JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

帰り道2

2004-11-24 17:31:40 | Book
予定通り毎日すすむわけもなく、イライラしながら仕事場から出てきました。
晴れてたな今日は、と見上げた空。
すごい、記憶に残すショット


2 渡辺アキオ作品 ネコ

2004-11-24 00:43:20 | Book
 先日はテストで流したので渡辺氏作品についてのコメントなしでした。
すこしコメントを。
 コノ人の作品はほんとに愛らしい。おそらく多くのネコを飼ってきた記憶を追いながら作品を作っているのではと思わされます。しばしばモチーフになるのがコノ白いネコ。すこしだけケバダッた感じとおすましさせた表情が女の子を想像させます。木の枝に止まるフクロウは男の子かな。
 友達になりたいんだけどなーという照れた近づき具合が微妙です。

一度私のところにきて文字を書き込まれたカードは私の好きな人のところへ。一番好きなものは自分の周りにはないという不思議。

             JOHNY

帰り道

2004-11-23 23:21:20 | Book
遠くから帰ってきました。朝早くに新幹線にのって、西の都市へ。
日頃見失っている帰る場所。探して探して見つからず、泣きながら眠りにつく永遠の夜にウンザリした頃気付く。人は遠くへ出かけることで帰る場所がわかるのかもしれない。
遠くへ行けばいくほどはっきりする。
新宿からタイムズスクエア。駅前の道路を平和の音が突き抜ける、工場現場のコンプレッサーはマシンガンの音。ここでは誰も死なない、私が帰ってきた街。


ゆれるこころ?

2004-11-22 02:03:45 | Book
ルミネのスターバックスで 『ずっとずっとあなたのそばに』読んでゆっくりしながら少し昔のことを考えていた。
 一時期心の揺れが大きかった。そのころの時間のことをなんとなく思い出し、今の私はあの頃の経験を生かせているのか、これから生きていくことができるのかということを小説の中の言葉とリンクさせながら胸をいっぱいにした。
 店の時間が終わりに近づきフラフラと駅の地下道を歩き始めたとき・・・。
ゆれていた頃いろんな話をした女の子とすれ違った。
おそらく仕事の帰り道。ストライプの軽いスーツ姿、同僚と思われる二人の男性と歩いている。
関西に住んでいたはずだが、全国を渡りながら仕事をするキャリアな人だったから東京で仕事で来ていても、いやこっちで仕事をしていてもおかしくはない。
 でも東京で日曜のある時間に偶然すれ違うことほど不思議なことはない。
運命の瞬間。
 
 すべてのことにその瞬間はあり、つかむかどうかは本人次第なのだろう。

             JOHNY

昨日のシステムと言葉

2004-11-21 16:54:11 | Weblog
 送る側の携帯の問題ではなくGOOの方のシステム問題だったようですね。何度もテストを試みた結果が今日反映されているところをみると。
 届かずに消えてしまったものもあります。

 記録に残る言葉残らない言葉をかんがえてみると 
一瞬の思いを文字にして残すことの大切さをかんじるとともに、その儚さをかんじます。
残るか残らないかのあいだにある、あいまいな基準。
揺らいでいる世界の中でその基準と偶然にシンクロしたときだけ残っていく、または消えていく。
 
 意味を探すことの無意味さ、生きる儚さを想います。

         JOHNY

雑学博士

2004-11-20 20:58:45 | Weblog
 唐沢しゅんいちさんというのかな。なかなかよいですね。脳の活性化のためには脳を休ませることが必要です、必要な知識ばかりではなく雑学を入れることで休む。いらないものを入れることで作る余裕が必要。そうすれば人付き合いもうまくできるし仕事もうまくいく。
なるほどね。
 ともすると必要なものしか入れようとしないキャパいっぱいの自分を発見する人は少なくないだろう。
 わたしもそうですね。
以前、ある仲のよい先生とクラスの数人で飲みに行ったときのこと。お酒での席ではあまり話をしない私をみて、そのセンセイはびっくりしたと。私と二人のときと違って全然はなさないから・・・。まあお酒の席はどうでもいい話しかしないからね・・・といわれました。

