JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

この国はいつか

2005-11-30 01:12:14 | マスメディア
遠くない未来に直接的に他国と戦争をしますね。
戦うことが人間の性などと私は思いませんが、その傾向を強く持つことは疑いないのかもしれません。
であれば、そのときどきで状況をニュートラルにもどす力が誰かによって発揮されなければいけないように思います。
政治家なのか言論人なのか市民なのか女性なのかニートなのか・・・誰によってでもいいのですが。

防衛庁「省昇格」、公明党神崎代表が容認 (朝日新聞) - goo ニュース
公明党脱落といったところでしょうか。
防衛省設置法案
評論家森田敬一郎氏
                  JOHNY

テレビが売れて

2005-11-29 12:35:49 | Book
 住宅街をあるいていると、テレビを買い換えたらしき家をちらほらみます。電気屋さんのトラックが古い大型テレビとそれよりもっと大きいいけれど薄型のテレビの空箱を乗せています。ある程度値段も落ち着いてきて買い替え需要が高まっている時期なのでしょう。

10月勤労者世帯消費支出は前年比実質+1.3%、テレビ等が大幅増 (ロイター) - goo ニュース

テレビが提供してくれるものが主に広告であり消費を煽ることにその機能があると考えると、テレビ自体の売り上げさえもが消費に貢献というのはおもしろい。
消費社会というものが確立されている証拠です。
私たちは永遠にモノを買い続けなければならない。

なんだか暗澹たる気分になりますが、そのなかで少しでも主体的に決定を下すことを求めるなら思考することが必要となるのでしょう。

 時間があれば読んでみたいおすすめ

消費社会の神話と構造 普及版

紀伊國屋書店

このアイテムの詳細を見る


ボードリヤールの代表作で、現代消費社会を鋭く分析した本として高い評価のある本

ー われわれは日常生活の全面的な組織化、均質化としての消費の中心にいる。そこでは、降伏が緊張の解消だと抽象的に定義されて、すべてが安易にそして半ば無自覚的に消費される。 -

ボーードリヤールはドラッグストアを論じている項でこのようにいっている。
消費を最大限に高めるべく計算された空間としてドラッグストアを定義し、さらに近時ドラッグストアは文化的装いもほどこしているという。わかりやすくは、映画館やホールなど場所によっては教会もそこにあるような、一つの町を形成しているもの。
 そこには人工的な空間で商業主義のリズムの中で生きることを強制された市民が存在する。一つの閉じた世界が形成されたあとでは際限のない消費の渦に巻き込まれた市民は自分自身さえもが消費されていることに気付くことはない。

すこし根気のいる本ですがおすすめです。

           JOHNY

目次:
第1部 モノの形式的儀礼
第2部 消費の理論
第3部 マス・メディア、セックス、余暇
結論 現代の疎外、または悪魔との契約の終り

みいさんのところでは三ヶ月でTVが故障したそうです

女性天皇と

2005-11-28 03:31:26 | マスメディア
ニュースを見るのにすこし疲れています。
ニュースを読むという行為、知るという行為、これは社会に関心があることのあられである一方、消費行動としての側面も強くあるように思います。
関心があるものにはアクセスすればよいですが、どうも強制されてアクセスしているような気がするのです。ゆえにニュースを遠ざけつつあります。
TVを捨てたのもその理由がすこし関係しているようです。
そんななかで
関心のあるところ

女性・女系天皇容認、第1子優先 皇室典範改正へ報告書 (朝日新聞) - goo ニュース
「世襲による継承を安定的に維持する」ため、女性・女系天皇を容認するよう求めたもの。

この話ですが、どうも議論のベースがおかしい気がする。
世襲制の人権規定の例外としての天皇制という存在に疑問が・・・
皇室典範は一つおいといて、上位規範である憲法に天皇の記述があるのはおかしい、それも一条にでしょ。
天皇制が伝統芸能で文化である、ということなら男子第一子優先というのも通るのかもしれないが、国の象徴としては確実に通らない。また世襲制の存在が憲法規定のなかにはいっているのはおかしい。

