私はこの部屋で鍛えられる
ただ部屋に篭り
人間の境地を
悟りから即身成仏そして無我にいたるまで
私はただ鍛えられる
部屋から出るときは食事の買い物のときだけ
虎の穴のように鍛えられるのか
欲がなくなっていく
疲れきってなのだろうか
彼女が横で横になっている
私はこの世界は違うと感じた
いや違うのはおいらの妄想だろう
しかし耐えられない何かがある
私はいったん実家に帰ろうとした
家を出て自転車に乗ろうとしたが
自転車はないだろうと勝手に決めた
とりあえずきるものを着て
自宅を出た
そして地下鉄の駅に向かい
切手を買って電車に乗った
実家に向かうはずだった
地下鉄に乗り
掲示板を見ていた
電光掲示板になぜか
going my way と見えた
えっ?と思った
この電車は違う
何かが違う世界に入っていると思った
私は次の駅ですぐに降りた
隣の駅で降りて外に出ようとした
隣の駅は知っている
知っているけど何か違う
私は駅を出て地上に上がった
道を歩いていた
ホームレスがゴミ箱をあさって何かしている
ホームレスも働いているんだよ
何者かの声がいった
私は歩いていたが
わき腹がいように痛くなってきた
わき腹の痛さが半端なくなって
私はついに道端に倒れた
痛すぎるのだ
倒れてわき腹を押さえていると
誰かが救急車を呼びましょうかといってきた
お願いした
救急車はしばらくして到着して
私を救急車の中にいれ
暑いなぁと救急隊員は言ったまま
なかなか動こうとしない
幻聴が聞こえる
こいつはこんなに強くなるまで回しているのに
こいつの両親はまだ気がつけへんのかなぁ
ひとかどの人間にするとかいうてたけど
こいつは舞台を用意されてないだけで
思いっきり回したから
半端なく強くなってるんやけどなぁ
救急車が動き始めた
隊員が知り合いのように感じられた
救急車は右へ右へと右折を繰り返した
私は途中で意識を失った
意識が戻ったとき
救急車は建物の前で
警察とトレーナーのような人がいた
病院ではないのか?
なんで救急隊員がいないんだ
何の暴力だ?
私は混乱した
トレーナー風の男が手を伸ばしたので
その手をねじった
トレーナー風の男はわめきだした
それを見た警察が
おおげさやねんみたいに
トレーナー風の男を見て
いらだったように
ホルスターに手が触れた
私はビビッた
ホルスターに手が触れたからだ
警察にアカンでといった
やめてくれアカンで
その言葉を繰り返していた
警察は何もしないというそぶりを見せた
アカンでといって
私は警察の防弾チョッキを殴った
わかるでしょう?
そういった
しばらくして看護婦が着て何かを注射したようだった
私は意識を失った
救急車は警察署に向かった
そして私は留置書に担がれた
私はトレーナー風の男に引っかかれ
留置所に入る前には
小指の根元を切られていた
ベルトははずされて
毛布を用意された
しばらく正座をしていたが
意識が遠のいていく
しかしこの眠りで死んでしまうのではと
なんとなく感じた
眠りをどうにかしようとした
警察と役所の人が来た
尋問が始まった
今日、何曜日、いつ?
この質問に「てにをは」を
ばらばらにして何度も質問された
そして今度は
いつ、薬を飲んだか
この質問をばらばらに混ぜながら
質問を繰り返した
私はいい加減にしてくれといった
警察は何度も質問をしてから
やっと去った
部屋に誰も来なくなった
ブブブブブブという小さな音が鳴っていた
彼女は私の捜索願を出したらしく
私はそれを知らずに彼女が警察署に来てると感じて
私はココにいるよと
扉が半分開いたと気に入った
警察は彼女に電話で警察署にいることを伝えたようだ
しばらくして
私は眠りそうになり
死んでしまうかもしれないと感じて
眠らないように動き回った
誰かが私を探している映像が頭によぎった
親父が私を狙撃しようとしている映像が浮かんだ
殺されてもかまわないと思った
私は何度か人生をやり直している
何人目の自分なのだろう
眠い
頭を鉄格子にぶつけた
この調子の自分が一番ましで
この先何人目の自分か知らんが
駄目な自分になっていくんだ
鉄格子に頭をぶつけた
すると両親が来ていた
両親が警察まで来て
そして警察と両親とで
病院へと向かった
私の頭の中で浮かんだ映像は
リアルに彼女のことも
両親のことも察知していたのだ
警察の車に載り病院に向かった
診察まで待たされて
診察をした
私は医者に実験台にするのは
やめてくれといった
医者は戸惑っていた
警察も診察の様子を見ていた
診察が終わり
警察と別れ
実家に向かった
これで入院できると思った
彼女のことが心配になった
突然家を出て警察にいて
そのまま何も告げずに実家にいるなんて
それは彼女を心配させると思った
実家について彼女に電話をした
警察も彼女に連絡を入れていたらしいが
