JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

さてさて?国家国歌

2006-10-31 20:09:39 | マスメディア
国歌斉唱は職務上の義務 教基法特別委で伊吹文科相(共同通信) - goo ニュース国旗掲揚、国歌斉唱について、当然のことながら教職員は従う必要があるとのことだが、段階的問題点があるでしょう。
 国歌国旗法で現在のものがそれとなったが、戦後60年しかたっていないなかでは、それに投影される意味は戦争のそれであるとつよくいえるでしょう。
 すると、その意味自体を嫌う人がいるのは当然でしょう。
かつ、法律制定当時の官房長官は強制しないといっていますね。公式な発言として。
 この処理をどうする?
次に、合意の上の法案成立であるとするならば、すべてのことは強制できるのか?
 できない、しない、というのが近代民主主義の基本ですね。こと民主主義をおしえようとする機関である学校においてはなおさら、強制拒否の正当性が認められるということになるでしょう。

 職務上などというあいまいなことばに人間の内面を売り渡してはいけません。

                       JOHNY

神保町2

2006-10-29 00:10:14 | Book
 夕方バイトに向かうお友達と別れたと。
さて・・・
 まだ見てない通りのワゴンをを物色にいきました。けっきょく六時半ごろまでうろうろと。はずれの方のお店で興味深い資料をみつけたのであとでアップしますね。
 そうそう、お友達と別れたあと、一人でまわるのもなんなので、誰か?とおもったら、いるじゃん近くに住んでいる子が。
 TEL。
もしもしJOHNYです。
「ハイ、こんばんわ」

とここで。言葉がとまる私。

仲良しさんの女の子ですが電話ではあまり話した経験がない、初しゃべりだったかも。ですが初だから言葉がでてこないわけではなく、言葉と声がものすごくクリアーで、息が止まったきがしました。
 
 知性が言葉と声に反映されているのか。ほんの一言に圧倒された自分に驚きもあり。 
 しばし固まったあと会話は続きましたが、論文執筆中の彼女とのデートは結局果たされませんでした。

                 JOHNY

二日酔いにて

2006-10-27 20:43:53 | Book
夕方の講義を飛ばす・・・が、神保町へ。
アロエヨーグルトを食べてエネルギーをためてから出てきましたが、完璧におもたい身体と精神。
 きもちわる~とも。そとにいればいくらかすっきり。
古本祭りの神保町を歩く。

なにかかわったでものはあるかな~。ここしばらく購入を抑え気味なのでちょっとばかしつかっちゃおうとおもっています。
 明日も来るから今日は下見程度で・・・
でも手元には古書9冊があるのでした。

                   JOHNY

商店街のスピーカー

2006-10-26 16:33:38 | Weblog
昨日、勉強の合間に町を散歩してきました。すこしあるいて神田駅まで。今ぐらいの気候ならばちょいと遠足しても汗をかかずに気持ちよくいられます。
 ビル街をぬけ商店街に入ると、それまでとは違う建物のたたずまいになんとなくほっとします。人がいることが前提というか、火の気があるというか? ほのかなあたたかさをかんじます。
 しかし、ちょいと気になったことが・・・
商店街のあちらこちらにスピーカーがついているようで、そこから等間隔で、さまざまな言葉が聞こえてきます。
だいたいそれは注意事項だったりします。この町での歩きタバコ禁止、ポン引き禁止、健全な町をなどなど、の言葉が商店会やら地元警察署やらから発せられているのです。

 どの注意言葉も、まあそのとおりのことで否定をしようとは思わないのですが、商店街にいる間中それらのことばが聞こえてくるのは、薄気味悪い。
 カメラがあるわけではないですが(たぶんね)監視されている気がします。
オーエルの1984では町中にテレスクリーンというポスターのようなものが張り巡らされていましたが、それとおなじようなものが商店街にあるような気が・・・。

 監視社会というようなものをどこまで認めていくのか。はじめ気持ち悪いと思っていた状況も時間がたてば気にならなくなるのかもしれませんが。さて。

                 JOHNY

 本日の図書館

2006-10-25 20:37:04 | Book
  "theory of media literacy"2004 sage publications

こちらを読んでいます。メディアリテラシーの入門書といったところです。
メディアを翻訳することがメディアリテラシーといえるとすれば、英語を日本語に読み替えながらな今の私の状況は・・・

えーと、無駄な努力?徒労?