家制度が公然と肯定されているニュースに違和感を覚えます。

               JOHNY

本郷キャンパスで

2005-11-28 03:11:46 | Weblog
つい先日
ケアと自己決定 という題目のシンポジウムへいってきました。
提題 立岩真也 川本隆史 清水哲郎
コメンテーターに鷲田清一 と上野千鶴子

ビックネームばかり。
医学部の大講堂でしたが小さすぎましたね。立ち見でした。
硬質な内容になるところ、上野さんが上手く噛み砕いてくれるので誰にもわかるものとなっていたと思います。

上野千鶴子の、こういった場の仕切りの上手さは抜群です。ストイックな学者である一方、エンターティナー的資質も持っています。並んで話す人がみな凡人に見えます。
 標的にされた人をみて、しばしば、あーかわいそうに・・・とおもうことも。

みて楽しんでもいるのですけれど。

 せっかく行ったので、終わってから上野さんに 、「来ましたよアピール」?をしていかなければと思い話しかけに行くと、

「いたわね、視界にはいったわよ、最後のところで発言すると思ったんだけれど・・・」

サービスなんだろうな、とおもいつつも、なんだかうれしいのでした。

                  JOHNY

上野千鶴子 小熊英二 鶴見俊介と

2005-11-28 02:45:01 | Book
豪華版な本です。
鶴見氏に小熊氏がインタビュー、アレンジが上野さん。
三人とも編集者経験ありなのでそれぞれがインタビューの完成をイメージしながらの進行。わかりやすい読み物になっています。

なんとなく買わずじまいでいた本でしたが、やっと購入。大当たりの本です。
戦闘には参加しなかったが戦争には参加していた鶴見俊介が戦後どのようにいきてきたか。そのことをみることは同時に戦後思想の変化をみていくことにもなる。安保闘争、べ兵連への参加などが
インタビューということでライブ感覚を持って読めます。
 
この本だけでもいいですが、より楽しむためには小熊英二の『民主と愛国』を読んでおくといいでしょう。

               JOHNY
戦争が遺したもの

新曜社

このアイテムの詳細を見る

組み合い と コスプレ

2005-11-27 08:40:45 | Weblog
 早くも忘年会、11月ですが。
組合のおじさまがたと少しだけ飲んでまいりました。
ところはあまりなじみのない秋葉原。
駅を降りるとすぐさまコスプレのお姉さんに誘惑され、ふららとそちらのお店に行きたくなった私ですが、いや、きょうの目的は違う、と正気を取り戻し おじさまの集まりへ。

ところで おじさま とは何歳以上の人をいうのでしょうという質問
                         お茶の水駅女子大生より

答えておきましょう。

 質問してくれた彼女との日頃の会話から判断するに私は、おじさま に入っていない・・・(と思うのだが)
 それから察するに年齢では判断不能なのでしょう。
そして容姿でもないような気がする。

ではなにが決めてなのか。
精神のあり方だとおもう。それはどんな?

肯定的なものいいをすれば、「生きる覚悟ができた人たち」これをもって、おじさま。
おばさま も同様かもしれません。

 ある意味、賢くなった人の総称といえそうです。

そして、私はいぜん賢くない・・・そういう評価が周りから下っているように感じます。
 精神のコスプレが必要かもしれません。
                 JOHNY

あっと思い当たる

2005-11-24 02:27:04 | Weblog
 なんとなくあたる気がして買ったスクラッチな宝くじ。
1000円当たりました。
一等三十万円でないのが残念ですが。

部屋に入ってまずはじめにすることはPCの電源を入れることです。HDがウイーンっとなる音。
以前ならTVの電源ONでしたが捨ててしまった今はPC。
TVとの違い。
音がないことでしょうか。
あちらから語りかけてくれる(かのような)受動的TVメディアとこちらから問いかけなければ(キーボードで)能動的PCメディアの違い。
音がないと
すこし寂しい気がします。
ゆえにネットラジオを探してONにします。

TVがなくて困ること。
見たいTVがあるから早く帰らなくては、といういいわけができないこと。
新しい言い訳を考えなければね。

英語の勉強に ラジオBBC WORLD SERVICE
            JOHNY

あの電車は

2005-11-23 02:04:02 | Book
新宿から郊外に向かう特急電車。

駅の売店に並ぶ人たちが求めるものは・・・缶ビール。なんでだ?

