台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台南州 大崙社

2009-01-31 08:40:53 | 台南州

奥の公園入口後方に神社が建立された

石燈籠の笠の部分である

過去の隆盛を極めた姿は今なお残る旧斗六製糖所内の施設に見ることが出来る。この工場に働く職員の子女の小学校、工員宿舎、娯楽施設や公園などである。また神社も建立された。光復後、娯楽施設は招待所となり、公園は斗園と呼ばれた。現在、招待所は廃墟となっているが、斗園は造園技術を駆使して作られ、工員の憩いの場でもあった。今なお当時の栄華を彷彿させる面影を残している。雑草が茂って神社のあった場所までは辿り着くことが出来ないが、高く聳える杉の木で神社存在場所は判断できた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 台南州 曾文神社 | トップ | 高雄州 橋子頭社 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

台南州」カテゴリの最新記事