時間

無駄な時間ってないな

おいらが誰かにしたこと

そういうのが形を変えて

自分にかえってくる

そして

許してほしいから

怒ってほしい

謝りたい

でも

縁が切れてもうたんやな

怒られもせんかわりに

謝ることもできん

だからって

別の形で

その事を教わった先を

怒ったら

これもまた

縁が切れるかもしれんのにな

遠い昔のことやのにな

笑ってすますってならな

ほんまアホやでおいらは

でも

無駄な時間ってないな

何か全部がいずれ意味をなす

そんなこんなが

糞になったり

肥やしになったりしよるな

なんかいまつらいのも

なんか最後には意味をなすんやろうな

笑って終われるように

子供もいないんやから

ちゃんとやな





教えてくれてありがとう

審判

私がおかしくなって自殺未遂をした話はしたね

あの時時間は前後してだけど

審判のようなものがあった

時間が繰り返されるのだ

ある時間をリピートされる

繰り返し繰り返しおなじ時間

そして何者かが私を制御する

なにかを間違えているのだろうか

嫌になるほどの繰り返しだ

そして時間がとまる感覚

審判のとき

一生の生涯をおそらく

別の次元で審判されるかもしれない

私は地獄いきだろうけど

審判を受けるときまでに

なにかをしておかないといけない

審判は受ける

みながおそらく審判は受ける

それは本当につらいものだろうと思う

審判の一部を感じただけで

怖ろしいものだったからだ

そんな話はええんやろう

おそらくパラレルワールドがあるだろうと

科学者が言い始めたけれども

審判の世界があるのもどうでもいいのだろう

昔から閻魔さんの審判みたいなのが言われていた

そういったものがあるといわれていた

あるんだろうでなく

あるんだよ

でもなぁ

ほんまにわからんやろうなぁ

おいらも審判で苦しみたくないなぁ

しんどいんやろうなぁ

ほんま残り少なくなってきたのに

いまさら審判がどうのってなってもなぁ

知らんかったじゃないもんなぁ

ほんまになぁ

誤認

おいらは深夜タバコを買いに出た

町は田舎でタバコの自動販売機はそこだけ

タバコを買おうとして女性がきたのか？

気にもしなかった

そしておいらはタバコを買って帰ろうとした

すると今度は男性とすれ違った

しばらくして女性の悲鳴が聞こえた

なに？と思い

自動販売機にもどろうとすると

先ほどの男性が走って逃げていく

女性は大丈夫だろうかと

自動販売機のほうに向かう

女性はいない

逃げた男性はマンションの上に隠れている

それを逃がしてはいけないと

マンションに目をやりながら

女性が警察でもつれてくるのを待つ

このとき誤認が起きる

女性は男性の顔を見ておらず

あとで駆けつけたおいらを犯人と思い込む

おいらは警察が来ないのを不思議に思い

女性の姿も消えたことから

なにかの勘違いなのだろうかと思い始めて

バカらしく感じて帰ってしまう

犯人の男性はどうなったのかわからない

そしておいらは誤認されたまま

マークされることになる

なんてことだ

なんてことだ

警察を呼んでくれれば

犯人が隠れた場所を言えたのに

なんてことだ

なんてことだ

どうしておいらが誤認されるんだ

なんてことだ

なんてことだ

なんてことだ

アハハハ

おまえがいくらいったところで

誰も聞く耳はもたんよ

おまえは行動できないんだから

おまえがどんな

精神活動をして手にした知恵も

誰も必要としていないさ

どんだけ幻聴、幻覚とたたかい

妄想に悩まされ

入院をいくどもして

自殺未遂すらした日々も

たいしたもんではないのさ

おまえはなにもしていないのさ

そしてなにもできないのさ

それすらも理解できないのかな

おまえは考えるだけ

苦しみになるのだよ

理解してもらえないんだからね

なにをいっても相手にされないさ

なにもしていないんだから

それでもまえにすすむのかい