とおもうと郊外に向かう特急電車が止まっています。家に帰る前に一息なんでしょうね。
家出願望というわけでもないのでしょうが外でビール、外で珈琲、おんなじかんかくかな。
私は新宿の駅中ドトールで本を読んで一息。
本屋さんか珈琲か

これもマイルールだね。

            JOHNY

ブライス原書とChatham House

2005-11-22 04:50:41 | Book
近代民主政治 第1巻 (1)

岩波書店

このアイテムの詳細を見る

 図書館の保存庫から出してもらいました。1929年の版です。本に付いているラベルにChatham House Libraryとあります。名前をネットでたぐるとおもしろいことが。この図書館はLONDONにあり、その出自は1919年パリ平和会議から派生してできた機関の付属図書館。現在もNGOとして積極的に活動しているようです。ここ
どのような経緯で日本の大学の図書館に入っているのか気になります。
背表紙のすみに数字が入っているので、古本屋さんに渡り売られていたことが考えられます。海を渡ってきたのだね~。
 CHANTHAM HOUSEでの利用記録も付いています。最後に入っている日付が
 17FEB1949
以後記された数字が私の返却予定日。

もしかしたら半世紀以上この本は誰にも読まれていなかったのかもしれない。
なんだかすごいでしょ。
 しばしば有名どころの人には引用される文献です。私も一応抑えておくかといった軽い気持ちで手にして、なんとなくうれしい。
他、関連して使い勝手のよい本屋さん?それはここを発見メモしておきます。
            JOHNY

at 今日も巡りて

2005-11-21 15:52:08 | Book
 週末を終わり、くたくたの月曜日。今日は一回講義をはずしてゆっくりしてから図書館へ行こうとおもいます。日記かいてから。
 昨晩も遅くまで起きていたのですが、なんとなく落ち着かずゆっくり書くことも読むことも考えることもできずにオロオロ。
落ち着いたところはこの雑誌でした。「at」
近時流行の?オルタナティブ思考。
メインの潮流からずらした思考。
機械と異なりフリーズすることができないhumanは自然とずらしの思想を持っている。それを許さないような社会が出来上がっている? とはここにはかかれていないけれど。おそらくそういうコトカナと思います。
フリーズする前に読む本
クォータリー あっと 1号

太田出版

このアイテムの詳細を見る

目にしたのは0号の方の上野千鶴子。
最後はやっぱり上野な私。

            JOHNY

マイルールは

2005-11-20 00:41:05 | Weblog
毎日追われているので,逐一考えて行動なんてできてない。
時間を消費しているのか時間に消費されているのかわかりません。

生きているのか私は・・・などと思う毎日。

どんなルールがあるのでしょう。

そうだね。

エントランスは真ん中から。
意味がよくわかりませんが、建物にはいるのに何種類かの出入り口があるとしたら使うのはメインから。

どこにいてもアウトサイダーな感じがする私。
せめて物理的な面での出入りは真ん中をとの心理だと思われます。

真正面から入るアウトサイダーです。

            JOHNY

ダン・ギルモアと

2005-11-18 19:29:47 | Book
ダン・ギルモアはネットの世界でよく知られるジャーナリストだ。いまやその名前は現実の世界でも十分に認知されるようになった。このように書き出すと、ネットは現実世界ではないということになってしまうが、さて。
彼がネットで情報発信を始めたのは1999年この年にBLOGをはじめたという。一般的にBLOGが911以降爆発的に広まったメディアだといわれる。そいぜんからはじめていたということでBLOG創世記の人であり、BLOGER(BLOG記者の呼称)の草分けといって間違いないだろう。
彼がネット上で得たものとはなにか。それは既成メディアの問題点であるという。「たった一人のジャーナリストより、読者は多くのことを知っている」