電話を自分からもした
ただ部屋に篭り
人間の境地を
悟りから即身成仏そして無我にいたるまで
私はただ鍛えられる
部屋から出るときは食事の買い物のときだけ
虎の穴のように鍛えられるのか
欲がなくなっていく
疲れきってなのだろうか
彼女が横で横になっている
私はこの世界は違うと感じた
いや違うのはおいらの妄想だろう
しかし耐えられない何かがある
私はいったん実家に帰ろうとした
家を出て自転車に乗ろうとしたが
自転車はないだろうと勝手に決めた
とりあえずきるものを着て
自宅を出た
そして地下鉄の駅に向かい
切手を買って電車に乗った
実家に向かうはずだった
地下鉄に乗り
掲示板を見ていた
電光掲示板になぜか
going my way と見えた
えっ?と思った
この電車は違う
何かが違う世界に入っていると思った
私は次の駅ですぐに降りた
隣の駅で降りて外に出ようとした
隣の駅は知っている
知っているけど何か違う
私は駅を出て地上に上がった
道を歩いていた
ホームレスがゴミ箱をあさって何かしている
ホームレスも働いているんだよ
何者かの声がいった
私は歩いていたが
わき腹がいように痛くなってきた
わき腹の痛さが半端なくなって
私はついに道端に倒れた
痛すぎるのだ
倒れてわき腹を押さえていると
誰かが救急車を呼びましょうかといってきた
お願いした
救急車はしばらくして到着して
私を救急車の中にいれ
暑いなぁと救急隊員は言ったまま
なかなか動こうとしない
幻聴が聞こえる
こいつはこんなに強くなるまで回しているのに
こいつの両親はまだ気がつけへんのかなぁ
ひとかどの人間にするとかいうてたけど
こいつは舞台を用意されてないだけで
思いっきり回したから
半端なく強くなってるんやけどなぁ
救急車が動き始めた
隊員が知り合いのように感じられた
救急車は右へ右へと右折を繰り返した
私は途中で意識を失った
意識が戻ったとき
救急車は建物の前で
警察とトレーナーのような人がいた
病院ではないのか?
なんで救急隊員がいないんだ
何の暴力だ?
私は混乱した
トレーナー風の男が手を伸ばしたので
その手をねじった
トレーナー風の男はわめきだした
それを見た警察が
おおげさやねんみたいに
トレーナー風の男を見て
いらだったように
ホルスターに手が触れた
私はビビッた
ホルスターに手が触れたからだ
警察にアカンでといった
やめてくれアカンで
その言葉を繰り返していた
警察は何もしないというそぶりを見せた
アカンでといって
私は警察の防弾チョッキを殴った
わかるでしょう?
そういった
しばらくして看護婦が着て何かを注射したようだった
私は意識を失った
救急車は警察署に向かった
そして私は留置書に担がれた
私はトレーナー風の男に引っかかれ
留置所に入る前には
小指の根元を切られていた
ベルトははずされて
毛布を用意された
しばらく正座をしていたが
意識が遠のいていく
しかしこの眠りで死んでしまうのではと
なんとなく感じた
眠りをどうにかしようとした
警察と役所の人が来た
尋問が始まった
今日、何曜日、いつ?
この質問に「てにをは」を
ばらばらにして何度も質問された
そして今度は
いつ、薬を飲んだか
この質問をばらばらに混ぜながら
質問を繰り返した
私はいい加減にしてくれといった
警察は何度も質問をしてから
やっと去った
部屋に誰も来なくなった
ブブブブブブという小さな音が鳴っていた
彼女は私の捜索願を出したらしく
私はそれを知らずに彼女が警察署に来てると感じて
私はココにいるよと
扉が半分開いたと気に入った
警察は彼女に電話で警察署にいることを伝えたようだ
しばらくして
私は眠りそうになり
死んでしまうかもしれないと感じて
眠らないように動き回った
誰かが私を探している映像が頭によぎった
親父が私を狙撃しようとしている映像が浮かんだ
殺されてもかまわないと思った
私は何度か人生をやり直している
何人目の自分なのだろう
眠い
頭を鉄格子にぶつけた
この調子の自分が一番ましで
この先何人目の自分か知らんが
駄目な自分になっていくんだ
鉄格子に頭をぶつけた
すると両親が来ていた
両親が警察まで来て
そして警察と両親とで
病院へと向かった
私の頭の中で浮かんだ映像は
リアルに彼女のことも
両親のことも察知していたのだ
警察の車に載り病院に向かった
診察まで待たされて
診察をした
私は医者に実験台にするのは
やめてくれといった
医者は戸惑っていた
警察も診察の様子を見ていた
診察が終わり
警察と別れ
実家に向かった
これで入院できると思った
彼女のことが心配になった
突然家を出て警察にいて
そのまま何も告げずに実家にいるなんて
それは彼女を心配させると思った
実家について彼女に電話をした
警察も彼女に連絡を入れていたらしいが
電話を自分からもした