台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台南州 湾裡社

2008-11-29 11:33:34 | 台南州
湾裡社は現在の善化製糖工場内に企業神社として昭和5年(1930年)10月20日に鎮座した。光復後、神社は取壊され、神苑には善化小学校が建立された。その時、狛犬だけが難を逃れて工場内の奥に移されたのである。ちょうど227之6の前あたりにある。尚、狛犬の石台には「奉納」の他に「昭和13年」の文字まで判読出来た。
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7 コメント

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Unknown (liau)
2009-02-11 03:37:28
はじめまして、liauです

”神苑には善化小学校が建立された”

実は善"糖"國小=善"糖"小学校 is the right school.

両校の名前が似てます

僕の日本語が下手です, よろしくお願いします
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Unknown (金子展也)
2009-02-11 08:51:37
Liauさん
私のブログを見て頂いて有難うございます。また、ご指摘大変有難うございました
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父母が結婚し生活した場所湾裡 (前畑 常男)
2013-08-29 23:23:08
台湾製糖に勤めていた父は、昭和15年に湾裡製糖所におり、そこで結婚をしました。兄・姉はそこで生まれています。そのご、橋仔頭に移り、そこで私は生まれました。昭和20年のことです。別のホームページでは、神社の寄進名簿(石)には、台糖大阪工場で父の先輩でもある方の名前を見つけなつかしく思いました。
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神社の狛犬に名前が (前畑 常男)
2013-08-29 23:27:58
別のホームページとしましたが、狛犬の台座にある名前で左端の方です。
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Unknown (金子展也)
2013-08-31 15:55:11
前畑様
コメントありがとうございました。もう少し遺跡が残っているといいのですが...狛犬の他に灯籠の一部も残っており「中島與市」と書かれていました。神社氏子総代と聞いていますが何か知っていましたら教えてください。
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12月26日訪問 (前畑常男)
2014-01-29 22:13:06
昨12月26日に妻、孫と3人で善化糖敞を訪問しました。高雄のホテルで3泊したのですが、その日は旅行社で用意してもらった車と80歳の通訳の方とで訪問しました。工場の方は歓迎をしていただき、狛犬や灯篭も実際に見て写真を撮りました。中島さんは、当時の湾裡製糖所の工場長です。氏子総代となっているのも理解できます。この灯篭は、2011年に付近を整備するために整地していたときに掘り起こされたものです。掘り起こされた時の様子がyou-tubeでも見ることができます。父の残したアルバムでは、昭和12年頃の湾裡社秋祭りの様子が何枚か見ることができます。神主さんを中心にした写真や神輿をかつぐ様子など・・・・・。
 とても心に残る旅行となりました。
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湾裡社 (金子展也)
2014-02-01 09:06:29
前畑様

コメント頂き、大変有難うございました。実は、この神社に関する資料がほとんどなく困っていました。近いうちに出版する本の中でも紹介したく思っております。是非、神社に関する資料をご提供頂けませんでしょうか。連絡先は下記になります。何卒宜しくお願いいたします。
jinjya_taiwan@mail.goo.ne.jp
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