JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

マッカーサーへの手紙から

2006-01-31 02:51:50 | Book
拝啓マッカーサー元帥様―占領下の日本人の手紙

岩波書店

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 暁鐘はいま敷島に鳴り渡る
  目覚めよ民と撞く人や誰
            
占領下にある日本人がマッカーサーに向けてだした手紙の中に書かれていた歌である。ミヤマサユリという人が書いたとある。

日本の軍国主義を一掃しようとしたマッカーサーを評価し賞賛する歌であるが、上手いなとおもう。
 のだが、この歌はどこかで聞いたことがあるような気がする。手紙はそれなりに教養のある人が書いていると思われるから、日頃から歌なじみのある人。とすればもとうたがあるのでしょうか。そちらが気になったのでちょっとメモ。

                         JOHNY

ツタヤカード

2006-01-31 01:35:54 | Weblog
僕の彼女を紹介します 特別版 〈初回限定生産〉

ワーナー・ホーム・ビデオ

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去年の七月で有効期限が切れています。ということはそれ以前からDVDなどは借りていないということ。空白の期間ストイックに勉強していたことになります。
われながらよくがんばった。

今日はDVDでもみようかとおもいカードの更新、借りてきたのがこれです。
話題になってましたよねたしか。
 感想

カワイイ。よくできてます、先日も話したユウガットメール的な要素がありコミカルなストーリー。ハードな部分ではレオンなどもあるか。ファンタジー的なところはゴーストか。いっぱい盛り込んでありますが、雑多な感じはせずまとまっています。おすすめDVDです。

                     JOHNY

ヒューザーも

2006-01-29 23:09:01 | マスメディア
改造は12府県23ホテル 東横イン、法令違反も (共同通信) - goo ニュース

これがわるくないならヒューザーもわるくない、とそんなところでしょうか。国交省への関与を指摘 安倍氏秘書問題で鳩山氏 (共同通信) - goo ニュース 政治家がらみのニュースも同様の倫理観の中にありそうです。みんなやってるんでしょ、たいして悪いことじゃないじゃない・・・。
 その積み重ねが社会を閉塞させていくのです。

東急インじゃなくて東横インですね。
ヒューザーに関係している安倍官房長官、靖国参拝にがんばりたい吉田茂のお孫さんともども、
法律ギリギリどころではなく、明確に違反なのに悪びれずに会見している社長さん
あなたも小学生?

 障害を持つ人向けの施設を全部取っ払うようなホテル。 違反内容がまったくカワイゲがなく弁護の余地なしです。ホスピタリティが要の仕事でしょ。偽者の気持ちがはびこる会社は衰退するしかない。
東横インの責任に関してライブドアのPJはこんなふうに語っている。
ー ライブドアグループの場合は、旧経営陣のトップが違法性を認識していたかが問題だが、認識した上での西田社長発言は、明らかに企業責任を軽視したことになる。偽装は自ら認識できても、真面目に働く従業員にどのような影響を与えているのかを、このトップは認識できているのだろうか -
トップと現場の係わり合いをどのように捉えていくか。およそ無関係ではないはずだ。大きな会社であればあるほど理念的なもの、心象的な部分に信頼がおけるかどうかが大事であるように考える。そのいみで東横インの場合アウトでしょう。
ではヒューザーは、ライブドアは?ということになると。
それぞれ違う見解があるように感じる

                      JOHNY
障害者用客室10日で改造 鳥取の東横イン、会議室に (共同通信) - goo ニュース

東横イン 身障者用設備を無届け撤去 系列16店舗に疑い (産経新聞) - goo ニュース
不正改造について、同社のホテル開業準備責任者の加藤敏子営業企画部長は「スペースが取れない場合は以前から、完了検査を通してから転用すればいいと考えていた」と述べ、開業前に改造することを前提に、完了検査を申請していたことを明らかにした。

あっそうクン 麻生外相

2006-01-29 04:06:16 | Weblog
麻生外相首相靖国参拝 についての発言。
「日本の首相が、国内でここには行ってはいけないと外国から言われるのは通らない。中国が言えば言うだけ行かざるを得ない。たばこを吸うなと言うと吸いたくなるのと同じだ」 毎日新聞より

小学生か・・・麻生君

 天皇参拝についても言及しているようですが、なぜ天皇が参拝しなくなったのかについて明言すべきでしょう。1978年にいわゆるA級戦犯が祭られたことと無関係ではないでしょう。また首相や天皇が公式に参拝することは政教分離の観点から確実にやってはいけないことです。

松尾光太郎氏
tbしていただいた方。なかなかの論客です。
一点、問題を指摘するとすれば英霊について。霊というものが存在するかしないかは別として、参拝という行為は過去のある価値観に対する評価の表現であるでしょう。そうすると単純にGOサインは出せないですね。

高慢と偏見

2006-01-29 03:15:05 | Book
今映画がやっているのかな?

