台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

3月号の「な~るほど・ザ・台湾」----「KANO」

2014-03-01 07:29:00 | な~るほど・ザ・台湾

先月の22日に嘉義市立球場行われたで映画「KANO」のプレミア上映会では大勢の方々が鑑賞されたようです。また、27日からは一般公開がされます。まさに、今の嘉義は「KANO」で一色のようです。

さて、「KANO」とは「嘉義農林」のことであり、昭和6年の甲子園で準優勝を勝ち取った野球チームです。特に注目を浴びたのは、この「KANO」は原住民、漢人と日本人との混成チームであり、原住民に対する珍しさとともに彼らの先天的な運動能力に当時の日本人は驚嘆したのでしょう。ひたすら、「投げて・打つ・走る」という野球の原点を忠実に実行したチームでした。ともすると、余りにも、小細工が多くやプロ野球に近くなってきた高校野球の中で、改めて体でぶつかる荒々しい野球を実践した「KANO」を見てほしいと思います。

今月の「な~るほど・ザ・台湾」ではチームを率いる近藤兵太郎監督はどのようにしてこの「KANO」をここまで引き上げたか、野球一筋で人生を過ごした近藤の野球哲学を書いてみました。是非ご覧ください。

プロデューサーは「海角七號」で一躍有名になった魏徳聖で、近藤兵太郎を演じるのは永瀬正敏です。なお、日本での上映はゴールデンウィーク辺りになるようです。楽しみです。

その他、これまでの「台湾に残る日本の神々」の連載では「苗栗神社」と「嘉義神社」を取り上げています。

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