などとおもわなくもないですがたまにはまとめて読んでおきましょうというところです。

                     JOHNY
Media Literacy

Sage Pubns

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 本日の図書館

2006-10-24 18:38:50 | Book
 もしかしたら先週の木曜から図書館未訪問だったかも。
昨日の夜は、いらいら状態でよく眠れず・・・。雨がやんだのでスパカブ号で大学図書館にきました。
 すると、司書講習で一緒だった人に遭遇。とはいえしばしばここで見かけている人です。相手の方にすこし時間があったようなので、近況報告など雑談をしばししてまいりました。
 昼間の時間ここにいるということは?何者ですか?

 求職中です。卒業生です。ここがホームグランウンドです。

ということは私と一緒ですね~。

などといいながら、ハローワークの使い方と図書館レファレンスの色々などについて楽しくおはなしさせていただきました。

 返却本2冊すでに延滞・・・
 チェックAERA とDAYS JAPAN(これは欲しい)

                     JOHNY

 ノルベルト・ボルツ メモ

2006-10-24 18:25:03 | Book
『グーテンベルクの銀河系の終焉』ノルベルト・ボルツ

 大いなる物語の終焉について語る大いなる物語。キーワードはポストモダン
合意のディスクルスという治癒力による中欧の改革。キーワードは近代の哲学的プロジェクト
盲目的に機能してしまう近代社会の生き残り術を記述すること。キ-ワードはシステム理論。・・・ルーマンは社会から学ぼうとし、ハーバマスは社会に教えを説こうとする。ハーバマスは良き社会化の可能性に執着していることはよく知られている。

書物文化の終焉によってあらゆる分野にイメージされる問題は、マスに訴えられないということ。消費者はブランドには『こだわらず、特定のイデオロギー下にあるわけでもなく圧倒的宗教に帰依するわけでもなく・・・。
“マスメディアはコントロールできない受け手を始終相手にしなければならなくなった。しかし今日ではそもそも共通の媒体(メディア)などもはや存在しなくなっているのである。
さまざまな価値体系に対し、これまたさまざまに異なるメディアが対応している。”
つづけていう。
“マスメディアの死などという診断を下してしまいかねない。というのも、世界規模のコミュニケーションは今日ではもはや放送という伝統的図式にそって行われてはいないからだ”
・ ・・多元化され、差異化されたマスメディア

公衆のだれにもひらかれたという意味での出版
17世紀末には証券取引所、郵便局、・・・出版を通して規定される公共性  討論による政府 HJラスキ

啓蒙主義の夜明けとともに日刊紙が毎朝発行され、新聞が公共性という光をあまねくゆきわたらせた。
 “啓蒙主義の時代において、討論や公共性への信頼が神への進行にとって代ったのである”
・ ・・公共の場での討論が啓蒙のメディアであった。大衆民主主義の必然から分解 プロパガンダ
P95“貨幣という媒体は社会の負担を軽くして、憎悪や暴力、ルサンチマンといった人間性を除いてくれる。というのも、売り手、買い手それに経済行為の観客にとって重要なのは他者を個人として顧慮する必要がない”

”グーテンベルクの銀河系

2006-10-24 17:31:31 | Book
 の終焉”N・ボルツ 法政大学出版局 というのをよんでいます。マクルーハンのグーテンベルクの銀河系とセットで読むとよいかな。
 印刷文化によって作られた均質なる国民、作られた国家のゆりかごから墓場までがここに・・・
 かどうかは読んでみてください。

 私は次にアレントの”全体主義の起源”にいかねばならないようです。ハイデガーやヤスパースに教えを受けたアレンとはいわばウーマンオブザセンチュリーな人です。
 いったいどこまで私の旅は続くのでしょうか。

