リンクしたとき

幻聴に対応したとき
世界中の人とリンクしたみたいな
感覚を覚えた。
そして、ボクは無限と
その一歩手前の世界とを持ち合わせた。
光の速さで無限の一歩手前を前進して
別のステージに向かう。

世界とリンクしたとき
パンドラの箱の中の希望を
どこに隠そうか悩んだ。
そして、世界の底に静かに沈めようと
思った。

悩み苦しみ苦悶する人が到達する
世界の底にパンドラの箱を隠し
そこで、かれらが希望の入った箱に
出会えるように…。

世界中の人とリンクするために
僕の頭の中で口コミとねずみ講を
使うように命令した。

そして、おっ月様と太陽さえ見れば
世界は平和であると思った。

狂気の中で
世界平和を望み、愛を乞い、
時の来るのを待った。
マトリックスが姿を現したとき
錯乱の中で病院に担ぎ込まれた。

病院での不思議な体験は
羽毛が僕の手をかざすと浮いていく現象
があらわれた。
今思うと
たぶん体中に静電気がたまり
指先から静電気を発していたからだろう。

脈拍は今もなお80以上の状態が
つづいている。
入院する前は６０位だったのに…。

幻聴と闘ったときの記憶は
断片でしかよみがえらない。

戦争をしている指導者を無限のかなたに
放り込んだのだけ記憶しているが
現実には彼らは生きている。

何でかしらないけど関西の芸能人が
出現したのには驚いた。
確かなる幻聴が聞こえた。

いま、それらは消えて、
体力の消耗だけが残っている。

放心状態が多く、
やたらタバコを吸い、
水分を多く取る。

おかげで頭がグルングルンと回り
めまいのようなものが襲ってくる。

医者が言うには
幻聴と闘うのは危険ということだった。
命があっただけよかったのかなあ。

ボクのカルマが入院中に襲ってきた。
意味不明発言をしていた。
麻原と信仰の違いを語った。
教祖が篭るから邪気を放つのだと…。

わけのわからない狂気の世界。

なんにも

なんにもしてないから
なんにもない
君を思っても
なんにもしていないから
なんにもない
きみとの距離は長いから
道ばたで偶然出会うなんてない
なんにもしていないので
なんにも起こらない
なんにも言わなかったので
なんの返事もない
どこに行っても
なんにも起こらない
なんにもしていないんだから
もしいいことが始まるとしても
なんにもしていない僕には
その始まりはこない
なんにもない
今日も五月晴れがつづく

お金がない

あぁあ。
金がないというのはつらいことだ。
暇だらけでお金がない。
何もしてないから収入はない。
ひとりの生活やったら
とっくの昔に衰弱死をしている。
辛いのう。