傷

擦り傷も切り傷もない

悪いこともしたことない

そんな大人がたくさんいたら

この世の中は

誰が痛みのわかる人間になるのだろう

ぶつかったり

凹んだり

殴ったり

殴られたり

嫌な思いもして

おとなになっていく

一発アウトの鬼の首取ったみたいな輩

ルールばかりうるさい輩

これは輩だ

モンスターだ

叩かれたことがあれば

その痛さがわかる

批判をさらしてばかりではいかんのもわかる

物語は誰が作る

作者に批判ばかりするのもどうかなぁ

きみの物語はいったいどんなものなの

集団でたむろしてるだけ？

自分の物語

ひとの物語

擦り傷も切り傷もない話

おもしろいかなぁ

批判ばかりの話

おもしろいかなぁ

何もなくても

こころのたびはできる

そらで絵をかくこともできる

なにが言いたいかわからんようになったけど

その物語の作者は神ではない

自分の物語の作者は自分だ

誰かが作る話ではない

歪（いびつ）

形の違う凸凹のピース

それぞれが同じものがない

あちらにはめるとどうなるの

こちらにはめるとどうなるの

化学変化もおこしながら

歪なピースが組み合わさっていく

あそこのでっぱりが

ぼくを刺激するんだ

あそこのぼこが

ぼくを躍らせるんだ

同じものがないんだよ

どこか違ってるんだ

完璧な形なんてないんだ

合う形はあるけどね

歪なピースが組み合わさって

今日もあのこが笑ってる

今日はあのこは泣いている

歪なピースが世界を作る

ぜんぶちがうんだよ

ひとつひとつが宝物なんだよ

あのこを笑ってぼくは誰かに笑われる

歪なピースの組み合わせ

このなぞを解くのは誰だろう

ぼくのなぞを解くのは誰だろう

世界は不思議にまわってる

受け取る

そそがれる愛は全てに平等かもしれません

しかし受け取れる愛は

あなたの形により異なるかもしれません

歪な考えをもっていると

みなにひとしくふりそそいだ愛も

歪になるかもしれません

あなたが出逢いをかえるかもしれません

あなたの心のありようが出逢いをかえるかもしれません

あなたの心のありようが反映されて

出会い方やいろいろのものどもが変わるかもしれません

みなにひとしくあるものが

ひとしくないのは

そのこころのありようのためかもしれません

またおなじように

苦難もひとしく襲ってきているかもしれません

それを受け取るものがどうかで

変わってくるものかもしれません

苦難の裏にあるものを見て

受け取るものと

その苦難を苦難としか見ないものとでは

受け取り方はかわってきます

その先にあるものが見えるものと

その先のことを考えないものとも

受け取り方はかわってくるかもしれません

すべてが同じ条件で襲ってこないから

異なる結果になっているだけかもしれません

同じ経験をしてもその質が異なるのです

受け取る準備をしているかにもよるかもしれません






そんなこといわれても






そうですね

だからみんな違うのでしょう

だからみんなに物語があるのでしょう

だから面白いのかもしれないでしょう

その話が何なのかは知らないけれども

自分の思うように描けたらいいのにね






"
月陰の

いたらぬ里は

なけれども

ながむる人の

こころにぞすむ

（法然）"

逮捕？！

夢の中での話でありますが

音というか

幻聴に悩んでいるわけですが

ある日

ある家に警察が入るわけなんです

で

男が逮捕されたんですな

容疑は

音を特定の人間に出していた

つまり幻聴を製作していたということでした

で

その夢を見てから

生活音は聞こえるものの

幻聴らしきものが聞こえないんですな

なんでだろう

ってなってるわけなんですが

ガリレオというドラマでも

幻聴を製作している犯人がいましたな

ある入院のときなんて

頭に映像が流れてあれってなってたら

幻聴がこうしないと証拠が集められないと

説明していましたな

なんの証拠で

なにを集めているのかは知らないけれども

ある意味ハッキングは

できるんじゃないかなぁと

思っております

怖いね

幻聴逮捕という話でした