                       JOHNY

1984というオーウエルの未来と過去

2006-10-22 01:00:31 | Book
メディアを席巻したゲートエウイ?(確かこんなな名前だった)やっと登場ですね。日本の道交法はとりあえず無視してイベントで使った会社の人は書類送検されたこともありましたね
「夢の乗り物」セグウェイ、国内販売スタート(朝日新聞) - goo ニュース
地域に差はあれだんだんと未来は私たちの生活に浸透しそして過去になっていく。
 
 今さらながら読んでいる本ジョウジオウエル『1984』
おや、早川の表紙は先にあげたギルモアの『We the Media』に酷似してますね。未来というよりも、もはや達成されつつある監視社会の像を象徴させるとこのようなものになるのか。

1984年

早川書房

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 1984は様々なところで引用されるにもかかわらず、わたしは読んでいませんでした。引用されたところからだいたいこんな内容なんだろうという理解で自らも孫引きして話をしていましたが、やはり一度は読んでおいた方が良いホンです。理解が深まるとともにあらたにこれをもとに論を起こせるように思います。
 1984は主人公ウインストン・スミスがひそかに日記をつけ始めるところからはじまる。1984の世界ではテレスクリーンといわれるビックブラザーが描写されたポスターのようなものが、すべてを監視している社会である。人々は真理省といわれる管理組織から逃れる術はなく自由な表現というものは禁止されている。
スミスはわずかに残る記憶の断片を日記に記録としていくことをはじめる。自分の記憶、記録と真理省が提供するものの違いに疑問を持ち始める。
 人間に残された誰にもおかされることのに権利としての思想をどのように保っていくのか、もしくはいけないのか。

 映画のモチーフとして多用されているものです。マトリックスもガタカもブレードランナーなんかも。1984はソ連をモチーフに書かれ始めたものですが、権力がどのようなものであるかという描写はソ連、全体主義にかかわらず現代資本主義社会にもそのまま当てはめられます。

 電子メディア化がすすんだ現代は1984という未来社会に確実にちかづきつつあります。人は真理を体現させようとするメディアにどこまで抵抗できるでしょうか。
 1984の中で、自由な思想を語らせないようにするニュースピークという言語が確立されるのは2050年となっています。はたして2050年までこの世界は思想を持ち続けることができるでしょうか。

                 JOHNY
 

きっこの日記転載

2006-10-19 21:55:03 | マスメディア
2006/10/19 (木) 藤田社長からアパグループへ

アパグループ 元谷外志雄代表殿、元谷芙美子殿

貴殿らは、私に対して、名誉毀損での訴えを検討中と貴社のHPにて掲げております。
もし、あなた達に真実があると確信しているのなら、どうぞ訴えて下さい。
私は、あなた達を通じて、今の日本が抱える闇を暴くために既に覚悟を決めております。
戦う気があるなら、今すぐにでも訴えなさい。
現実に、事業規模200億円に到るアパガーデン若葉駅前の物件が半年を越えて工事が停止している現状を前にして、あなた達がどういう理由で私を訴えるのか楽しみに待っています。

平成十八年十月十九日

藤田東吾

※なお、このメッセージも転載自由です。1人でも多くの人に真実を伝えたいと思う人は、ご自分のブログやサイトなど、どこにでも自由に転載してください。(きっこ)きっこの日記

アクセスランキングの中にあったのでいってみました。がこれは何の話なのかイマイチ把握していません。とり合えずWEBを訪問してみてください。

 先日本屋さんに平積みになっていました”きっこの日記”。この日記はライブドア事件あたりで爆発したものですね。
 とりあえずのところ、この日記は個人日記の体をなしています。内容はある程度、信用性がありそうです。
 さて、そのように捉えたとき、これはジャーナリズムといえるのか。

語義的にいえば、いえますね。ではいわゆるマスメディアといえるか。

これも、いえるでしょうね。厳密な意味での一対多ではないけれど、多数が接触していることは確実である。
 言い過ぎを覚悟で言えば、従来の意味での企業マスメディアの重要性は希薄になっています。
 すでに時代は個人マスメディアに入っているよおにおもいます。

                   JOHNY