原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

福島第一原発西約4キロにある双葉町松迫(まつざく)毎時368マイクロシーベルト

2011-12-19 13:01:39 | 放射能汚染

警戒区域、最大値は139マイクロシーベルト 国の調査

国の原子力被災者生活支援チームは1日、東京電力福島第一原発事故による警戒区域と計画的避難区域にある約2700地点の放射線量を公表した。最も高かったのは原発から南西約1キロの大熊町夫沢で、毎時139マイクロシーベルトに達した。北西方向に高線量の地域が広がる傾向はこれまでと変わらなかった。

 9市町村にまたがる原発から20キロ圏内の警戒区域と、その外側の計画的避難区域について、7月4日~8月20日に2696地点で放射線量を測定した。

 警戒区域での地上1メートルの最高値は、原発から南西約1キロの大熊町夫沢の毎時139マイクロシーベルト。地上1センチでは、西約4キロにある双葉町松迫(まつざく)の毎時368マイクロシーベルトにのぼった。一方、原発から北側の海岸沿いでは2~3キロ離れた段階で、毎時1マイクロシーベルト以下になる傾向があった。

(asahi.com 2011年9月1日)

http://www.asahi.com/national/update/0901/TKY201109010606.html?ref=recc


原発警戒区域の年積算線量、最高508ミリシーベルト

2011-12-19 12:57:06 | 未分類

原発警戒区域の年積算線量、最高508ミリシーベルト

文部科学省は東京電力福島第一原発から20キロ圏内の警戒区域の積算放射線量を、19日に公表した。原発事故発生から1年間の推計値の最高は、西南西3キロにある福島県大熊町小入野で508.1ミリシーベルトにのぼり、除染作業の困難さが改めて示された。最低は南相馬市小高区の3ミリシーベルト台で、数値にばらつきがあった。

 立ち入りが禁止された警戒区域9市町村のうち、8市町村の50地点を調査。事故から来年3月11日までの1年間、毎日、屋外に8時間、木造家屋内に16時間いたと仮定して積算量を推計した。

 計画的避難区域指定などの際に目安とされた年20ミリシーベルトを超えたのは、50地点のうち35地点。第一原発のある大熊町では全12地点が20ミリシーベルトを超え、うち7地点で100ミリシーベルト以上となった。最も高い同町小入野の508.1ミリシーベルトは、一般の人が浴びる人工の放射線量の限度1ミリシーベルトの500年分にあたる。この付近は、国道近くの平野部。

 浪江町では最高が北西20キロの川房で223.7ミリシーベルト、最低は北8キロ地点の4.1ミリシーベルト。

(asahi.com 2011年8月20日)

http://www.asahi.com/national/update/0820/TKY201108200102.html


浪江町赤宇木地区、積算100ミリシーベルト超える

2011-12-19 12:51:42 | 放射能汚染

浪江町赤宇木地区、積算100ミリシーベルト超える

 東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染で、福島県浪江町赤宇木(あこうぎ)地区(第一原発から北西31キロ)の積算放射線量が、がんなど健康影響が出るとされるレベルの100ミリシーベルトを超えた。文部科学省が積算線量計を設置している福島県内9カ所(警戒区域を除く)の18日の集計結果でわかった。100ミリを超える地点は初めて。

 赤宇木地区では、事故直後の3月23日から測定を始めた。計算上では、268日目にあたる今月15日に超えたとみられる。同地区は警戒区域外だが線量が高い場所の一つで、積算線量計を毎時換算すると12.9マイクロシーベルトを示している。

 100ミリシーベルトは長期間で被曝(ひばく)すると、がんで亡くなるリスクが約0.5%高まるとされる。内閣府の有識者会議が今月15日にまとめた報告書では、100ミリシーベルトを「長期間の被曝であれば、短時間で被曝した場合より健康影響が小さい」「野菜不足や受動喫煙のリスクと同等」などとしている。

(asahi.com 2011年12月18日)

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201112180142.html