原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

日光市千本木のごみ焼却施設「市クリーンセンター」、1万6050ベクレル

2011-12-02 12:43:51 | 放射能汚染

日光市施設 セシウム焼却灰、保管限界 新たにテント設置へ

日光市千本木のごみ焼却施設「市クリーンセンター」で生じる高濃度の放射性セシウムを含む焼却灰の保管問題で、来月にはこの施設での保管が限界を迎える見通しであることが分かった。市は一日開会した十二月定例市議会に、新たに灰を保管するためのテントを設置する費用約三千百九十万円を含む補正予算案を提出した。 (石川徹也)

 同センターでは七月十三日、焼却灰のうち、ばいじんなどの「飛灰」から国の基準(一キログラム当たり八〇〇〇ベクレル)の二倍に当たる一万六〇五〇ベクレルの放射性セシウムが検出され、国の指針に従って施設内の車庫棟などに一時保管してきた。

 一日約三トンの飛灰が生じており、これまで搬出していた群馬県草津町の民間最終処分場が定める「三回連続で八〇〇〇ベクレルを下回り、うち一回は四〇〇〇ベクレル以下」という条件をクリアできず、同センターに保管するしかなかった。十一月末までに約三百四十八トンが保管されており、来年一月いっぱいで満杯になる見通しだ。全て

(東京新聞 2011年12月2日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20111202/CK2011120202000078.html

 


いわき市の海岸、深さ25~30センチで4040ベクレル

2011-12-02 12:23:49 | 放射能汚染

砂中や河口でセシウム高濃度 いわきの砂浜

●環境団体「山間部から集まっている恐れ」

 いわき市の海岸で23年前から環境保全に取り組んでいる「いわき地域環境科学会」(会長=橋本孝一・福島高専名誉教授)は1日、砂浜の汚染状況の調査結果を発表した。市南部より北部の砂の放射性セシウムの濃度が高く、砂中40~50センチに汚染が集まっている傾向がみられたという。

 4月29日~10月13日に久之浜―勿来海岸の11カ所で、主に波打ち際と波が来ない陸地部の2カ所ずつ、深さ10センチ刻みで検体を採取。福島高専の食品放射能測定器で1キロあたりのセシウム134と137を測って合算した。最も高かったのは5月26日、永崎海岸の深さ25~30センチで測った4040ベクレルだった。深さに応じて空間線量も測った。

(略)

 一方、8月28日には夏井川の水辺5カ所の土壌も調査。市内最上流部で60ベクレルだったのが、下るにつれて数値が上がり、河口では607ベクレルに。橋本会長は「山間部などの放射性物質が川の流れで河口に集まっている恐れがある」とした。(西堀岳路)

(asahi.com 2011年12月02日)

http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001112020004