訪ねたことのあるジャーナリストが、″あのころとちつとも変わっていませんねェ”と言う。

 一四年の歳月が流れても、放射能災害の爪あとは、消えるどころか、忘れさせてなるものか、と言わんばかりに執拗に、当時の姿をとどめている。危険区域の三〇キロゾーンもそのままだし、無人の村もすて去られたままだ。しかもその周囲数百キロにわたる地域内では、放射能の影響で当時うまれてもいなかった子どもたちにまで、いまわしい甲状腺ガンや白血病が襲いかかり、つぎつぎに幼い命を奪い、一四年たった今も、ますます猛威をふるっている。

 日本は被曝の先進国だというが、ヒロシマ、ナガサキとは被曝の形態はまったくちがう。ヒロシマ、ナガサキも、原爆がおとされた当時は、数年間は草も生えず人も住めないといわれた。しかし幸いそうはならなかった。放射性降下物がチェルノブイリほどは、多量に、かつ広範囲にばらまかれることがなかったからだ。あらゆるところに沈着している放射性降下物の恐ろしさをまざまざと実感させられた旅だった。

                   (本誌編集者)

<プリピアチ-チェルノブイリ間の橋上にて>


東京電力が1箇所も満足に放射能測定を運営できていなかった。毎日20分のみ原発付近の大気汚染を測定。

2012-11-07 23:32:48 | 未分類

東京電力が1箇所も満足に放射能測定を運営できていなかった。毎日20分のみ原発付近の大気汚染を測定。

http://www.criirad.org/actualites/dossier2011/japon_bis/en_japonais/noteCRIIRAD11-47.pdf より

3.放射線測定体制と福島第一原発からの新たな放射性物質の放出に備える体制の不備

福島第一原発では、3基の原子炉と複数の使用済み燃料プールがきわめて深刻な損傷を受けた。

東京電力は通常のレベルをはるかに超える放射性物質を大気中に放出し続けている。

このような状況では、いまも続く放射性物質の放出の影響を評価するために高度な環境モニタリング体制があり、
再び深刻な放射能放出が起きた場合には警報は発令されるだろうと誰しも考えるはずだ。

東京電力の5月30日の記者会見の場で、CRIIRADのシャレイロン研究所長は、東京電力の担当者に、福島第一原発周辺での大気汚染の測定手順について質問した。

東京電力側の説明によると、測定所は一箇所のみで西門に設置されているが、測定器は毎日約20分間のみ使用しているとのことだった。

ということは、一日のうち残りの98.6%の時間、原発付近の大気汚染は測定されていないことになる。

CRIIRADのような小規模なNGOでもフランスの5箇所で測定所を運営できているのに、東京電力が1箇所も満足に運営できないとはどういうことなのかとCRIIRADは驚いた。

東京電力の回答は、それは資金の問題ではなく、測定器のフィルターを交換できる人員が不足しているのだというものだった。