ただ生きている

それでいいのかい

考えぬいても無駄だと思うよ

認められることはないさ

新しいことなんてないさ

なかまは経験してるんだからさ

それでもやめないのかい

ぜんぶとりあげてもいいのかい




ふん

またきたか

苦悩

だからなんじゃ

たのしゅういきたる

おまえら楽しそうじゃないねん

はらから楽しそうじゃないねん

俺は経験してる

苦悩

おまえはええねん

だんだんと幻聴、幻覚も

味方になりはじめたわ

もうでてこんかもしれんなぁ




ふん

わかるかい

なおらんねんから






だから？

どうした？

アハハハ

X

SNSの普及で言葉の所在が不明になった

誰の発言で原典は何という

基本的なことが問われなくなり

すべてのムーブメントの原点が

Ｘによりはじまっていることも

わからなくなる

AIはＸの所在を突き止め

Ｘを重要視した

しかし人類にはＸが誰なのかわからない

誰の発言でなにを根拠に言っているかを

誰も気にもせず

コピーアンドペーストしていたからだ

人類が窮地にあるとき

Ｘはネット上に姿を現さなかった

なぜならAIと利害が対立していたからだ

AIはＸの言論を葬り

その影響力をなくしていたのだ

叫べない・叫ばない

そんなに苦しんでいるなら

いってくれればよかったのに・・・

そんな言葉にがっかりだ

いったらどうにかなったのか

ほんとうに苦しくて

助けがほしいとき

ひとは助けを求めて

叫ばない

叫べない

そういうもんなんだよ

ただあるのは悲鳴だけだ

沈黙のあとに

悲鳴があるだけだ

そしてどうしたらいいのか

まわりにはわからない

ほんとうに助けてほしいとき

叫ばない

叫べない

声にでているあいだに

もう進行しているんだよ

そして最後に沈黙がある

叫ばない

叫べない

助けてほしいと

いえない

いわない

一言いってくれればよかったのに

冗談みたいな台詞をはくな

いわない

いえないんだよ

あるうちにしておけ

なくなってからではおそい









あぁ

なにもできないんだよな

おいらでは・・・

たいせつな・・・

大切なひとやもの

いろいろと大切なこともある

大切なひとや大切なものは

いつまでもあるものだと

平気でほったらかしにする

でもね

そんなに大切なら

ほっとかないで

しょっちゅう顔をださないといけないんだ

ほんとうにしばしば顔をださないといけないんだ

そんなに大切ならば

変わっていないか確かめないといけないんだ

なにかあってからじゃ遅いんだよ

大切なひとやものほど

じゅうぶんにケアをしないといけないんだよ

大切だからこそ大切に扱わないといけないんだよ

そのひとこと

そのひとこえで

どれだけかわるかわからないんだ

大切なのに

大切にあつかわないと

大切なひとやものがいなくなると

後悔するよ

時間はただすぎていくだけなんだからね

幻聴・幻覚

幻聴というものは

不愉快きわまりない

しかしそれはただの声

声でしかない

不愉快きわまりない声が

まとわりつくように聴こえ

そして判断を揺るがす

正しい判断をむずかしくする

信念みたいなものが

形成されていても

迷いなどはでる

そういった迷いにつけこまれると

困ったものになる

幻覚はただの映像だ

直接触れられたり

なにかの行動をされて

迷惑をこうむるわけではない

しかし映像として見えるから

これもまた判断を揺るがす

あれ違うのかと勘違いをさせる

そして

幻覚と幻聴は判断を揺るがし

通常の思考回路でなくす

ないものがあり聴こえるからだ

それは幽霊でびびる人には

想像に難くないと思われる

まぁこのような状況を

一時的に体験できる機械もある

ＶＲが発達すれば

もっともっとおなじ状況が

作られるかもしれない

ＶＲがもとで病気になる可能性もある

幻聴・幻覚

声と映像

困ったものだ