途中で投げ出した厚い本として私の記憶にはいっています。そうそう、あとユーガットメールのなかでメグが大スキな本としてあげていたのを思い出します。このことを覚えていることには意味があった。映画の作者が印象付けるように挿入していた。 挿入されたエピソードとしての意味があったのですね。あたりまえですが・・・今日まで気付かなかった。

 ジェーン・オースティンの『高慢と偏見は』世界で最初の近代小説などといわれます。どんな作品かというと、五人姉妹の二番目の主人公が、(ちょっと美貌にはかけるが理知的な彼女)お金持ちのカッコイイ男性に対する先入観を変化させていくというもの。つまり恋に落ちるわけです。
プライドの高いただのボンボンだと思っていた奴が実はいい人じゃない・・・スキかも私。

 ハーレクイン的な単純なストーリーです。というよりハーレクインそのものです。現代に通じる文学は大体においてこのような形態をとっています。
私の思っていたことは間違っていたかもしれない。身近にこんなステキな人がとか、幸せはすぐそばにあったのに、私はなんて遠回りしていたんだろうとか。
小説のオーソドックスなスタイルがこれです。

そうそれで、ユーガットメールです。
メグがメールのやり取りをしていたトムハンクスふんする主人公は現実世界ではものすごいやり手のビジネスマンです。しかし身分を隠したメール相手としてのトムは優しさと繊細さをもつ好感のもてる男性としています。
ここにあるギャップがメグとのやり取りで埋まっていく。
そしてスキかも私、と言うことです。

 『高慢と偏見』がモチーフであるということを作品中にエピソードとして入れていたのですね。
 といまさら気付いた私でした。

             JOHNY
映画みにいこっと。
ユー・ガット・メール

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おそらく花粉

2006-01-28 20:55:34 | Weblog
 一区切りついて気がぬけているからということだけではなく、おそらく花粉の症状がではじめているようです。
疲労感の強さと肩こりがひどい。
花粉の直接的なものではないのでしょうが、身体がシグナルを出しているということでしょう。

うーん、やな季節が始まるな。

              JOHNY

今日は午後起き。ドトール行き。
昨晩ブックオフで買った本を読んできました。

『現代思想』20029月号800えん・・・新品で1300円。けっこう高いのはなぜなんだ。買う私がいるからなのは確かですが。

神国日本は敗けました。

2006-01-27 18:25:40 | Book
「神国日本は敗けました」―名張国民学校五年は組 作文集

日経大阪PR

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昭和16年四月 国民学校になる
皇国民民と呼ばれたこどもたち

玉音放送の後に書かれた作文はある意味子どもらしい表現があふれている。

ーあのにくいあめりかが、原子爆弾をつかって、ひろしまの人はけが人、または死んだ人が多いほんとうにかわいそうだとおもいました。
・・・私はいまからでも、おそくはありませんから化学や勉強に一生けんめいに、なりたいとおもいました
丸本文美子

ー日本の兵隊さんたちが、命がけで、上陸した南方の島や満州朝鮮、台湾など、みんな米英、ソレン、シナ、の国に取られるとは、本当に残念でたまりません。・・・一億国民私たちは、増産に、科学をしっかりと、学びどうしても、前以上の日本にならなければ、天皇陛下に申しわけないとおもいます。
奥立三智恵

ー神代の昔から三千年の間一度も、けがされた事のない神国日本が今、鬼畜米英に負けてしまったのが残念でたまりません。それが私達の時ですから日本国民のがんばりがたりなかったからです。・・・また科学の事も勉強して原子爆弾以上のものを考え、いつか、かたきの取れるのを待ちこがれています。
森本富子