 そう、そうなんだなあと。どうでもいい話になるからお酒の席を避けるんだとそのとき認識しました。
 たぶんそのとおりだとおもう。
話が通じない感じががまんできない。じつのところ普段の会話もそれに通じていく。そして自分の専攻する分野でもそれをかんじつつある。
 専攻分野といってもそれはせまい一本ではなく幅があります。その幅は人の分だけあるともいえるかもしれません。
 周りがその幅のことに無配慮だとある人達にはそれはいずらい場所になる。

できるだけそれを人にやらないように気をつけたいと思う一方、逆の場合は雑学の導入というような気分になれればなと思います。
でもお酒はできれるだけ避けたいです。

         JOHNY

三島由紀夫

2004-11-20 02:28:11 | Book
電車の中で三島を読む女の人がいました。本に目を落とす人は。携帯電話を見つめる人がほとんどになったいま珍しい。そして三島。
男による男の文学的作品を読む女性。
 ひきつけられました。
そこに人がいた、と思える瞬間。

      JOHNY

行きたかった海外は

2004-11-20 00:17:56 | マスメディア
 端的にアメリカ、都市はNYです。バブルの時代をわずかに知っている身には海外に出ることに戸惑いはありません。旅行として留学としてワーキングホリデイなどの形もありました。ニューヨークも、あの頃急に身近なものになったと思えます。
今ぐらいの時期ならば今年のクリスマスはニューヨークに行く?というようなことが現実の話として存在しえました。鷺沢メグム『大統領のクリスマスツリー』がでたのはこの頃です。
 私もすっかりその世界に入り込みそうになった頃、社会の風向きが変わり世界との対峙の仕方が変わっていき、社会からフェイドアウト。
 結局今に至るまでNYにはいっていません。
これからもどうだろうか。
 アメリカという国の野蛮さ、911以後の状況などを経ても、私にとってNYはいまだ憧れの都市です。ビジネスの街であり大学の町であり世界文化をを牽引する力を持つバイタリティーあふれるところ。
 イメージとしての街としてとっておくか、実際に行って自分の生活をかえる糧にしてみるか。

 もう少しとっておきたい気もします。

         JOHNY

同一賃金でおねがいします・・・

2004-11-19 18:29:36 | Weblog
米女性賃金は男性の76% 均等まであと50年 (共同通信) - goo ニュース
 この記事によるとアメリカの男女均等賃金達成にはあと50年かかるとのことです。年々男女間の格差は縮まってきてはいるようですが、2002年統計で女性の賃金は男性の76.2%。残り23.8%を埋めるのにあと50年。
 以後、格差が埋まっていくほどに、男性中心的に作られている社会ではその達成率をあげていくことは困難だと思われます。
 これはアメリカの例ですが、こと日本ではどうなのでしょうか。
1985男女雇用機会均等法以後、女性の社会進出は促進されましたが、そこには依然として見えない壁が(巧妙に隠された)存在します。またジェンダー的、役割分業が強く残る中では、同一賃金の達成率はけして高くないといえることが推測されます。
 統計の取り方によりその数字は変わりますが、70%には届いていないというのが多くの人の実感にあるでしょう。
 先日ある講演に行ったときに、その話題になり、参加していた大学関係者が70%よりずっと高いという意見を持ち出しました。その彼は、もし統計で70%というのであればそれはパート女性の賃金を入れているからそのようになるのであり、日本はもう少しよい数時になるはづだといいました。
 おそらく、この人は正規雇用に比べ非正規雇用(パートタイム)の給与がどれほどのものかという理解が十分にない。
また、思考の根底にパート労働は賃金が低くて当然である、というものがある。
 それは差別的であるということに関する関心の低さを示す。
 このような発言が大学関係者からでることに驚かされる。確かに専門分野以外のことに深い理解を示すことは不可能であると思われるが、その基本姿勢を確定することはできるはずなのに、それをしないまま大学での職業人となっている。

 同一賃金問題は男女間にかぎらず他の差異のなかでも当然に考えられるべきものである。ひとつを解消することだけでは根本的な解決には程遠いのである。

 
 なんだかいらいらすることしきりである。二週間ぐらい前の講演からずっと気になっていたことのひとつでした。

       JOHNY