「講義型から、会話、セミナー形のジャーナリズムへ」
ここから彼が何を問題点としていたかがわかる。言論機関としてのメディアが寄り添うべきものは市民であるはずであるが、いつのまにかメディアは権力者の宣伝機関になっていないか。言論の自由を市民に取り戻そうというような思想を背景に感じさせる。

 しかしかれは既存の伝統的ジャーナリズムを否定はしない。
伝統的ジャーナリズムとBLOGERたちとの連携によってよりよき形ができるであろうという。

 彼は今、ファイナンシアル・タイムズで隔週に記事を書く。
これをネットという虚構世界から現実世界への移行と捉えるだろうか。答えは否であろう。現実世界の言葉同様ネット空間での言説も当然に今を映すものであり現実である。
 ネット空間を現実ではないといい、まがい物の情報ばかりが流通する場所だと忌み嫌うものこそがメディアの支配者であることに権威を借りる偽者と考えられる。

     JOHNY

AERA 20051114
Dan Gilmore 
『ブログ 世界を変える個人メディア』朝日新聞 2005年
市民ジャーナリズムのためのベンチャー「グラスルーツ・メディア・インク」主催
原著『We THE MEDIA』
 論駄な日々こちらおもしろい話題ですBLOGERをニュースゲリラとよぶなら買い物ゲリラと呼ばれる人々も出現?要考察な記事です是非

そういえば先日SSRNここから論文をダウンロードしてみました。なかなかおもしろい論文です。
Media Bias

SENDHIL MULLAINATHAN
Harvard University - Department of Economics; National Bureau of Economic Research (NBER)
ANDREI SHLEIFER
Harvard University - Department of Economics; National Bureau of Economic Research (NBER); European Corporate Governance Institute (ECGI)

冬の朝

2005-11-18 13:05:18 | Weblog
小学生の朝を思い出しました。
学校にいくのは面倒くさくていやなんだけど、道をちょっとそれると霜柱がたっていて、それをバリバリ踏んで進むのが楽しくて。
 学校に着くまでにいやな気持ちはきえていて。

きょうは仕事に行きたくなーい。
寄り道しないとダメだな。

           JOHNY
寒いあさ13度くらい?

Mediaについて

2005-11-17 20:40:47 | Book
Media Bias

SENDHIL MULLAINATHAN
Harvard University - Department of Economics; National Bureau of Economic Research (NBER)
ANDREI SHLEIFER
Harvard University - Department of Economics; National Bureau of Economic Research (NBER); European Corporate Governance Institute (ECGI)
--------------------------------------------------------------------------------
2002

Harvard Institute Research Working Paper No. 1981; MIT Department of Economics Working Paper No. 02-33


Abstract:
There are two different types of media bias. One bias, which we refer to as ideology, reflects a news outlet's desire to
affect reader opinions in a particular direction. The second
bias, which we refer to as spin, reflects the outlet's attempt
to simply create a memorable story. We examine competition among media outlets in the presence of these biases. Whereas competition can eliminate the effect of ideological bias,
it actually exaggerates the incentive to spin stories.

Keywords: Media Bias


JEL Classifications: D23, L82

Working Paper Series

--------------------------------------------------------------------------------

Suggested Citation
Mullainathan, Sendhil and Shleifer, Andrei, "Media Bias" (2002). Harvard Institute Research Working Paper No. 1981; MIT Department of Economics Working Paper No. 02-33. http://ssrn.com/abstract=335800
DOI: 10.2139/ssrn.335800