                  名張国民学校 五年は組 作文集より



戦後一週間後、天気予報はじまる

村上春樹

2006-01-26 15:26:49 | Book
アンダーグラウンド

講談社

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世紀末に起こった、地下鉄サリン事件の被害者インタビュー集です。当時メディアによって与えられる情報により私たちはオウムのことに必要以上に詳しいのではないか。教団の幹部がだれそれで、どこの出身であり、どんな家庭に育ったのかなど。
 それらはどれもが私たちの将来になんの解決策を与えてくれるものではない。
膨大な報道によって、ただ時間が消費されただけであった。
地下鉄サリン事件がなにかを知りたければ、当事者の声をキチンと聞かなければならなかったはずだ。そしてそれは事後的にも継続されるべきことだろう。
一般的に私たちがメディアとして捉えるものは、そういうものとしては機能しない。だれがそれを担うのか?
 例えば小説家、村上春樹ということなのだろう。

公式な発表によれば3800人という被害者がいたにもかかわらず、インタビューできたのは60人あまりであったという。問い合わせに拒否の姿勢を示す人たちはプライバシーの問題からということともにマスメディアに対する不信をあげた。それは、つくられた被害者像に当てはめられてしまうことに対する拒否でもあった。それを村上は丁寧な取材をすることである程度払拭したといえよう。小説家としてであるが。
最後の章では事件に対する村上の違和感の原因が語られる。そこでユナボマーの文章に触れている。
 
-システム(高度管理社会)は、適合しない人間は苦痛を感じるように改造する。システムに適合しないことは『病気』であり、適合させることは『治療』になる。こうして個人は、自律的に目標を達成できるパワープロセスを破壊され、システムが押し付ける他律的パワープロセスに組み込まれた。自律的パワープロセスをもとめることは『病気』とみなされるのだ -
村上はこれを評して、自律的パワープロセスは他律的パワープロセスと合わせ鏡であるから単独立はできないとする。自律的、これを達成するためにはクローズされた自己完結の空間を欲する。その体現がオウムであった。

 なるほど、しかしこれはいつか破綻することが約束されたものである。この破綻に社会が耐えられるかどうか。自律的パワープロセスの抑圧もしくは過度の他律的社会によって逃げ場を失ったものたちがどこへ向かうかについて関心を払う必要がある。そのことを加害者側をみるのではなく被害者の心情から浮かび上がらせたのが本書であろう。
 インタビューを丹念に読んでいくと、破綻を表したのがオウムではなくすべての人を含む社会の破綻であることがわかる。

                 JOHNY

希望の国のエクソダス

2006-01-26 14:53:08 | Book
希望の国のエクソダス

文藝春秋

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ーこの国にはなんでもある。本当にいろいろなものがあります。
                         だが、希望だけがない -
                                  P309
 中学生の発言にニュースキャスターが問う
日本には希望がないといいましたね。あれはどういう意味ですかと。

中学生はこたえます。
BBCのインタビュアーは僕たちの主張はよくわかったと理解してくれた。何故あなたがわからないのかが分からない中学生。

コミュニケーションが成立しない理由はどこにあるのか。

 この本は『69』の焼き直しのかんがあります。コンテクストとして世界のなかの日本という視点が取り入れられているのが『69』と違うところでしょうか。しかし基本的なベースは既存の体制に異を唱える新参者のはなしで共通しているように思います。
 国内の中で完結しようとした60年代と世界の中にいる私という意識の強い21世紀の違い。本格なパラダイム変換のときにはコミュニケーションはあきらめるしかないのかもしれない。

               JOHNY

例えば近時の堀江氏について。
彼の評価をするときに、何を評価して何をしないのか。部分の評価はありえると思います。全部否定する必要はないでしょう、逆もしかり。
堀江氏に向けた評価は企業として、社会のものとして、堀江氏をみる側の問題として、重層的な見方がるはずです。これ織り込めないならばやはりコミュニケーションは成立させられないのかもしれないと思うのです。
ps
以下の資料などみると小説作品というより記事といったほうがいいですね。
『希望の国のエクソダス』取材ノート

