台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台東廳 (関山郡池上庄新関園) 池上祠

2010-12-09 22:46:50 | 台東廳
 
玉蟾園入口                             神社のあった場所

池上郷一帯

鎮座日:昭和7年(1932年)12月20日  祭神:大国魂命、大己貴命、少彦名命、能久親王例祭日:12月20日  社格:社
鎮座地:關山郡池上庄新開園
現住所:台東県池上郷錦園村新開園162号

池上祠は池上の田園を一望に見渡せる小高い丘にあった。現在この場所は玉蟾園という民宿センターになっている。ご主人の頼さんによると、約20数年前までは鳥居と2つの基壇があり、取り壊した際、それぞれの基壇から銅鏡と剣が一つずつ出てきたとのこと。残念ながら、今は神社の面影を残すものは何一つない。この玉蟾園は頼さんの父親が神社のあった場所は「福地(幸福をもたらす土地)」であるため、この場所も含めて2万坪の土地を購入したとのことであった。

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