文藝春秋

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本当のこと

2006-01-26 03:08:35 | Weblog
 目に見えないのが本当のこと。

ここに本当のことはないように偽装しようとしている人たちがいる。

本当のことを語れないのならやめてしまえ

と私は思う。

 大学の中にはなかったね。
本当のことも正義もココロも。
消費される時間があっただけ。

 こんなところに居てはいけない。

個人のココロの中にだけ存在する正義が消えてしまう前に踏み出せ

                  JOHNY

おもしろい人

2006-01-26 00:04:27 | Book
 出会いだとおもう。さがしているのは。
自分探しではなく、人探し・・・

 まあまあな出会いを経験してきたかな。

退屈な毎日にすこしはスパイスになる人たちにであえたとおもいます。
とはいえ
 まだまだ出会いたい。

カンペキな人はいないから、少しでも多くの人に会うことで埋めて行きたい。

 そんなふうに考えると、人生において年齢が意味を成さない。

私は求め続けるのだから。

 のぞむのは私が誰かの人生にホンの少しのスパイスになりえていること。
社会に貢献するのはそれぐらいで十分じゃないかな。

                  JOHNY
ホリエモン

ナショナリズム再び

2006-01-24 16:26:22 | マスメディア
「ヘラヘラするな!」藍ブログに猛烈バッシング (夕刊フジ) - goo ニュース


この記事はおもしろいですね。
基本的には個人競技のゴルフ。プレイヤー自信がスキなようにやればいいじゃない、少なくとも、モラルに反しない範囲でね。
ここが問題か。
一プレイヤーが日本代表になったときどんなモラルが発生するのか。
へらへら会見してはいけないらしいです。

負けてヘラヘラしてるなんて同じ日本人として恥ずかしい・・・
本当か?おまえ誰だ?何様だ?
横峰と宮里は君の代わりに世界へ出て行ったのか?
そうなのか?

 一個人が何かに統合されるような前近代的な発想はやめてほしいと私は強く思います。
 少なくとも個人に優先されるナショナリズムなんていうのはありえないです。はい。

 彼女たちが人気があるのは極端な言い方をすればニコニコできるからでしょ。精神の自由闊達さが競技の強さに出ている、ニコニコはそれの表現。不自由で強いのと自由で強いの、どちらがいいかといえば後者に決まってる。
自由をもとめるココロとナショナリズムは折り合いがよくはないですね。

             JOHNY
PS
笑いでも泣きでも感情が見えるということはいいことのように思います

堀江氏と闘えるやつはいるか

2006-01-24 12:56:29 | マスメディア
「世界一に」疾走暗転 堀江社長逮捕 (朝日新聞) - goo ニュース
「エッジ」を歩んできたホリエモンは、落ちるところまでおちた?

本当に落ちたか。誰かが落としたんだろうけれど、これは一時的な負けに過ぎないのではないか。

聞くところによればメディアでは識者、政治家、元社員、そして市民すべてがホリエモン叩きの様相とのこと。

 逆襲されるぞ。

堀江氏と一戦交える覚悟があるのか君たち。

いいとこ付きのメディア、そして市民、将来ホリエモンに気をつけろ。

私は逆襲が楽しみです。

あっ私は堀江派支持です。
堀江社長逮捕にネットも騒然 目立つ擁護の声 (朝日新聞) - goo ニュース「逮捕は嫌だなぁ。堀江社長にはいろいろ話題を作ってもらって楽しかったのに、またつまらない日本になるのか」・・・

 若者の意見はこうじゃないのかな。
今回の件を
私は新旧の戦いとはみないですが、ひとつ特異な価値観が常識を席巻しようとしたことへの、牽制として捉えます。面白おかしく拝金主義の部分を取り上げれば、やっぱり常識的にね・・・となってしまいますが、核はそこではないのではないか。
 国に経済に政治家に騙され続ける国民を株を核にして主体的であるように促した求心力がそこにはあったようにおもう。
 まだだまされつづけますか?
私は
 堀江氏バッシングするのではなく、すくなくとも体制側ではない見地からホリエモンに対抗するぞ、というような人が多く出てくればなと強く思います。

理ますが、拝金主義への支持ではないですから、念のため。

            JOHNY

歯止め自民党

2006-01-22 22:03:47 | マスメディア
宇宙開発の軍事利用緩和を 自民が検討、夏に提言 (共同通信) - goo ニュース

確実に一線を越えようとしています。自民党。
すでに線は越えてるんですが・・・。
もう何も気にしていないですね。自民党。世論も国民も憲法も何もない。
ここまで増長させた責任はだれにあるんでしょう。

ジャーナリズムの無力
アカデミズムの無力

この国の主権者は国民個人です。誰がなんといおうと個人に責任があるのです。
現実はあるものではなくつくるものである。未来の現実を形作るのは個人の意志の力だと私は思う。
がんばりましょうわたし。

宇宙開発を「平和目的に限る」と定めた1969年の国会決議を促したのは国民の力だったでしょう。村上龍の『69』では高校生でさえも強い意思表示をしていました。
今も昔も同じ人間の住む社会です。
69(シクスティナイン)

集英社

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